カテゴリー「◆13種類の人の動き」の26件の記事

2017年11月20日 (月)

18.上体を勢いよく下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

こんにちは。

コミュニケーションにおける「しぐさ」や「身振り手振り」は、相手に対して想像以上の影響力を持っています。

相手が、「ことば」を話し始めると同時に動き始める指や手や頭や上体や身体全体の動きは、実は、相手がどんな人であるかということを表現しています。

そして、相手がどんな人であるかが分かることによって、相手が話す「ことば」の内容は、非常に分かりやすくなります。

コミュニケーションにおける様々な破たんは、相手がどんな人であるかが分からなかったり、間違って解釈したりすることが大きな要因となっています。

相手の「しぐさ」や「身振り手振り」から、相手がどんな人であるかについて注意を払ってみてください。

さて、以上のことを念頭に置いて、次の映像ロボットの「お辞儀アクション」を見ると、そこからはいったいどのような情報が発信されているのでしょうか?

※お辞儀アクション(4)の静止画↓

 

Photo

 

このロボットの静止画像は、下に向かって力を入れる「攻撃の動き」を使って上体を下げて、上に向かって力を入れる「独断の動き」を使って上体を上げる「お辞儀アクション」の一連の動きの一瞬をとらえたものです。

「お辞儀アクション」とは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「お辞儀」の開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

このロボットの実際の「お辞儀アクション」は、下の動画で確認してください。

※お辞儀アクション(4)の動画↓ 

 

 

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この「お辞儀アクション」のように、上体を下に向かって力を入れて下げて、上に向かって力を入れて上げるお辞儀(頭を勢いよく下げて、勢いよく上げるお辞儀)は、一般的には「感じが悪いお辞儀」という印象を与えます。

なぜならば、この「お辞儀アクション」は、①自分勝手な熱意を相手に伝える時や、②強い服従を相手に伝える場合に表現されるお辞儀だからです。

①のお辞儀は、若い歌手やタレントが、大勢の熱狂的なファンの声援に対して行われたり、選挙カーから一方的に投票のお願いをする政治家などに見られます。

そして②のお辞儀は、警察官や自衛隊員や体育会系の学生が、上官や上司や先輩に対して行っています。

さて、あなたがビジネスにおいて、相手から挨拶やお礼やお詫びやお願いをされる機会は、数多くあることと思います。

その際、相手が今回ご紹介した「お辞儀アクション」を伴って、挨拶やお礼やお願いやお詫びをしてきたとしても、意外なことにあなたは相手のこの「お辞儀アクション」になかなか気づくことができません。

なぜならば、

「こんにちは!、いつも大変お世話になっております!」(挨拶)

「本日は大変勉強になるお話を聞かせて頂き、本当にありがとうございました!」(お礼)

「大変なご無礼をおかけして、誠に申し訳ありませんでした!」(お詫び)

「今後ともどうかよろしくお願い申し上げます!」(お願い)

などの、挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」はよく聞こえますが、相手の「お辞儀アクション」はなかなか見えないからです。

したがって、あなたは、相手が表現している「お辞儀アクション」からではなく、相手が話す「ことば」を中心に相手のことを解釈しようとします。

ところが、時には、いかにも一生懸命な様子は感じるものの、何となく押しつけがましいイメージがして、不愉快に思うことがあると思います。

それは、相手が挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」と共に、上のロボットがしているような「お辞儀アクション」を繰り返し行ったことが原因となっているのです。

私たちは普段、相手に対して、お辞儀をすることは大切だとは思っていますが、具体的には、いつ、どのようにお辞儀をすれば良いのかについては自信がありません。

しかし、実際には、相手が行う「お辞儀アクション」によって、感じが良いイメージや感じが悪いイメージを受け取っているのです。

次回は、19.「下に向かって力を抜いて頭を下げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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1.一点注意の動き&64の(4)店員の動きが客の安心感を高める(化粧品・クリニーク)

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3.注意不明の動き&65.店員の身体信号が客を呼ぶ決め手(実演販売・百貨店内)

4.不注意指示の動き&66.売れる店員はアクションを知っている(総菜販売・百貨店内)

5.下に向かって力を入れた「うなずき」は、自信や責任感を感じさせる

6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

    10.前に向かって勢いよく進む「突進の動き」は、唐突で強引な印象を伝える

    11.後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」は、テキパキと対応する印象を伝える

    12.後ろに向かってゆっくり下がる「退避の動き」は、消極的で慎重な印象を伝える

    13.じっとして動かない「不動の動き」は、何を考えているか分からない印象を伝える

    14.日本人は店員から、「お辞儀」や「うなずき」や「案内」の「動き=アクション」を学んでいる

    15.上体をゆっくり下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    16.上体をゆっくり下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    17.上体を勢いよく下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?
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    2017年11月17日 (金)

    17.上体を勢いよく下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    こんにちは。

    あなたは、相手とのコミュニケーションをする際に、相手の「しぐさ」や「身振り手振り」が、いやが上にも目に入って来ると思います。

    しかし、それらは相手が話をする際のちょっとした「癖・くせ」なのだと理解して、おそらくそれ以上の注意を払うことはないと思います。

    ところが、その「しぐさ」や「身振り手振り」が、話す「ことば」以上にたくさんの情報や本音を表現しているとしたらいかがでしょうか?

