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2013年12月15日 (日)

消極的な上司と前向きな部下の成功と失敗

職場の人間関係には多くの悩みやストレスがつきものです。
上司との相性によって、部下はやる気を出したりやる気が削がれたりします。
一方、部下との相性によって、できる上司になったりできない上司になったりすることもあるのです。
このブログでは、上司と部下の組み合わせで生じる人間関係の成功と失敗についての話を毎日更新しています。
今日は、「消極的な上司」と「前向きな部下」との人間関係についてです。


●消極的な上司(退避の動き)と、前向きな部下(接近の動き)の成功


退避の動き 」を持つ上司は、部下に対する説明や指示は、できるだけ慎重にしなければいけないと感じ、ついつい先延ばしになってしまうのが特徴です。
そして、直ぐに行うことによって生じる失敗を恐れて、何事にも消極的になるタイプです。


一方、「接近の動き 」を持つ部下は、上司の説明や指示に対しては、前向きに熱心に対応し、着々と行動するのが特徴です。そして、誰に対しても常に親しみやすく接するタイプです。

の二人が一緒に仕事をすると、上司は部下に対する説明や指示を、いつも先延ばしにして、なかなか伝えようとしません。これに対して部下は、上司の説明や指示が遅れていると感じると、相談や質問をうまく投げかけて、上司からの説明や指示を聞き出そうと取り組みます。

したがって、部下が、この上司から説明や指示を聞き取った時には、すでに他の部署や競合他社に相当後れを取っていますが、前向きで実行力のある部下によって、大抵の遅れは取り戻すことができます。

そんな二人の組み合わせは、常に積極的で熱心な部下が、上司の説明や指示がいつも遅いというハンデを挽回して、物事を成し遂げていきます。

一方で、上司が常に慎重に物事に取り組もうとする姿勢が功を奏し、行動力のある部下をうまくコントロールすることで、二人の仕事はいつもミスなく着実に行われるという大きな特徴があります。

    Photo
  ※接近の動きを持つ部下     ※退避の動きを持つ上司


●消極的な上司(退避の動き)と、前向きな部下(接近の動き)の失敗

退避の動きの上司の欠点は、何事も先延ばしにしてしまうことです。

接近の動きの部下の欠点は、何事にも前向きに取り組み過ぎることです。

この二人が一緒に仕事をすると、常に物事を先延ばしにしたいと思う上司に対して、部下は常に何事も前向きに積極的に取り組もうと思うので、お互いになかなか気が合いません。
部下は上司のやる気のなさに不満に感じ、上司はいつも前向きでやる気のある部下を軽率だと思ったり、また、強いプレッシャーを感じたりしてしまいます。

したがって、この上司は、前向きな部下が上司の分までカバーして物事を成し遂げる姿勢をなかなか評価することができません。

また、上司が部下の能力を認めることができないために、この部下は上司から一度も誉められたり感謝されたりすることがなく、常にやりがいのないむなしさを感じてしまいます。

●消極的な上司(退避の動き)へのアドバイス

接近の動きを持つ部下は、何事も、前向きで積極的なタイプだということを理解する必要があります。

したがって、このタイプの部下に対しては、できるだけ速やかに説明や指示を行うことが大切です。
        Photo_2*接近の動きをもつ部下

●前向きな部下(接近の動き)へのアドバイス

退避の動きを持つ上司は、何事もできるだけ先延ばしにしたくなるタイプだということを理解する必要があります。

したがって、このタイプの上司からは、何とかして早く説明や指示を聞き取ることが大切です。

         Photo_3
*退避の動きを持つ上司

 
13種類の人の動き
Photo_21_2

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