13.店にやって来た「動かないお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客
こんにちは。
リアルショップには、13タイプのお客様がやって来ます。
その内訳は、
(1)回転の動きをする四つのタイプ
①一点注意 ②全体注意 ③不注意指示 ④注意不明
(2)上下の動きをする四つのタイプ
⑤攻撃 ⑥協調 ⑦独断 ⑧虚脱
(3)前後の動きをする四つのタイプ
⑨接近 ➉機敏 ⑪突進 ⑫退避
(4)いずれにも動かない一つのタイプ
⑬不動
の合計13タイプです。
さて、今日は、最後の13タイプ目のお客様を紹介します。
【本日のお客様は、不動の動きをするお客様です】
※「不動の動きをするお客様」は、おしゃべりは比較的得意ですが、ほとんど行動しないのが特徴です。
「不動の動きをするお客様」は、周囲の人から、取り立てて特徴のないタイプの人だというイメージを持たれていますが、それは、このタイプの人が回転、上下、前後のいずれの方向にもほとんど動かないで話をするからです。
そして、このタイプのお客様は、常に、何事も慌てて直ぐに行動するのではなく、じっくりと構えて、状況が変化していくことを見定めながら、行動する時期を待つことが大切なのだと考えています。
そのために、買い物をする場合も、店員にいろいろと質問したり相談したりはしますが、自分から進んで店内を回遊したり、商品を探したりはしません。
また、店員の案内や説明に対して、表情の変化や身体の動きを全く伴わないで返事をするために、内容が分かったのかどうかや、その商品に興味があるのか無いのかが、大変わかりにくいタイプです。
ところが、このタイプの人は、実は、店員からいろいろと案内や説明を受けたり、積極的にすすめられたりすることを望んでいるのです。
したがって、このタイプのお客様に対しては、直ぐに接客を開始して、積極的に要望の商品を聞き出して、いろいろと品物を見せながら、お客様にピッタリだと思う商品を、遠慮することなくすすめてあげることが大切になります。
このタイプのお客様は、手や腕や頭や上半身をほとんど動かさないで(不動の動き)話をし、感情を表に出さないことが得意なので、直ぐに「不動の動きをするお客様」だということを見抜くことができます。
【このタイプのお客様への注意点】
このタイプのお客様は、ほとんど身体を動かさないで会話をするために、本当は何を考えているのかがよく分からないというイメージを与えますが、気後れせずに積極的に接客を続けることが大切になります。
このタイプのお客様は、普段、自分から積極的に行動することが少ないために、なかなか物事が思い通りに進むことがありません。
そのため、あれこれ細かく世話を焼き、積極的に商品をすすめてあげることが功を奏しやすいタイプなのです。
お客様が断らない限りは、自分の接客が受け入れられているのだと自信を持って、商品を選んで紹介したり、積極的に購入の決定を促してあげたりすることが、このタイプのお客様には満足を提供することになります。
【関連記事1】
1.店にやって来た「一点注意の動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
2.店にやって来た「全体注意の動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
3.店にやって来た「不注意指示の動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
4.店にやって来た「注意不明の動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
5.店にやって来た「攻撃の動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
6.店にやって来た「協調的な動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
7.店にやって来た「独断の動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
8.店にやって来た「虚脱の動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
9.店にやって来た「接近の動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
10.店にやって来た「機敏の動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
11.店にやって来た「突進するお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
12.店にやって来た「退避の動きをするお客様」に対する、感じの良い接客、感じの悪い接客。
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