    これからは、相手の話に耳を傾けると同時に、相手の「しぐさ」や「身振り手振り」(つまり身体の動き)が表現している情報にも注意を払ってみてください。

    さて、以上のことを念頭に置いて、次の映像ロボットの「お辞儀アクション」を見ると、そこからはいったいどのような情報が発信されているのでしょうか?

    ※お辞儀アクション(3)の静止画↓


    Photo_2

     

    このロボットの静止画像は、下に向かって力を入れる「攻撃の動き」を使って上体をさげて、上に向かって力を抜く「協調の動き」を使って上体を上げる「お辞儀アクション」の一連の動きの一瞬をとらえたものです。

    「お辞儀アクション」とは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「お辞儀」の開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

    このロボットの実際の「お辞儀アクション」は、下の動画で確認してください。

    ※お辞儀アクション(3)の動画↓ 

     

     

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    この「お辞儀アクション」のように、上体を下に向かって力を入れて下げて、上に向かって力を抜いて上げるお辞儀は、一般的には「感じが良いお辞儀」という印象を与えます。

    そして、①熱意と②気持ちの強さを相手に伝える場合に表現するお辞儀です。

    さて、日本人であるあなたは、ビジネスにおいて、相手に対して挨拶や、お礼や、お詫びや、お願いをする時などには、必ず「お辞儀アクション」を行っていると思います。

    しかし、相手が今回ご紹介した「お辞儀アクション」を伴って、挨拶やお礼やお願いやお詫びをしてきたとしても、ほとんどの場合、あなたは相手のこの「お辞儀アクション」に気づくことはありません。

    なぜならば、

    「本当にお久しぶりです、どうかよろしくお願いいたします」(挨拶)

    「本日は、本当にありがとうございました」(お礼)

    「今回は大変なご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありません」(お詫び)

    「どうか、今後ともよろしくお願い申し上げます」(お願い)

    などの、挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」はよく聞こえますが、相手の「お辞儀アクション」はなかなか見えないからです。

    したがって、あなたは、相手が表現している「お辞儀アクション」からではなく、相手が話す「ことば」を中心に相手のことを解釈しようとします。

    ところが、時には、話している「ことば」以上に、相手の気持ちの強さや熱意をひしひしと感じて、好印象を抱くことがあると思います。

    それは、相手が挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」と共に、上のロボットがしているような「お辞儀アクション」を繰り返し行ったことが原因となっているのです。

    私たちは普段、相手がお辞儀をしたかしないかについては気づいていますが、そのお辞儀がどのような「お辞儀アクション」であるかについては全く注意を払っていません。

    しかし、実際には、相手が行う「お辞儀アクション」によって、「ことば」よりもはるかに大きな相手の情報や本音を受け取っているものなのです。

    次回は、18.「上体を勢いよく下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?」について説明します。

    ※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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    4.不注意指示の動き&66.売れる店員はアクションを知っている(総菜販売・百貨店内)

    5.下に向かって力を入れた「うなずき」は、自信や責任感を感じさせる

    6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

    7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

    10.前に向かって勢いよく進む「突進の動き」は、唐突で強引な印象を伝える

    11.後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」は、テキパキと対応する印象を伝える

    12.後ろに向かってゆっくり下がる「退避の動き」は、消極的で慎重な印象を伝える

    13.じっとして動かない「不動の動き」は、何を考えているか分からない印象を伝える

    14.日本人は店員から、「お辞儀」や「うなずき」や「案内」の「動き=アクション」を学んでいる

    15.上体をゆっくり下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    16.上体をゆっくり下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?
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    2017年11月15日 (水)

    16.上体をゆっくり下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    こんにちは。

    私たちは、「ことば」を通してコミュニケーションを行っています。

    しかし、コミュニケーションにおいて、相手の話す「ことば」が、時として非常に理解しにくくなることを、多くの人が体験しています。

    これは、相手の話す「ことば」と同時に、相手の「身体の動き」が発信する情報が伝わってくるからなのです。

    「身体の動き」は、しぐさや身振り手振りと呼ばれて、その存在は誰もが知っているにもかかわらず、しぐさや身振り手振りが発信する情報については捨て去られているのが現状です。

    実は、「ことば」と共に、「しぐさや身振り手振り」(身体の動き)は、コミュニケーションにおいて、大きな役割を果たしているのです。

    さて、以上のことを念頭にして、次の映像ロボットの「お辞儀アクション」からは、どのような情報が発信されるのでしょうか?

