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2014年1月30日 (木)

消極的な上司と優柔不断な部下の成功と失敗

上司と部下の両方を持つ上司(中間管理者)がいます。

上司から説明や指示を受けた上司(中間管理者)は、

直ぐにその説明と内容を部下に伝えたくなる人と

ついつい躊躇して先延ばししたくなる人に分かれます。

後者が、昨日説明しました、

常に仕事が遅くなる「消極的な上司」です。

この「消極的な上司」のもとに、

多くのことが気になって迷いやすい「優柔不断な部下」が

配属されると、

両者は互いに助け合うことができず

上司はそのまた上司から

「いつまでもたもたしているんだ!」と怒られる結果に

なってしまうのです。

Photo_5
※代々木公園・園内の水仙


職場の人間関係には多くの悩みやストレスがつきものです。
上司との相性によって、部下はやる気を出したりやる気が削がれたりします。
一方、部下との相性によって、できる上司になったりできない上司になったりすることもあるのです。
このブログでは、上司と部下の組み合わせで生じる人間関係の成功と失敗についての話を毎日更新しています。

今日は、「消極的な上司」と「優柔不断な部下」との人間関係についてです。

13タイプの上司と、13タイプの部下をチェックできます)

●消極的な上司(退避の動き)と優柔不断な部下(注意不明の動き)の成功

退避の動き 」を持つ「消極的な上司」は、部下に対する説明や指示は、できるだけ慎重にしなければならないと感じ、ついつい先延ばしになってしまうのが特徴です。
そして、直ぐに行うことによって生じる失敗を恐れて、何事にも消極的になるタイプです。

一方、「注意不明の動き」」を持つ「優柔不断な部下」は、あれこれ多くのことが気になって、なかなか注意点を一つに絞れないことが特徴です。
そして重要な問題はすぐに解決するよりも、時間をかけていろいろ検討するべきだと思うタイプです。

この二人が一緒に仕事をすると、「消極的な上司」は、部下に対しての説明や指示を直ぐに行わず、ついつい先延ばしにしてしまいます。

それに対して、「優柔不断な部下」は、上司の説明や指示に対して、多くのことが気になってしまうので、ひとつひとつ質問を繰り返すことになります。

二人は、直ぐに行動に移すことよりも、時間をかけて慎重に考えたり検討したりすることが大切だと考える部分については非常に気が合うので、打ち合わせは常に長時間に渡ってしまいます。

上司の初動において遅れが生じ、その後の二人の打ち合わせにおいても大幅に遅れてしまうために、大抵の案件は、他の部署や競争会社に負けてしまいます。

にもかかわらず、このような二人の組み合わせが大きな成功を収めるとしたら、案件が急きょ大幅な変更になったり取りやめになったりしてしまい、この二人がなかなか実行に移さなかったことで、大きなチャンスに巡り合うときに限られるでしょう。

もちろん、そのようなチャンスは、めったに訪れるものではありません。
                        
          Photo          
   
     ※注意不明の動きを持つ部下   ※退避の動きを持つ上司

●消極的な上司(退避の動き)と優柔不断な部下(注意不明の動き)の失敗

退避の動き
」を持つ「消極的な上司」の欠点は、何事も慎重になり過ぎることです。

一方、「注意不明の動き」を持つ「優柔不断な部下」の欠点は、いろいろと気になって迷い過ぎることです。

この二人が一緒に仕事をすると、何事も慎重になり過ぎる「消極的な上司」は、常に部下に対しての説明や指示が遅くなってしまいます。

そしてまた、直ぐに行動することよりも、十分に調査したり検討したりすることの方が大切だと感じている「優柔不断な部下」は、上司の遅れは全く気にしないで、自分が納得できるまで、いろいろな疑問点に関する質問や相談を繰り返してしまいます。

こうした二人の組み合わせは、お互いが協力しようとすればするほど、お互いが手に手を取って、タイムオーバーという結果に向かって突き進んでしまうのです。

●消極的な上司(退避の動き)へのアドバイス

「不注意指示の動き」を持つ「優柔不断な部下」は、いろいろ多くのことが気になって迷いやすいタイプだということを理解する必要があります。

したがって、この「優柔不断な部下」に対しては、説明や指示をできるだけ単純明快にして、迷わないように時々チェックをすることが大切です。
            Photo_2 ※注意不明の動きを持つ部下

●優柔不断な部下(注意不明の動き)へのアドバイス

退避の動きを持つ「消極的な上司」は、説明や指示をついつい先延ばしにするタイプだということを理解する必要があります。

したがって、この「消極的な上司」からは、できるだけ早く、明確な説明や指示を聞き出すことが大切です。
             Photo_3 ※退避の動きを持つ上司

 
 

 
 

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