カテゴリー「◆東京キャラクターストリート」の24件の記事

2013年3月 1日 (金)

東京キャラクターストリートはなぜ客を引きつけるのか?

「サクラパワー」と「冷やかし安全信号」が多くの客を引きつている

東京キャラクターストリートを構成する「21店舗(イベントスペースのお店を含む)」の全ての店の、「客を引きつける店員のアクション」と「客を引きつける客のアクション」を分析しています。

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(1)日本一の「移動空間」に存在する21店舗の店

100年前の姿に戻ったJR東京駅丸の内駅舎のリニューアルなど、東京駅および周辺のリニューアルを背景にして、東京駅がますます魅力的な回遊空間として人気を集めています。
大勢の見知らぬ客がそれぞれの目的をもって移動する空間(移動空間)に存在する「東京キャラクターストリート」は典型的な「移動空間」に生まれた「第四世代の店」と言えるでしょう。

●東京キャラクターストリート平面図(番号は店舗名番号と同じ)Photo_2

(2)「似たような店」がたくさん集まる場所に、人は引きつけられる

キャラクター関連グッズを販売している店ばかり21店舗を集めることによって、多くの客を引きつけています。客は同じような店が集まるところは、安くていいものが購入できると感じて強く引きつけられるのです。
縁日の市、朝市、朝顔市、ボロ市など、いずれも「似たような店」が立ち並び大勢の客を引きつけています。近くにある「東京ラーメンストリート」や「東京おかしランド」も同じです。

(3)全ての店が同じ構造をしている

店は、「商品空間」と「店員空間」と「客空間」の三空間から構成されており、その三空間がどのようにつくられた店であるかによって、八つのタイプの構造に分類できます。

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東京キャラクターストリートの店は、全て「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型」の構造をしています。

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(4)東京キャラクターストリート全体が一つの店になっている。

同じ店舗構造で、似たような商品を販売しているために、東京キャラクターストリートが規模の大きいい「一つの店」であるかのように感じさせています。客はそれぞれの店は、東京キャラクターストリートの各コーナーだと感じて、店から店へ回遊しているのです。

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(5)商品空間は「なわばり解除」されている

一般的な店が、商品空間にディスプレイするためにわざわざ購入する「冷やかし安全信号」そのものを、商品として販売しているために、店全体が「なわばり解除」されています

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(6)「客を引きつける店員のアクション」になっている

店員(販売員)が何らかの作業をしていたり、他の客に接客をしていると、店員(販売員)の「なわばり主張」は手薄になり、店のなわばりは解除された状態(なわばり解除)になるため、客は近づきやすくなります。

言いかえれば、客は店員(販売員)が自分以外のものに注意を集中していることがわかると、すぐには接客されないと感じられるため、安心して商品に近づくことができるのです

1.作業中のアクション例

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2.他の客に接客中のアクション例

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(7)「客を遠ざける店員のアクション」が少ない

店員(販売員)が店頭や店内にじっと立っていると、店員が自分のなわばりであることを主張(なわばり主張)しているように感じられるため、侵入者である客は無意識のうちに遠ざかってしまいます。

言いかえれば、店員(販売員)が店頭や店内でじっと客を待っている様子を見ると、客はすぐに接客され自由に商品を見ることができないと感じます。

そのため、まだ、買うか買わないかがはっきりしていない客は、警戒して遠ざかってしまうのです。

1.店頭や店内でじっと立つアクション例

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2.早すぎる「いらっしゃいませ」の例


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(8)「サクラパワー現象」が生じやすい

店に客が何人かつくと、すぐには接客されない状況、すなわち客にとって安全な状況になります。
このように、先客の姿は次の客を引きつける大きな力になります。このような客を引きつける客の力を「サクラパワー現象」と呼びます


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※サクラパワー事例1

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※サクラパワー事例2

●東京キャラクターストリートは「第四世代の店」の条件を備えた店

第四世代の店は、見知らぬ客が大勢行き交う「移動空間」に立地して、「第四世代の店の構造」をして、「一見接客」を行うことによって多くの客を引きつけています。
東京キャラクターストリートも、「移動中に買い物がしたくなる」という人間の基本的な性質を背景にした、「移動客」を対象にした店なのです。


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●東京キャラクターストリートの21店舗

 なめこ市場(いちばんプラザ)