    ※お辞儀アクション(2)の静止画↓

    Photo_2

     

    このロボットの静止画像は、ゆっくり前進する「接近の動き」を使って上体を下げて、上に向かって力を入れる「独断の動き」を使って上体を上げる「お辞儀アクション」の一連の動きの一瞬をとらえたものです。

    「お辞儀アクション」とは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「お辞儀」の開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

    このロボットの実際の「お辞儀アクション」は、下の動画で確認してください。

    ※お辞儀アクション(2)の動画↓

     

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    この「お辞儀アクション」のように、上体ををゆっくり下げて、勢いよく上げるお辞儀は、一般的には「感じが悪いお辞儀」という印象を与えます。

    したがって、大半は①「自分本位」というイメージを表現しますが、状況によっては②「強い信念を持っている」というイメージを表現する場合もあります。

    さて、あなたがビジネスにおいて、挨拶をしたり、お礼をしたり、お詫びをしたり、お願いをしたりする状況でお辞儀をする機会は、数多くあることと思います。

    その際、相手が今回ご紹介した「お辞儀アクション」を伴って、挨拶やお礼やお願いやお詫びをしてきたとしても、ほとんどの場合、あなたは相手のこの「お辞儀アクション」に気づくことはありません。

    なぜならば、

    「お久しぶりです、よろしくお願いいたします」(挨拶)

    「本日は大変お世話になりました」(お礼)

    「お待たせしまして、申し訳ありません」(お詫び)

    「どうか、ぜひまたお越しくださいませ」(お願い)

    などの、挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」はよく聞こえますが、相手の「お辞儀アクション」はなかなか見えないからです。

    したがって、あなたは、相手が表現している「お辞儀アクション」からではなく、相手が話す「ことば」を中心に相手のことを解釈することになります。

    ところが、時には、少しも感じの悪い「ことば」を話していないにもかかわらず、何となく「感じが悪い」という印象を、相手に対して抱くことがあると思います。

    それは、相手が挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」と共に、上のロボットがしているような「お辞儀アクション」を繰り返し行ったことが原因となっているのです。

    私たちは普段、相手の「お辞儀アクション」には注意を払っていませんが、実際には、相手が行う「お辞儀アクション」によって、「ことば」よりもはるかに大きな影響を受けているのです。

    次回は、17.「上体をゆっくり上げて、勢いよく下げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?」について説明します。

    ※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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    6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

    7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

     

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

    10.前に向かって勢いよく進む「突進の動き」は、唐突で強引な印象を伝える

    11.後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」は、テキパキと対応する印象を伝える

    12.後ろに向かってゆっくり下がる「退避の動き」は、消極的で慎重な印象を伝える

    13.じっとして動かない「不動の動き」は、何を考えているか分からない印象を伝える

    14.日本人は店員から、「お辞儀」や「うなずき」や「案内」の「動き=アクション」を学んでいる

    15.上体をゆっくり下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?
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    2017年11月13日 (月)

    15.上体をゆっくり下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    こんにちは。

    日本人は、挨拶やお礼やお詫びやお願いを行う際に、それぞれの「ことば」と共に「お辞儀」を伴うことが慣習的な行為となっています。

    あなたも、ビジネスにおいては、上司や部下や同僚や取引会社の方々と、また私的には、家族や近所や友人や知人の方々と、挨拶やお礼やお詫びやお願いを行う際に、「お辞儀」を行っているはずです。

    それでは、あなたが行う「お辞儀」は、いったい誰から教わったものなのでしょうか?

    新入社員教育で指導を受けたり、ビジネススクールなどに入ったりする人もいますが、大抵の人は、自分流儀の「お辞儀」を行っています。

    世の中でよく言われる「お辞儀」についての情報としては、「お辞儀」には次のような4つの角度があり、状況によって使い分けることが必要だというのがあります。

     

    Photo_2

     

    そのため、私たちは、挨拶やお礼やお詫びやお願いをする際に、相手が「お辞儀」をしたかしないか、浅い「お辞儀」か深い「お辞儀」かなどには注意を向けますが、どのようにお辞儀をしたのか、すなわち「お辞儀アクション(動き)」の存在には、ほとんどの人が気づいていないのが現状です。

    「お辞儀」をしたにも関わらず、相手に悪い印象を与えてしまったり、「お辞儀」を繰り返すにもかかわらずますます相手を怒らせてしまったりするのは、実は「お辞儀アクション(動き)」の存在が無視されているからなのです。

    実際には、「お辞儀」の角度や姿勢よりも、はっきりとは見えない「お辞儀アクション」の方が、相手に対してはるかに多くの情報や本音を伝えてしまうのです。

    さて、次の映像ロボットの「お辞儀アクション」からは、どのような情報が発信されるのでしょうか?

