年賀状の「種明かし」

●「A店」が売れて「B店」が売れない理由は?

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●種明かし

(1)A店の詳しい全景

年賀状では、人だかりでよくわからないA店の全景です。

この店の構造は、「店員空間のない、接触・引き込み・回遊型店」で、

最近よく見かける「駅ナカ・駅ソト」のファッション店です。
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(2)B店の詳しい全景

こちらはB店の全景です。

この店の構造も、A店と全く同じような「店員空間のない、接触・引き込み・回遊型店」で、

最近よく見かける「駅ナカ・駅ソト」のファッション店です。
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●ここまでの「種明かし」で、まだわからない場合は、次へ。


(3)A店の「商品空間」と「店員空間」と「客空間」と「店員のアクション」

「入りやすい店」の条件とは、

「商品空間」と「店員空間」と「客空間」と「店員のアクション」の、

「なわばり」が解除されていることです。

①店頭中央の「商品空間」は、床に近い位置から商品が陳列されているために、

「戸板一枚の店」の「商品空間」となっていて、最も「なわばり」が解除されています。

②店頭の「商品空間」の「なわばり」が解除されることによって、

店頭の両脇に、「なわばり」が解除された出入り口が生まれています。

これによって、A店は、

お客様を店内に誘導するための第一関門が突破された状態に

なっているのです。

③店内の商品空間も、床に近い位置から商品が陳列されているために、

「なわばり」が解除された回遊通路が生み出されています。

④「店員空間」のない構造の店の場合は、「店員空間」と「客空間」が重なっているために、

店員が「なわばり」を解除するアクション(接客中、作業中のアクション)を行うことが

大切になります。

A店の店員は、作業中のアクションを繰り返しているために、

回遊通路の「なわばり」が解除されているのです。

以上のように、

A店は、「商品空間」と「店員空間」と「客空間」と「店員のアクション」の

「なわばり」を解除して、大勢のお客様を引きつけることが、売れる理由なのです。


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(4)B店の「商品空間」と「店員空間」と「客空間」と「店員のアクション」

「入りにくい店」の条件とは、

「商品空間」と「店員空間」と「客空間」と「店員のアクション」の、

「なわばり」が主張されていることです。

①店頭中央の「商品空間」は、床から高い位置に商品が陳列されているために、

「戸板一枚の店」の「商品空間」ではなく、

「なわばり」が主張された「商品空間」となっています。

②店頭の「商品空間」の「なわばり」が主張されているために、

店頭の両脇につくられた出入口は、お客様にとっては、

非常に入りにくい「出入口」となっています。

そのため、B店は、

お客様を店内に誘導するための第一関門で、

大きな失敗が生じていることになるのです。

③店内の「商品空間」も、床から高い位置に商品が陳列されているために、

「なわばり」が解除された回遊通路が生み出されていません。

④「店員空間」のない構造の店の場合は、「店員空間」と「客空間」が重なっているために、

店員が「なわばり」を主張するアクション(じっと立つアクション)を行うと、

回遊通路の「なわばり」が主張され、回遊しにくい通路となるのです。

B店の店員は、じっと立って客を待ち続けているために、

「なわばり」を主張して、客を遠ざける結果になっているのです。

以上のように、

B店は、「商品空間」と「店員空間」と「客空間」と「店員のアクション」が、

「なわばり」を主張して、大勢のお客様を遠ざけることが、売れない理由なのです。

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