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2013年12月 1日 (日)

前向きな上司と消極的な部下の成功と失敗

職場の人間関係には多くの悩みやストレスがつきものです。
上司との相性によって、部下はやる気を出したりやる気が削がれたりします。
一方、部下との相性によって、できる上司になったりできない上司になったりすることもあるのです。
このブログでは、上司と部下の組み合わせで生じる人間関係の成功と失敗についての話を毎日更新しています。

今日は、「前向きな上司」と「消極的な部下」との人間関係についてです。


●前向きな上司(接近の動き)と、消極的な部下(退避の動き)の成功


接近の動き 」を持つ上司は、部下に対しての説明や指示を前向きで熱心な態度で行い、自らも進んで行動しようとするのが特徴です。そして誰に対しても常に親しみやすく接するというタイプです。

一方、「退避の動き 」を持つ部下は、上司の説明や指示に対して積極的にかかわることはなく、常に慎重に対応するのが特徴です。
そして、何事も急がずに、できるだけ時間をかけて取り組むことが大切だと感じる消極的なタイプです。


の二人が一緒に仕事をすると、上司は常に前向きで熱心に説明や指示をするのに対して、部下はなかなか積極的には対応しません。
部下は落ち着いて慎重に上司の説明や指示を聞き始めますが、聞けば聞くほど消極的になっていき、そのうちに、やる気を失ったような非協力的な態度になってしまいがちです。

しかし、前向きで熱心な上司は、自分の説明や指示がわかりにくいのではないかと感じて、何度も説明や指示を繰り返し、それでもはっきりとした態度をとらない部下をうながして、自ら進んで一緒になって実行に移します。

そしてこの部下が、率先垂範型の上司につられて行動を共にし始めると
、今度は、上司の指示ではなく自分の意志で行動していると感じるようになり、次第に組織の一員となって機能するようになることがあります

Photo_6
※退避の動きを持つ部下     ※接近の動きを持つ上司


●前向きな上司(接近の動き)と、消極的な部下(退避の動き)の失敗

接近の動きの上司の欠点は、何事にも前向き過ぎたり熱心過ぎたりすることです。
 

一方、退避の動きの部下の欠点は、すぐに協力的な対応をしないで、やる気のない態度を示してしまうことです。

したがって、この二人が一緒に仕事をすると、上司の前向きで熱心な説明や指示に対して、この部下はいつも非協力的な態度をとってしまいます。
そのために上司は、よりいっそう熱心になって説明や指示をして、部下と一緒になって物事に取り組もうとします。

しかし、上司が率先垂範して一緒に取り組み始めた作業に対しても、この部下はなかなかやる気をだすことができません。

人一倍やる気のある上司と、できるだけ物事を後にのばそうとするタイプの部下の組み合わせでは、常に上司が部下の分までフォローして行動しなければならなくなり、部下の方は上司の気持ちや行動がなかなか理解できないという関係が続いてしまうのです。

●前向きな上司(接近の動き)へのアドバイス

退避の動きを持つ部下は、協力的な態度が苦手で、なかなかやる気をださないタイプだということを理解する必要があります。

したがって、このタイプの部下に対しては、上司からの指示ではなく、いかにも自分が考えたことであるかのように思わせることが大切です。
     Photo_7
*退避の動きをもつ部下

●消極的な部下(退避の動き)へのアドバイス

接近の動きを持つ上司は、常に前向きで熱心な上司であることを理解する必要があります。のばす

したがって、このタイプの上司に対しては、何事も後にのばそうという気持ちを抑えて、できるだけ協力的な対応をすることが大切なのです。
       Photo_10
*接近の動きを持つ上司

 
 
13種類の人の動き

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