    ※お辞儀アクション(1)の静止画↓

    Photo_2

     

    このロボットの静止画像は、ゆっくり前進する「接近の動き」を使って上体を下げて、上に向かって力を入れない「協調の動き」を使って上体を上げる「お辞儀アクション」の一連の動きの一瞬をとらえたものです。

    「お辞儀アクション」とは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「お辞儀」の開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

    このロボットの実際の「お辞儀アクション」は、下の動画で確認してください。

    ※お辞儀アクション(1)の動画↓

     

     


    この「お辞儀アクション」のように、上体ををゆっくり下げて、ゆっくり上げるお辞儀は、一般的には「感じが良いお辞儀」という印象を与えます。

    しかし、状況によっては、①きちんとして礼儀正しい、②ていねいでやさしい、③儀礼的でよそよそしい等のイメージを表現する場合もあります。

    さて、あなたがビジネスにおいて、挨拶をしたり、お礼をしたり、お詫びをしたり、お願いをしたりする機会は、数多く生じることと思います。

    その際、「お辞儀アクション」を伴って、相手が挨拶やお礼やお願いやお詫びをしてきたとしても、ほとんどの場合、あなたは相手のこの「お辞儀アクション」に気づくことはありません。

    なぜならば、

    「お久しぶりです、本当にごぶさたいたしました」

    「本日は本当にありがとうございました」

    「大変お待たせしまして、本当に申し訳ありません」

    「どうかこれに懲りず、ぜひまたお越しくださいませ」

    などの、挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」はよく聞こえますが、相手の「お辞儀アクション」はなかなか見えないからです。

    たとえ見えたとしても、お辞儀をしたかしないかが、記憶に残っている程度ではないでしょうか?

    したがって、あなたは、相手が表現している「お辞儀アクション」からではなく、相手が話す「ことば」を中心に相手のことを解釈しているのです。

    ところが、時には、相手が話す「ことば」以上に、何となく「感じが良い」という印象を相手に対して抱くことがあると思います。

    それは、相手が挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」と共に、上のロボットがしているような「お辞儀アクション」を繰り返し行ったことが原因となっているのです。

    私たちは「お辞儀アクション」から様々な情報をキャッチするという慣習がないために、相手の「お辞儀アクション」には無頓着になっていますが、実際には、相手が行う「お辞儀アクション」によって、「ことば」よりもはるかに大きな影響を受けているのです。

    次回は、16.「上体をゆっくり下げて、勢いよく上げる『お辞儀アクション』が表現するイメージとは?」について説明します。

    ※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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    6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

    7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

    10.前に向かって勢いよく進む「突進の動き」は、唐突で強引な印象を伝える

    11.後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」は、テキパキと対応する印象を伝える

    12.後ろに向かってゆっくり下がる「退避の動き」は、消極的で慎重な印象を伝える

    13.じっとして動かない「不動の動き」は、何を考えているか分からない印象を伝える

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    2017年11月 8日 (水)

    13.じっとして動かない「不動の動き」は、何を考えているか分からない印象を伝える

    こんにちは。

    コミュニケーションで一番重要な役割を果たしているのが「身体の動き(しぐさ=身振り手振り)」であることを、少しでも多くの方々に知って頂くために、13回シリーズで13種類の身体の動きを説明してきました。

    ほとんどの人は、相手の話す「ことば」に対しては常に注意を払いますが、同時に表現している身体の動きに関しては無関心のままになっています。

    それは、相手の「ことば」と同時に、相手の身体の動きに注意を払うことの慣習がないからです。

    どうぞこれからは、相手が話す「ことば」よりも、相手が表現している身体の動き(しぐさ=身振り手振り)に注意を払ってみてください。

    さて今回は、13種類の「身体の動き」の内、13個目の⑬「不動の動き」について説明します。

    ⑬「不動の動き」とは、次の映像ロボットが表現している動き(アクション)のことです。


    Photo_3

    身体を動かさないでじっとしている動きのことです。

    そして、この「不動の動き」は、相手に対して感情を一切表現しない時の動きです。

    動きとは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「動き」の開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

    しかし、「不動の動き」は他の12種類の動きとは異なり、開始から終了までほとんど変化を見せないで、上の静止画像のような状態をじっと保っている動きです。

    したがって、上の静止画像が「不動の動き」そのものなのです。

    さて、あなたはビジネスにおいて、上司や部下や同僚などいろいろな人と、様々な会話を行っていると思います。

    その際、会話をする相手が、今回説明している「不動の動き」を伴って、あなたに話しかけたとしても、ほとんどの場合、あなたは相手の「不動の動き」に気づくことはありません。

    なぜならば、

    「私はあなたの考え方に賛成します」

    「あなたの話の内容は良く理解できました」

    「もしもよろしければ私に協力して頂けませんでしょうか?」

    などの、相手の話す「ことば」は聞こえますが、相手の「不動の動き」は見えないからです。

    そのために、あなたは、相手が表現している「不動の動き」は無視して、相手が話す「ことば」の内容に注意を払っているはずです。

    ところが、「不動の動き」を伴った相手の話に注意を集中して聞いているにもかかわらず、何となく、本当は話す内容とは別のことを考えているのではないかという印象を持つ場合があると思います。

