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2013年12月14日 (土)

突進する上司と消極的な部下の成功と失敗

職場の人間関係には多くの悩みやストレスがつきものです。
上司との相性によって、部下はやる気を出したりやる気が削がれたりします。
一方、部下との相性によって、できる上司になったりできない上司になったりすることもあるのです。
このブログでは、上司と部下の組み合わせで生じる人間関係の成功と失敗についての話を毎日更新しています。
今日は、「突進する上司」と「消極的な部下」との人間関係についてです。


●突進する上司(突進の動き)と、消極的な部下(退避の動き)の成功


突進の動き 」を持つ上司は、部下に対しては、常に唐突に説明や指示を行い、直ちに行動することを求めるのが特徴です。
そして、何事も先んじて成し遂げることが大切なのだと感じている、猪突猛進型タイプです。


一方、「退避の動き 」を持つ部下は、上司の説明や指示に対して積極的にかかわることはなく、常に慎重に対応するのが特徴です。
そして、何事も急がずに、できるだけ時間をかけて取り組むことが大切だと感じる消極的なタイプです。


の二人が一緒に仕事をすると、上司はいつも部下に対して、とにかく直ぐに行動することを望みますが、部下は行動することはできるだけ先延ばしにして、行動する意味や理由についてじっくり検討することを望んでいますので、お互いに大きな不満を感じてしまいます。

そんな二人は、お互いに協力して物事を成し遂げることなど到底あり得ないと感じがちですが、無意識のうちに、部下が上司の失敗を防ぐことができるという一面もあります。

それは、このタイプの上司の説明や指示は、往々にして勘違いや思い込みが多く、細かい部分の情報を省略しやすいという特徴がありますが、部下が行動を先延ばしにして、いろいろと意見を述べたり反対したりすることによって、単純なミスや大きな問題点に気付き、大事に至らないですむという利点があるからです。

    Photo
  ※退避の動きを持つ部下     ※突進の動きを持つ上司


●突進する上司(突進の動き)と、消極的な部下(退避の動き)の失敗

突進の動きの上司の欠点は、何事も唐突に行動してしまうことです。

退避の動きの部下の欠点は、何事にも消極的になってしまうことです。

この二人が一緒に仕事をすると、常に間髪を入れず行動することを求める上司に対して、部下は何事も直ぐには行動しないで、十分に検討をしていろいろな問題点を見つけだす出すことの方が大切なのだと感じています。

したがって、上司はいつもあれこれ理屈ばかり並べてなかなか行動に移さない部下に対して腹を立ててしまいます。
部下の方もまた、上司の唐突な説明や指示に対して、不信感を抱いてしまうので、二人の溝は広がるばかりです。

どんな小さな組織であっても、上司が部下に対して出した指示を、部下がよく理解して、行動に移すことによって何らかの成果が上がるものです。
ところが、この二人の関係は、上司が部下に指示を出す時点において、お互いの価値観が全然かみ合わないため、二人はなかなか成果を上げることができないのです。


●突進する上司(突進の動き)へのアドバイス

退避の動きを持つ部下は、何事も、できるだけ先延ばしにしたくなるタイプだということを理解する必要があります。

したがって、このタイプの部下に対しては、何事も上司からの指示ではなく、自分が考えたことなのだと思わせることが大切です。

        Photo_2*退避の動きをもつ部下

●消極的な部下(退避の動き)へのアドバイス

突進の動きを持つ上司は、何事もできるだけ直ぐに行動したくなるタイプだということを理解する必要があります。

したがって、このタイプの上司の指示には、何とか努力をして、できるだけ早い行動をするよう心掛けることが大切です。

         Photo_2
*突進の動きを持つ上司

 
 
13種類の人の動き

Photo_21_2

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