 1.松竹歌舞伎屋本舗

 2.ジャンプショップ

 3.トミカショップ

 4.プラレールショップ

 5.NHKキャラクターショップ

 6.プリキュアプリティストア

 7.スヌーピータウンミニ

 8.ラスカルショップ 

 9.どんぐりガーデン

10.フジテレビショップ

11.テレ東本舗

12.TBSストア 

13.日テレ屋

14.テレアサショップ

15.K-spot

16.ミッフィースタイル

17.ハローキティショップ

18.リラックマストア

19.カピバラさんキュルッとショップ

20.ウルトラマンワールドM78

21.レゴクリックブリック

 

 

 

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2013年2月27日 (水)

13.日テレ屋(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下1階の京キャラクターストリートの中にある「日テレ屋」は、日本テレビのオリジナルグッズを取り揃えたオフィシャルショップです。
日テレの人気番組の笑点、ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!などのオリジナルグッズや大人気キャラクターのそらジロー&くもジローやそれいけ!アンパンマン、名探偵コナンなどのアニメグッズや、ジャイアンツグッズなどが豊富に取り揃えられたショップです。

それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間からできている店舗構造と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。

(1)日テレ屋の三空間平面図

①緑は商品空間
②空色は客空間
③赤の店員がいるところが店員空間(レジカウンター)
④青は精算したり商品を見たりする客

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(2)日テレ屋の三空間店舗構造

店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店

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(3)日テレ屋の商品空間

この店の商品空間は、人気番組のオリジナルグッズや大人気のキャラクターグッズで溢れていて、商品そのものから強い「冷やかし安全信号」が出ているために、商品空間全体が「なわばり解除」されています。

●おなじみのキャラクターが「冷やかし安全信号」を出している。
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●「冷やかし安全信号」があふれた商品空間は、「なわばり解除」されています。

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(4)日テレ屋の店員(販売員)のアクション

この店の店員(販売員)のアクションは、レジカウンターでの接客中のアクションと、客空間に出て商品の整理整頓や補充等を行う作業中のアクションが行われていますが、いずれも「客を引きつけるアクション」です。そのために店内は「なわばり解除」の状況となり、通行客は気軽に店に近づいたり冷やかしたりすることができます。

●レジカウンターでの作業中の店員(販売員)のアクションは、「客を引きつけるアクション」です。
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●作業中の店員(販売員)のアクション。

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(5)日テレ屋の客のアクション

店頭に客がついたり、店内に何人かの客が店内を回遊したりすると、その姿が「サクラパワー」となって、通行客を引きつけています。

●客が店内に滞留すると「サクラパワー」が生じて非常に入りやすい店になります。

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●店内や店頭で商品を試す客の姿は、次々と通行客を引きつけます。

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(6)日テレ屋が客を引きつける要因

①人気の番組グッズやキャラクターグッズそのものから、強い「冷やかし安全信号」が出ているために、商品空間全体が「なわばり解除」されていること
②店頭や店内に生じた「サクラパワー」が、通行客を引きつけやすいこと
③店員(販売員)のアクションが接客中か作業中の「客を引きつけるアクション」になっていること

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*以上のことから、今後も日テレファンやジャイアンツファンを中心にして、子供から男性・女性の大人までの幅の広い客を引きつけることが予測できます。

 

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2013年2月26日 (火)

21.レゴクリックブリック(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下1階の京キャラクターストリートの中にある「レゴクリックブリック」は、デンマーク生まれの世界的に大人気なレゴのブランドストアです。

国内で発売されているブロックがフルラインナップで揃っています。またここでしか買えないレゴのプリントTシャツやパーカーなどのアパレルもオシャレなデザインで販売されています。
レゴの世界を思う存分体験することができる
この店が、多くの客を引きつけています。

それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間からできている店舗構造と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。

(1)レゴクリックブリックの三空間平面図

①緑は商品空間
②空色は客空間
③赤の店員がいるところが店員空間(レジカウンター)
④青は精算したり商品を見たりする客

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(2)レゴクリックブリックの三空間店舗構造

店員空間がある、接触・引きこみ・回遊型店

この店は、二つの通路に面した角店のために、客は店の中を通り抜けることができます。

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●右側の通路に面した側の全景(奥にレジカウンターがある)