    それは、相手がじっとして動かない「不動の動き」を伴って、あなたに話かけたからなのです。

    人は、身体の動き(しぐさ=身振り手振り)を全く伴わない相手の話す「ことば」の内容にはなかなか納得することができません。

    表情を含む身体の動きを全く見せないで話をする場合は、相手に自分の本当の気持ちを伝えたくないという時の行為だからです。

    ニュースを伝えるTVのアナウンサーが表情の変化や身体の動きをできるだけ見せないように努力しているのは、個人的な気持ちが伝わることを抑えて、ニュースの内容のみを正確に伝えたいと考えているからです。

    ※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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    2.全体注意の動き&64の(5).店員の動きが客の安心感を高める(化粧品・クリニーク)

    3.注意不明の動き&65.店員の身体信号が客を呼ぶ決め手(実演販売・百貨店内)

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    5.下に向かって力を入れた「うなずき」は、自信や責任感を感じさせる

    6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

    7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

    10.前に向かって勢いよく進む「突進の動き」は、唐突で強引な印象を伝える

    11.後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」は、テキパキと対応する印象を伝える

    12.後ろに向かってゆっくり下がる「退避の動き」は、消極的で慎重な印象を伝える
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    2017年11月 6日 (月)

    12.後ろに向かってゆっくり下がる「退避の動き」は、消極的で慎重な印象を伝える

    こんにちは。

    人は、実際に見えるモノに関してはその存在を認めますが、「身体の動き(動きの軌跡)」に関しては、実際に見えているにも関わらず、その存在や影響力をなかなか認めようとはしません。

    したがって、コミュニケーションにおいて、「身体の動き」が最も大きな役割を担っているにもかかわらず、単なる「しぐさ」や「身振り手振り」としてしか理解せず、その本来の役割に注意を払おうとしません。

    本当は、「身体の動き」こそが、「ことば」よりもはるかに多くの情報や本音を発信しているのです。

    さて今回は、13種類の「身体の動き」の内、12個目の⑫「退避の動き」について説明します。

    ⑫「退避の動き」とは、次の映像ロボットが表現している動き(アクション)のことです。

     

    Photo


    手や身体を使って、後ろに向かってゆっくり下がる動きのことです。

    そして、この「退避の動き」は、相手に対して消極的で慎重であることを表現する時の動きです。

    このロボットのカット(静止画像)は、「退避の動き」を伴って、相手に名刺を差し出す一連の動きの一瞬をとらえたものです。

    動きとは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「退避の動き」の開始から終了まで、つまり名刺を差し出す開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

    実際の「退避の動き」は
    こちらで確認してください。

    さて、あなたのビジネスにおいて、「名刺交換」を行う時の相手の動きにに注目してください。

    その際、「名刺交換」を行う相手が、今回説明している「退避の動き」を伴って、あなたに名刺を差し出してきたとしても、ほとんどの場合、あなたは相手の「退避の動き」に気づくことはありません。

    なぜならば、

    「大変お忙しいところ申し訳ありません」
    「私、○○会社の△△と申します」
    「もしよろしければ少しだけお話させて頂けませんでしょうか?」

    などの、挨拶やお詫びやお願いやお礼などを伝える相手の「ことば」は聞こえますが、相手の「退避の動き」は見えないからです。

    そのために、あなたは、相手が表現している「退避の動き」からではなく、相手が話す「ことば」の内容や声、また相手の容姿や服装などから相手の印象を受け取っているのです。

    ところが、名刺交換をした相手が、ただ話をしているだけにもかかわらず、何となく消極的で慎重過ぎる人に違いないという印象を持つ場合があると思います。

    それは、相手が後ろに向かってゆっくり下がる「退避の動き」を伴って、あなたに名刺を差し出すと同時にあなたの名刺を受け取り、その後も「退避の動き」を繰り返し伴いながら話をしたからなのです。

    以上、4回シリーズで、「
    接近の動き」と「突進の動き」と「機敏の動き」と、今回の「退避の動き」を伴った4種類の「名刺交換」の仕方を説明しました。

    人は、自分の動きを隠すことができません。

    だから、名刺を差し出す場合さえ、自分なりの動きを伴って差し出すことになるのです。

    次回は、⑬「不動の動き」について説明します。

    ※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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    3.注意不明の動き&65.店員の身体信号が客を呼ぶ決め手(実演販売・百貨店内)

    4.不注意指示の動き&66.売れる店員はアクションを知っている(総菜販売・百貨店内)

    5.下に向かって力を入れた「うなずき」は、自信や責任感を感じさせる

    6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

    7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

    10.前に向かって勢いよく進む「突進の動き」は、唐突で強引な印象を伝える

    11.後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」は、テキパキと対応する印象を伝える
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    2017年11月 4日 (土)

    11.後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」は、テキパキと対応する印象を伝える

    こんにちは。

    あなたが、初対面の挨拶を交わしただけで、何となく「感じが良い」と感じる人に出会うことは、珍しくはないと思います。

    ところが一体何が感じが良いのか?と問われても、明確には答えられないはずです。

    まるで全くタネが分からないマジックを見ているように、明確な理由が見当たらないままに、相手のことを「感じが良い人」と判断しています。

    「感じが良い人」と感じる理由は、相手の容姿や服装や話すことばや声のようにも感じますが、それらは決定打ではないはずです。

    実は、「感じが良い」「悪い」は、その人の身体の動き(しぐさ=身振り手振り)によって、生み出されているのです。

    見えたり聞こえたりしない「身体の動き」だからこそ、はっきりとは他人に伝えられないのです。

    さて今回は、「感じが良い、悪い」を生み出す13種類の身体の動きの内、11個目の⑪「機敏の動き」について説明します。

    ⑪「機敏の動き」とは、次の映像ロボットが表現している動き(アクション)のことです。

     

