« 消極的な上司と機敏な部下の成功と失敗 | トップページ | 消極的な上司と消極的な部下の成功と失敗 »

2013年12月17日 (火)

消極的な上司と突進する部下の成功と失敗

職場の人間関係には多くの悩みやストレスがつきものです。
上司との相性によって、部下はやる気を出したりやる気が削がれたりします。
一方、部下との相性によって、できる上司になったりできない上司になったりすることもあるのです。
このブログでは、上司と部下の組み合わせで生じる人間関係の成功と失敗についての話を毎日更新しています。
今日は、「消極的な上司」と「突進する部下」との人間関係についてです。


●消極的な上司(退避の動き)と、突進する部下(突進の動き)の成功


退避の動き 」を持つ上司は、部下に対する説明や指示は、できるだけ慎重にしなければいけないと感じ、ついつい先延ばしになってしまうのが特徴です。
そして、直ぐに行うことによって生じる失敗を恐れて、何事にも消極的になるタイプです。


一方、「突進の動き 」を持つ部下は、上司からの説明や指示を聞き取るや否や、直ちに行動に移すのが特徴です。
そして、何事も先んじて行うことに意義があると感じている、猪突猛進型タイプです。


の二人が一緒に仕事をすると、部下に対する説明や指示を、いつも先延ばしにしたくなる消極的な上司に対して、何事も失敗を恐れず、直ちに行動することこそが重要だと感じている部下は、価値観が全く異なるために、なかなか考え方がかみ合いません。

しかし、この部下は、説明や指示が先延ばしになりがちな上司に対して、臆することなく激しく催促をして、上司から説明や指示を聞き取るや否や、猛烈な勢いで実行に移します。

何事も慎重にしたいと思う上司にとっては、猪突猛進型の部下の行動が不安で仕方がありませんが、慎重すぎる上司と猛烈なスピードで行動する部下の組み合わせは、意外にも速くて
正確な結果を生み出しやすいのです。     
      Photo_3
    ※突進の動きを持つ部下     ※退避の動きを持つ上司


●消極的な上司(退避の動き)と、突進する部下(突進の動き)の失敗

退避の動きの上司の欠点は、何事も先延ばしにしてしまうことです。

突進の動きの部下の欠点は、何事も直ちに実行してしまうことです。

この二人が一緒に仕事をすると、部下への説明や指示をついつい先延ばしにしてしまう上司に対して、少しでも早く説明や指示を聞き取って、直ちに実行したいと思う部下とは、仕事を着手するタイミングに関して全く気が合いません。

上司は部下に対して、あまりにも唐突過ぎる行動が大きな失敗を引き起こすのではないかと不安に感じ、一方、部下は上司に対して、ぐずぐずと躊躇ばかりしていては、他の部署や競合他社との競争に負けてしまうと感じて不満でなりません。

このような状況で、部下が上司に少しでも早く説明や指示をしてくれるように強く要求すると、上司はかえってかたくなになって、そのタイミングをよけいに引き延ばすことになってしまいます。

すると、なかなかはっきりしない上司からの説明や指示を待ちきれなくなった部下が、上司の許可をとらずに唐突に行動してしまい、多くの失敗を招く結果となるのです。

●消極的な上司(退避の動き)へのアドバイス

突進の動きを持つ部下は、できるだけ速やかに行動したいと思うタイプだということを理解する必要があります。

したがって、このタイプの部下に対しては、できるだけ速やかに説明や指示を行うことが大切です。
        Photo_4 ※突進の動きをもつ部下

●突進する部下(突進の動き)へのアドバイス

退避の動きを持つ上司は、何事もできるだけ先延ばしにしたくなるタイプだということを理解する必要があります。

したがって、このタイプの上司からは、何とかうまく働きかけて、早く説明や指示を聞き取ることが大切です。

         Photo_3
退避の動きを持つ上司


13種類の人の動き

Photo_21_2

|

« 消極的な上司と機敏な部下の成功と失敗 | トップページ | 消極的な上司と消極的な部下の成功と失敗 »

◆上司と部下の「動き」の組み合わせから生まれる成功と失敗」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119616/58772627

この記事へのトラックバック一覧です: 消極的な上司と突進する部下の成功と失敗:

« 消極的な上司と機敏な部下の成功と失敗 | トップページ | 消極的な上司と消極的な部下の成功と失敗 »