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(3)レゴクリックブリックの商品空間

この店の商品空間は、大人気のレゴのグッズで溢れていて、商品そのものから強い「冷やかし安全信号」が出ているために、商品空間全体が「なわばり解除」されています。

●完成モデルのコーナーには、通行客が思わず立ち止ります。
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●「冷やかし安全信号」が出ているために商品空間は「なわばり解除」されています。

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(4)レゴクリックブリックの店員(販売員)のアクション

この店の店員(販売員)のアクションは、レジカウンターでの接客中のアクションと、客空間に出て商品の整理整頓や補充等を行う作業中のアクションとなっており、いずれも「客を引きつけるアクション」です。そのために店内は「なわばり解除」の状況となり、通行客は気軽に店に近づいたり冷やかしたりすることができます。

●作業中の店員(販売員)のアクション。

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●レジカウンターでの作業中の店員(販売員)のアクションは、「客を引きつけるアクション」です。

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(5)レゴクリックブリックの客のアクション

この店は、キャラクターストリートのいちばん外れに位置するハンデがありますが、二つの通路に面した角店であることから、店内の様子が通行客から良く見える構造になっています。
そのことによって、何人かの客が店内を回遊すると、直ぐに「サクラパワー」となって、通行客を引きつけやすくなります。
そして次々と客を引きつけ、「
サクラパワー現象」が長時間生じやすくなります。

●客が店内に滞留すると「サクラパワー」が生じて非常に入りやすい店になります。

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●店内や店頭で商品を試す客の姿は、次々と通行客を引きつけます。

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(6)レゴクリックブリックが客を引きつける要因

①東京キャラクターストリートの外れの店というハンデを持つ店だが、二つの通路に面した角店であるために、店内が開放的になっていること
②人気のキャラクター商品そのものから、強い「冷やかし安全信号」が出ているために、商品空間全体が「なわばり解除」されていること

③店内に生じた「サクラパワー」が、通行客を引きつけやすい店の構造であること
④店員(販売員)のアクションが接客中か作業中の「客を引きつけるアクション」になっていること

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*以上のことから、今後もレゴファンを中心にして、子供から男性・女性の大人までの幅の広い客を引きつけることが予測できます。

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2013年2月25日 (月)

20.ウルトラマンワールドM78(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下一階の
東京キャラクターストリートの中にある「ウルトマンワールドM78」は、ウルトラヒーローグッズが一堂に集まる都内で唯一のオフィシャルショップです。

1966年に放送が始まった「ウルトラマン」から、シリーズ最新作の「ウルトラマン メビウス」まで、
三世代にわたって愛されるウルトラヒーローグッズで溢れるこの店は多くの客を引きつけています。

それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間からできている店舗構造と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。

(1)ウルトラマンワールドM78の三空間平面図

①緑は商品空間
②空色は客空間
③赤の店員がいるところが店員空間(レジカウンター)
④青は精算したり商品を見たりする客

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(2)ウルトラマンワールドM78の三空間店舗構造

店員空間がある、接触・引きこみ・回遊型店

この店は、二つの通路に面しているために、客は店の中を通り抜けることができます。

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(3)ウルトラマンワールドM78の商品空間

この店の商品空間は、ウルトラヒーローグッズで溢れていて、商品そのものから大変強い「冷やかし安全信号」が発信されているために、商品空間全体が「なわばり解除」されています。

●商品自身から「冷やかし安全信号」が発信されています。Photo_2



(4)ウルトラマンワールドM78の店員(販売員)のアクション

この店の店員(販売員)のアクションは、レジカウンターでの接客中のアクションと、客空間に出て商品の整理整頓や補充やチェック等っを行う作業中のアクションとなっており、いずれも「客を引きつけるアクション」です。そのために店内は「なわばり解除」の状況となり、通行客は気軽に店に近づいたり冷やかしたりすることができます。

●作業中の店員(販売員)のアクションは客にとって気になりません。
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●作業中の店員(販売員)のアクションは、狭い店内を「なわばり解除」して、客の滞留を促進します。
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(5)ウルトラマンワールドM78の客のアクション