    Photo_2

    手や身体を使って、後ろに向かって素早く引く動きのことです。

    そして、この「機敏の動き」は、相手に対してテキパキと対応するイメージを表現する時の動きです。

     

    このロボットのカット(静止画像)は、「機敏の動き」を伴って、相手に名刺を差し出す一連の動きの一瞬をとらえたものです。

     

    動きとは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「機敏の動き」の開始から終了まで、つまり名刺を差し出す開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

     

    実際の「機敏の動き」はこちらで確認してください。

     

    さて、あなたが今後、ビジネスにおいて「名刺交換」を行う時は、相手の動きに注意を払ってください。

    その際、「名刺交換」を行う相手が、今回説明している「機敏の動き」を伴って、あなたに名刺を差し出してきたとしても、ほとんどの場合、あなたは相手の「機敏の動き」に気づくことはありません。

    なぜならば、

    「どうぞよろしくお願いします」
    「お忙しいところ申し訳ありません」
    「私、○○会社の△△と申します」
    「早速ですが数分だけよろしいでしょうか?」

    などの、挨拶やお詫びやお願いやお礼などを伝える相手の「ことば」は聞こえますが、相手の「機敏の動き」は見えないからです。

    そのために、あなたは、相手が表現している「機敏の動き」からではなく、相手が話す「ことば」の内容や声、また相手の容姿や服装などから相手の印象を感じてしまいます。

     

    ところが、名刺交換をした相手が、ただ話をしているだけにもかかわらず、何となく相手がテキパキと対応する人に違いないという印象を感じる場合があります。

    それは、相手が後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」を伴って、あなたに名刺を差し出すと同時にあなたの名刺を受け取り、その後も「機敏の動き」を繰り返しながら話をしたからなのです。

    前々回の「接近の動き」や、前回の「突進の動き」の時と同様に、今回の「機敏の動き」も、相手が名刺を差し出しただけで、あなたに対して相手の印象がはっきりと伝わるのです。

    映画の俳優のように、何度もテストを繰り返して行う場合には、誰でも意識的に名刺を差し出すことができますが、人は自分特有の名刺の差し出し方をとっさに変えることはできないものなのです。

    相手を見抜く絶好のチャンスが、「名刺交換」なのです。

    次回は、⑫「退避の動き」について説明します。

    ※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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    3.注意不明の動き&65.店員の身体信号が客を呼ぶ決め手(実演販売・百貨店内)

    4.不注意指示の動き&66.売れる店員はアクションを知っている(総菜販売・百貨店内)

    5.下に向かって力を入れた「うなずき」は、自信や責任感を感じさせる

    6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

    7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

    10.前に向かって勢いよく進む「突進の動き」は、唐突で強引な印象を伝える
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    2017年11月 2日 (木)

    10.前に向かって勢いよく進む「突進の動き」は、唐突で強引な印象を伝える

    こんにちは。

    見えたり聞こえたりしないにもかかわらず、相手が話す「ことば」よりも、はるかに大きな影響を伝えているのが身体の「動き」(しぐさ=身振り手振り)です。

    しかし、身体の「動き」ははっきりと目には見えないために、相手が話す「ことば」を中心としたコミュニケーションが行われているのが現状です。

    そのことが様々な人間関係において、行き違いや誤解を生み出し、多くの人の悩みの要因となっています。

    そのことが少しでも解決されることを願って、「13種類の身体の動き」を説明しています。

    今回は「13種類の身体の動き」の内、十個目の⑩「突進の動き」について説明します。

    ⑩「突進の動き」とは、次の映像ロボットが表現している動き(アクション)のことです。

     

    Photo_2

    手や身体を使って、前に向かって勢いよく進む動きのことです。

    そして、相手に対して唐突で強引なイメージを表現する時の動きです。

    このロボットのカット(静止画像)は、「突進の動き」を伴って、相手に名刺を差し出す一連の動きの一瞬をとらえたものです。

    動きとは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「突進の動き」の開始から終了まで、つまり名刺を差し出す開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

    実際の「突進の動き」は
    こちらで確認してください。

    さて、あなたがビジネスにおいて、突然訪問をしてきた相手と「名刺交換」を行うという機会は珍しくないと思います。

    その際、「名刺交換」を行う相手が、「突進の動き」を伴って、あなたに名刺を差し出してきたとしても、ほとんどの場合、あなたは相手の「突進の動き」に気づくことはありません。