小さな店であるにもかかわらず、この店が二つの通路に面しているために、通行客は、この店の客空間を自由に通り抜けることができます。そのことがより一層店内を回遊しやすくしています。また、大人気の商品空間から発信される「冷やかし安全信号」によって、客が気軽に商品を眺めたり、触れたりするために、「サクラパワー」が生じやすく、その様子が通行客から良く見えるために、次々と客をひきつけ、「サクラパワー現象」が長時間持続しています。

●店内や店頭の客の姿が「サクラパワー」となって非常に入りやすい店になっています。
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●店内や店頭で商品を試す客の姿が「サクラパワー」となって通行客を引きつけています。
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(6)ウルトラマンワールドM78が客を引きつける要因

①他の店に比べて規模が小さい店だが、二つの通路に面しており、店内を客が通り抜けられる構造になっていること
②人気のキャラクター商品そのものから、強力な「冷やかし安全信号」が出ているために、商品空間全体が「なわばり解除」されていること

③店内に生じた「サクラパワー」が通行客を引き付けやすい店の構造であること
④店員のアクションが接客中か作業中の「客を引き付けるアクション」になっていること

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*以上のことから、今後もウルトラマンファンを中心にして、子供から男性・女性の大人までの幅の広い客を引きつけることが予測できます。

 

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2013年2月24日 (日)

19.カピバラさんキュルッとショップ(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下一階の東京キャラクターストリートの中にある「カピバラさんキュルッとショップ」は、キデイランドがバンブレストの協力のもと作ったショップです。

大人気の「カピバラさん」のぬいぐるみを中心に、様々な癒されグッズや限定商品など多数取り揃えています。


それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間からできている店舗構造と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。


(1)カピバラさんキュルッとショップの三空間平面図


①緑は商品空間
②空色は客空間
③赤の店員がいるところが店員空間(レジカウンター)
④青は精算したり商品を見たりする客

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(2)カピバラさんキュルッとショップの三空間店舗構造

店員空間がある、接触・引きこみ・回遊型店

この店は、約9坪の広さで他店に比べて小さい店です。

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(3)カピバラさんキュルッとショップの商品空間

この店の商品空間は、人気のカピバラさんグッズが溢れていて、商品そのものからは強い「冷やかし安全信号」が発信されています。しかし店が狭いので、
客が一人もいないときは、カピバラさんファン以外の客は店員からの「なわばり主張」を感じて、気軽に入りにくい店となっています。

●客が一人もいないときは、商品の「冷やかし安全信号」よりも店員の「なわばり主張」の方が強くなっている。

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(4)カピバラさんキュルッとショップの店員のアクション

この店の店員空間は、店の左側の壁を背にして設計されています。店全体が狭いために、店員空間の中でも、店員がじっと立って待機すると、「客を遠ざけるアクション」となり入りにくい店となります。店員(販売員)が接客の作業をすれば「客を引きつけるアクション」となり、入りやすい店になります。

●店員がじっと立って待機すると入りにくくなる
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●レジカウンターに店員がいない方が入りやすく感じる。
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(5)カピバラさんキュルッとショップの客のアクション


店の規模が小さいために客空間に何人かの客が入ると、直ぐに「サクラパワー」が生じます。そしてその「サクラパワー」は、通行客からよく見えるために非常に入りやすい店になります。

●店頭に客がついたり、店内を客が回遊したりすると、「サクラパワー」が生じて通行客を引きつけます。

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(6)カピバラさんキュルッとショップが客を引きつける要因

①店員空間が左横に設計された小さい店の場合は、店員の「なわばり主張」が店内に生じやすくなります。しかしそのハンデを、商品自身から発信している「冷やかし安全信号」と来店客が滞留することによって生じる「サクラパワー」を利用して、克服できること
②ひとたび「サクラパワー現象」が生じれば、狭い店であるためにその様子が通行客からよく見え、非常に入りやすい店になること

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2013年2月23日 (土)

18.リラックマストア(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下一階の東京キャラクターストリートの中にある「リラックマストア」は、キデイランドとサンエックスがコラボして作った、人気のキャラクター「リラックマ」のオフィシャルショップです。

約26坪の明るい店内には、リラックマやサンエックスのキャラクターやリラックマストアオリジナルデザインの限定商品等が豊富に取り揃えられています。

それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間からできている店舗構造と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。

(1)リラックマストアの三空間平面図

①緑は商品空間
②空色は客空間
③赤の店員がいるところが店員空間(レジカウンター)
④青は精算したり商品を見たりする客

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(2)リラックマストアの三空間店舗構造

店員空間がある、接触・引きこみ・回遊型店

この店は、二つの通路に面した約26坪の店で、客は店の中を通り抜けることができます。

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(3)リラックマストアの商品空間

この店の商品空間は、リラックマのさまざまなグッズが溢れていて、商品そのものから大変強い「冷やかし安全信号」が発信されているために、商品空間全体が「なわばり解除」されています。

●商品そのものが「冷やかし安全信号」です。

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●なわばりが解除された商品空間は気軽に見たり触れたりできます。
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(4)リラックマストアの店員(販売員)のアクション

大勢の店員(販売員)がレジカウンターで精算するアクションは、非常に強力な「客を引きつけるアクション」となって、店内はますます「なわばり解除」の状況になります。通路から良く見える精算中の店員(販売員)のアクションは通行客を引きつけるための大変強い訴求となっています。

●レジカウンターでテキパキと接客する店員(販売員)のアクションは、店内により快適な雰囲気を生み出します。
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作業のために客空間を移動する店員(販売員)は、客にとって全く気になりません。
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(5)リラックマストアの客のアクション

この店が二つの通路に面しているために、通行客は買う買わないに関係なく、この店の客空間を自由に通り抜けることができます。そのことがより一層店内を回遊しやすくして、その客の姿が直ぐにサクラパワーを生み出します。また、店内の様子が通行客から良く見えるために、次々と引きつけられた客によって、「サクラパワー現象」が長時間持続しています。

●店内や店頭の客の姿が「サクラパワー」となって非常に入りやすい店になっています。
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●店内や店頭の客の姿が「サクラパワー」となって通行客を引きつけています。
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●精算中の客の「行列」は、他の客を引きつける、強力なアクションです。
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(6)リラックマストアが客を引きつける要因

①他の店に比べて、規模が大きく、二つの通路に面した好立地であること
②人気のキャラクター商品そのものから、「冷やかし安全信号」が出ているために、商品空間全体が「なわばり解除」されていること

③店内に生じた「サクラパワー」が通行客を引き付けやすい店の構造であること
④接客中の店員のアクションと精算を待つ客の行列が、通行客を引きつけやすく店舗設計されていること

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2013年2月22日 (金)

17.ハローキティショップ(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下一階の東京キャラクターストリートの中にある「ハローキティショップ」は、サンリオの人気キャラクターである「ハローキティ」グッズをキデイランドがプロデュースするショップです。

約7坪の店内は、ピンクを基調にハローキティの部屋をイメージ。キュートな「ハローキティ」のグッズを詰め込んだショップです。人気商品や話題商品を豊富に取り揃えています。

それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間からできている店舗構造と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。

(1)ハローキティショップの三空間平面図


①緑は商品空間
②空色は客空間
③赤の店員がいるところが店員空間(レジカウンター)
④青は精算したり商品を見たりする客

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(2)ハローキティショップの三空間店舗構造

店員空間がある、接触・引きこみ・回遊型店

この店は、他店に比べて約半分の小さい店です。

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(3)ハローキティショップの商品空間

この店の商品空間は、ハローキティのグッズが溢れていて、商品そのものから大変強い「冷やかし安全信号」が発信されているために、商品空間全体が「なわばり解除」されています。

●商品そのものが「冷やかし安全信号」です。

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(4)ハローキティショップの店員のアクション

セルフサービス方式の店でも、店全体が狭い場合は、客が一人もいない状況では、店員(販売員)が店員空間の中でじっと立って待機すると、「客を遠ざけるアクション」となります。しかし、店員(販売員)が接客か何らかの作業をすれば「客を引きつけるアクション」となり、入りやすい店になります。

●レジカウンターの中からでも、早すぎる「いらっしゃいませ!」は客を遠ざけるアクションとなります。
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接客中の店員のアクションは客を引き付けるアクション。レジを待つ客の姿は「サクラパワー」を生み出します。
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(5)ハローキティショップの客のアクション


店の規模が小さいために客空間は非常に狭くなっていますが、その分何人かの客が入ると、強い「サクラパワー現象」が生じやすくなります。その時は、その様子が通行客から良く見えるために、大変入りやすい店となります。
●店内や店頭の客の姿が「サクラパワー」となって狭い店を入りやすくします。
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●精算中や回遊中の客のアクションは、店全体の「なわばり解除」をして入りやすい店となります。