    なぜならば、

    「お忙しいところ申し訳ありません」

    「本日はご挨拶だけでもと思いまして」

    「突然ですが、○○会社の△△と申します」

    「アポイントも取らずに申し訳ありません」

    などの、突然の訪問に対するお詫びやお願いやお礼などを伝える相手の「ことば」は聞こえますが、相手の「突進の動き」は見えないからです。

    そのために、あなたは、相手が表現している「突進の動き」からではなく、相手が話す「ことば」によって相手の印象を決めたり理解したりしてます。

    ところが、名刺交換をした相手が、強引で乱暴な「ことば」等はを全く話していな
    いにもかかわらず、相手が何となく強引で乱暴そうなイメージを感じる場合があります。

    それは、相手が前に向かって勢いよく進む「突進の動き」を伴って、あなたに名刺を差し出し、その後も「突進の動き」を繰り返し伴いながら話をしたからなのです。

    前回の「
    接近の動き」の時と同様に、今回の「突進の動き」も、相手が名刺を差し出しただけで、あなたに対して相手の印象が伝わるのです。

    前回の「接近の動き」と今回の「突進の動き」と、次回の「機敏の動き」、次々回の「退避の動き」以上のそれぞれの動きを伴った四種類の名刺の差し出し方を見抜くだけで、相手がどのようなタイプであるかということを大よそ把握することができます。

    次回は、⑪「機敏の動き」について説明します。

    ※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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    4.不注意指示の動き&66.売れる店員はアクションを知っている(総菜販売・百貨店内)

    5.下に向かって力を入れた「うなずき」は、自信や責任感を感じさせる

    6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

    7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える
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    2017年10月31日 (火)

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

    こんにちは。

    現在でもほとんど無視されている、コミュニケーションにおける、相手の身体の動き(しぐさ=身振り手振り)は、「ことば」よりもはるかに多くの情報と本音を表現しています。

    あとは、私たちが相手の身体の動きが語る情報について知るだけなのです。

    前回まで、(1)回転の動き4個と(2)上下の動きの4個を説明しました。

    今回からは、(3)前後の動き4個を順番に説明していきます。

    それでは、13種類の身体の動きの九つ目の⑨「接近の動き」について説明します。

    ⑨「接近の動き」とは、次の映像ロボットが表現している動き(アクション)のことです。

     

    Photo_2


    手や身体を使って、前に向かってゆっくりと進む動きです。

    そして、相手に対して積極的で前向きであることを表現する時の動きです。

    このロボットのカット(静止画像)は、「接近の動き」を伴って、相手に名刺を差し出す一連の動きの一瞬をとらえたものです。

    動きとは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「接近の動き」の開始から終了まで、つまり名刺を差し出す開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

    実際の「接近の動き」は
    こちらで確認してください。

    あなたは、ビジネスにおいて様々な場所でいろいろな方々と「名刺交換」をされると思います。

    ところが実際に、「名刺交換」を行う相手が、「接近の動き」を伴って、あなたに名刺を差し出してきたとしても、ほとんどの場合、あなたは相手の「接近の動き」に気づくことができません。

    なぜならば、

    「突然で申し訳ありません」
    「いつもお世話になっております」
    「○○会社の△△と申します」
    「どうぞよろしくお願いいたします」

    などの挨拶やお詫びやお礼や会社名や相手の氏名などを伝える「ことば」は聞こえますが、「接近の動き」は見えないからです。

    そのために、あなたは、相手が表現している「動き」からではなく、相手が話す「ことば」によって相手の印象を決めたり理解したりしているのです。

    ところが、名刺交換をした相手が具体的にはやる気や熱心さを感じさせる「ことば」を話してないにもかかわらず、相手のことをやる気があって熱心そうなイメージの人だと感じる場合があります。

    それは、前にゆっくりと進む「接近の動き」を伴って、あなたに名刺を差し出し、その後も「接近の動き」を繰り返し伴いながら話をしたからなのです。

    大変興味深いことに、多くの人は見えたり聞こえたりしているものよりも、見えないもの「人の身体の動き」(しぐさ=身振り手振り)の方にはるかに強い影響を受けているのです。

    近い内に、あなたが名刺交換をする機会がありましたら、相手の話すことばよりも、相手の「前後の動き」に注意を払ってください。

    果たして「接近の動き」をとらえることができるでしょうか?

    次回は、⑩「突進の動き」について説明します。

    ※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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    1.一点注意の動き&64の(4)店員の動きが客の安心感を高める(化粧品・クリニーク)

    2.全体注意の動き&64の(5).店員の動きが客の安心感を高める(化粧品・クリニーク)

    3.注意不明の動き&65.店員の身体信号が客を呼ぶ決め手(実演販売・百貨店内)

    4.不注意指示の動き&66.売れる店員はアクションを知っている(総菜販売・百貨店内)

    5.下に向かって力を入れた「うなずき」は、自信や責任感を感じさせる

    6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

    7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する
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    2017年8月15日 (火)