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(6)ハローキティショップが客を引きつける要因

①他の店に比べて、約半分の規模しかないハンデが、逆に「サクラパワー現象」を利用して、客を引きつけていること
②人気のキャラクター商品そのものから、「冷やかし安全信号」が出ているために、商品空間全体が「なわばり解除」されていること


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2013年2月21日 (木)

16.ミッフィースタイル(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下一階の東京キャラクターストリートの中にある「miffy style ミッフィースタイル」は、キデイランドとディック・ブルーナ・ジャパンのコラボレーションによるニュースタイルのオフィシャルショップです。

ディック・ブルーナの世界観を「ミッフィー」という絵本キャラクター を使用し、キデイランドが新しいカタチでプロデュースしたブルーナ公認の
「ミッフィー」の専門店です。かわいいうさぎのミッフイーグッズを豊富に取り揃えています

それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間からできている店舗構造と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。


(1)ミッフィースタイルの三空間平面図


①緑は商品空間
②空色は客空間
③赤の店員がいるところが店員空間(レジカウンター)
④青は精算したり商品を見たりする客

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(2)ミッフィースタイルの三空間店舗構造

店員空間がある、接触・引きこみ・回遊型店

この店は、他店に比べて約半分(約6坪)の小さい店です。

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(3)ミッフィースタイルの商品空間

この店の商品空間は、人気のミッフイーグッズが溢れていて、商品そのものから大変強い「冷やかし安全信号」が発信されています。従って商品空間全体が「なわばり解除」されています。

●客は「冷やかし安全信号」が大好きです。Photo_15

(4)ミッフィースタイルの店員のアクション

この店の店員空間は、店の右奥に設計されています。店全体が狭いために、店員空間の中でも、店員がじっと立って待機すると、「客を遠ざけるアクション」となり入り難い店となります。店員(販売員)が接客か何らかの作業をすれば「客を引きつけるアクション」となり、入りやすい店になります。

●店員に接客されなければ、店員空間のそばにも客は自由に近づけます。
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(5)ミッフィースタイルの客のアクション


店の規模が小さいために客空間は非常に狭くなっていますが、何人かの客が入ると、直ぐに強力な、「サクラパワー現象」が生じます。そして「サクラパワー現象」が生じた店であることが、通行客から良く分かるために、次々と店頭や店内に客が引きつけられてゆきます。

●店内の客の姿が「サクラパワー」となって狭い店を入りやすくします。Photo_17

●商品そのものから発信される「冷やかし安全信号」のために、客は気軽に商品に触れたり試したりすることができます。

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(6)ミッフィースタイルが客を引きつける要因

①他の店に比べて、半分の規模しかないハンデが、逆に「サクラパワー現象」によって十分にカバーできていること
②人気のキャラクター商品そのものから「冷やかし安全信号」が出ているために、店全体が「なわばり解除」されていること


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2013年2月20日 (水)

15.K-spot(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下一階の東京キャラクターストリートの中にある「K-spot」は、キデイランドのキャラクターショップです。

これから流行るキャラクター商品や、すでに人気のキャラクター商品を、 期間限定で販売するお店です。

それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。

(1)K-spotの三空間平面図


①緑は商品空間
②空色は客空間
③赤の店員がいるところが店員空間(レジカウンター)
④青は精算したり商品を見たりする客

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(2)K-spotの三空間店舗構造

店員空間がある、接触・引きこみ・回遊型店

この店は、「店員空間の狭い接触型店」とか、「店員空間の狭い引き込み型店」に分類してもよいですが、非常に規模の小さな、「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」の構造の店として分析します。

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(3)K-spotの商品空間

この店の商品空間は、非常に規模の小さな商品空間ですが、通行客から直ぐに手が届くところにレイアウトされていることと、他のショップ同様に、これから流行るキャラクターグッズやすでに人気のキャラクターグッズであることから、商品そのものから「冷やかし安全信号」が発信されています。そのために、商品空間全体が「なわばり解除」されています。