    30.店員空間が広い場合のアクション術・みんなで動けば活気が溢れる

    こんにちは。

    「店員空間の広い接触型店」とは下のような構造の店です。


    Photo

    この店舗構造が生み出す、「客を遠ざける店員のアクション」は前回にご紹介しましたが、今回は、「客を引きつける店員のアクション」をご紹介します。

    (1)接客中の店員のアクションは、「なわばり」解除の店員のアクションとなって客を引きつけます。


    Photo_7

    (2)作業中の店員のアクションは、「なわばり」解除の店員のアクションとなって、客を引きつけます。

    Photo_8

    (3)店頭に生じた数人の客の姿は、「サクラパワー」を発揮して、いっそう「なわばり」を解除して、客を引きつけます。

    Photo_9



    「店員空間の広い接触型店」」で、多くの店員が「なわばり」解除のアクションを行うと、より強力な「なわばり」解除の店員のアクションとなって、大勢の客を引きつけます。

    それでは今日の、「店員空間が広い場合のアクション術②みんなで動けば活気が溢れる」をお読みください。

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    30.店員空間が広い場合のアクション術

    ②みんなで動けば活気が溢れる

    ◆客寄せ踊りと客寄せ音頭

    せっかくの広い店員空間を利用しないという方法はありません。

    数人の店員が「仕事中」のアクションをすれば店員のなわばりは解除され、そのアクションが多くの客をひきつけます。

    店員が忙しそうに働いている店には活気があります。

    活気があって店員がよく働いている店と、活気がなくてまるで死んだような店を比較して考えると、どちらに魅力があるかは明らかです。

    客をひきつけるアクションのポイントは、たとえ客が一人もいないときでも(むしろいないときこそ)、全員が元気よく動き続けるということです。


    P55

    そんなときに店頭のほうをむいてじっと立ち止まっていては、近づくはずの客まで追い払うことになってしまいます。

    アクションを続けている限り、ある程度の通行量さえあれば必ず客がつきます。

    客がつけば注文された店員は本物の接客アクションをすることができます。

    客が店頭に立ち止まってもあせって声をかける必要はありません。

    客のほうから声をかけてきたときに、すみやかに対応すればいいのです。

    店頭の客数がふえてきたら、アクションはますますキビキビするようにします。

    店員が一生懸命に働いている様子がわかれば、客は怒らずに待っています。

    こうした一連の客を呼ぶアクションを「客寄せ踊り」といいます。

    また、接客終了時の「ありがとうございました」という店員の声につなげて、全員が口々に「ありがとうございました」と言ったり、店長などの音頭に従って、時々、「いらっしゃいませ」、「お待たせいたしております」といったかけ声をかけることも、店内の活気を盛りあげるのに役立ちます。

    このように客をひきつける店員の声を「客寄せ音頭」といいます。

    ③個性よりも集団イメージが大切

    こういうタイプの店では、店員の個性はなんの役にもたちません。

    大切なのは全員がきちんと同じユニホームをつけて、まるで全体が一つの生きもののように動くことです。

    一人だけ目立つような突飛なスタイルは全体の調和をこわして浮いてしまうだけですから、やめておかなければなりません。

    ユニホームは店の雰囲気を盛りあげるうえで非常に大きな役割を果たすので、慎重に選ばなければなりません。

    店員の存在そのものがあまり気にならないような、落ち着いたユニホームを選ぶことが効果的です。

    次回、「31.客を集める商品空間づくり①商品空間のなわばり解除」に続く。

    (※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです

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    1.売れる店にはアクションがある

    2.客を引きつける店員のアクション(その1)

    3.客を引きつける店員のアクション(その2)

    4.客を遠ざける店員のアクション(その1)

    5.客を遠ざける店員のアクション(その2)

    6.なぜ客はアクションに反応するのか

    7.アクションと身体信号

    8.コミュニケーションにおける①「動作信号」とは?

    9.水平面の動作とは?

    10.垂直面の動作とは?

    11.矢状面の動作とは?

    12.コミュニケーションにおける②表情信号とは?

    13.コミュニケーションにおける③視線信号とは?

    14.コミュニケーションにおける④空間利用信号とは?

    15.15.コミュニケーションにおける⑤話し言葉信号⑥音声信号とは?

    16.コミュニケーションにおける⑦接触信号とは?

    17.コミュニケーションにおける⑧性別年齢信号とは?

    18.コミュニケーションにおける⑨容姿信号とは?

    19.コミュニケーションにおける⑩におい信号とは?

    20.店員が評価される身体信号10ポイント

    21.店にはタイプがある ①店を構成する三つの空間

    22.商品空間と店員空間と客空間の三空間からなる「店の四分類」

    23.こういう店が接触型店(店員空間が狭い場合)

    24.こういう店が接触型店(店員空間が広い場合)

    25.店員空間が狭い場合のアクション術(その1)

    26.店員空間が狭い場合のアクション術(その2)」

    27.店員空間が狭い場合のアクション術③店員の動きが客を呼ぶ

    28.店員空間の狭い場合のアクション術④そ知らぬふりが成功の秘訣

    29.店員空間が広い場合のアクション術①店員が並んでいては客がこない

     

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