●「冷やかし安全信号」が出ている商品空間Photo_3

(4)K-spotの店員のアクション

この店の店員空間は、商品空間と平行に左端に設計された、非常に狭い空間のために、店員(販売員)は店員空間から出て、何らかの作業をしながら(客を引きつけるアクション)待機しています。レジカウンターにじっと立っている場合は、「客を遠ざけるアクション」になっています。

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(5)K-spotの客のアクション

この店の客空間は非常に狭く、商品空間とほぼ一体となって通路に面して設計されています。そのために、いくら「冷やかし安全信号」が出ている「商品空間」とはいえ、全く客がつかない間は、気軽には冷やかしにくい店となってしまいます。しかし、一人でも先客がつけば、「サクラパワー現象」が生じて、非常に近づきやすくなります。「客のアクションが客を呼ぶ店」というのが、この店の大きな特徴です。

●一人の客でも「サクラパワー」を生み出して通行客を引きつけます。Photo_12

(6)K-spotが客を引きつける要因

①他の店に比べて、極めて規模が小さいこの店は、大きなハンデを持っているが、一見「市」の店をイメージさせて客を引きつけやすいこと
②通行客の多い時間帯や、サクラパワーがいったん生じると、通行客を引きつける力が強くなること
③人気のキャラクター商品そのものから「冷やかし安全信号」が出ているために、商品空間全体を、また店全体を「なわばり解除」していること
 

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*以上のことから、今後もキデイランドファンを中心にして、子供から大人までの幅の広い客を引きつけることが予測できます。

 

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2013年2月19日 (火)

14.テレアサショップ(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下一階の東京キャラクターストリートの中にある、「テレアサショップ」はテレビ朝日のキャラクターショップです。


「ドラえもん」や「スイートプリキュア」「クレヨンしんちゃん」などのアニメキャラクターグッズや「アメトーーク!」「ロンドンハーツ」「いきなり!黄金伝説」などの人気バラエティ番組グッズを揃え、他に 旅行のお土産やプレゼントに最適な商品もたくさん陳列されています。

それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。

(1)テレアサショップの「三空間」平面図

   
①緑は商品空間
   ②空色は客空間
   ③レジカウンターのところが店員空間
   ④
青は購入したり回遊する客

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(2)テレアサショップの「三空間」店舗構造


店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店

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(3)テレアサショップの商品空間

この店は、「ドラえもん」や「スイートプリキュア」「クレヨンしんちゃん」などのアニメキャラクターグッズや「アメトーーク!」「ロンドンハーツ」「いきなり!黄金伝説」などの人気バラエティ番組グッズ
等が多数取り揃えられているために、「商品空間」そのものから「冷やかし安全信号」(冷やかしても安全だという信号)が発信され、なわばり解除」の状況となっています。

●商品そのものから「冷やかし安全信号」が発信されています。Photo_10

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●馴染みの番組グッズからも「冷やかし安全信号」が発信されています。Photo_12

(4)テレアサショップの店員(販売員)のアクション

この店の店員(販売員)のアクションは、レジカウンターにおける接客中と客空間における作業中のアクションを行っていますが、いずれも「客を引きつける店員のアクション」となっています。

●奥のレジカウンター(店員空間)に店員(販売員)がいても、何らかの作業中であれば、客は気になりません。

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●作業中のアクションは「客を引きつけるアクション」です。Photo_2

(5)テレアサショップの「客空間」と客のアクション

商品を眺めるために、店頭に立ち止まったり店内を回遊したりする客の姿は、「サクラパワー」となって、店全体を「なわばり解除」して、通行客を引きつけやすくなります。

●店内を回遊する客の姿は「サクラパワー」となって、通行客を引きつけます。

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●店内を回遊する客の姿は「サクラパワー」となって店頭に客を引きつけます。

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(6)テレアサショップが客を引きつける要因

①人気のアニメグッズや人気バラエティ番組グッズそのものが「冷やかし安全信号」となり、商品空間全体を「なわばり解除」していること
②客空間に客が滞留すると、「サクラパワー」となって、通行客を引きつけやすくなること
③接客中と作業中の店員(販売員)のアクションが、「客を引きつける店員のアクション
になって通行客を引きつけやすいこと

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*以上のことから、今後もテレアサショップのアニメや番組関連グッズのファンを中心にして、子供から大人までの幅の広い客を引きつけることが予測できます。

 

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