カテゴリー「◆東京ソラマチの繁盛店」の8件の記事

2012年12月11日 (火)

ソラマチ商店街「接触・引き込み・回遊型店」⑥

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2012年5月22日に開業した「東京スカイツリー」。開業から約5ヵ月が立ちますが、当初の関係者の予想を上回る集客数が続き、いまやすっかり日本を代表する観光名所となっています。
巨大な電波塔である「スカイツリー」もさることながら、その足もとには312店舗(開業時)の大商業施設「東京ソラマチ」が存在しています。
いったいどんな店が出店しているのか?「東京ソラマチ」に客が引き付けられるのはなぜなのか? その店舗と接客を観察してみましょう。

■ソラマチ商店街 「接触・引き込み・回遊型店」⑥
※各店の分析に関しては、今後も追跡調査を続け、随時修正し更新していきます。

イーストヤード1階に位置する全長約120mの通路に、食品、雑貨、カフェなどの店35店舗が並んでいます。ここは押上駅からスカイツリー本体に向かう通路の役割を果たしている、大変通行量の多い好立地です。この立地に恵まれた「ソラマチ商店街」にはいったいどんな構造の店が出店し、どんな接客をしているのでしょうか?「ソラマチ商店街」の動向は、これからの繁盛店の傾向を探るための大きなヒントを提供してくれそうです。

私達は、店を分析するために、「商品空間」「店員空間」「客空間」の三空間のレイアウトの仕方によって4つの構造に分類しています。
1.接触型店
2.引き込み型店
3.引き込み・回遊型店
4.接触・引き込み・回遊型店
店の構造は、扱い商品、販売方法などと深い関係を持ち、店員(販売員)の接客アクションを左右する非常に大切なものです。35店舗の店を4つの構造に分類してみるだけでも、大変興味深い事実が見えてきます。




●サマンサタバサ プチチョイス (財布/雑貨)㈱サマンサタバサジャパンリミテッド

 店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店
         ・・・東京ソラマチ・ソラマチ商店街

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この店は、ここでは「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」に分類します。
しかし、通路に面した接触部分の商品空間が少な過ぎることと、店内の回遊部分の商品空間が非常に少ないことから、「店員空間がない、引き込み・回遊型店」にも分類することができます。
この店は、パスケースや財布やポーチなど人気ブランドのファッショナブルな商品のパワーによって、多くのターゲット顧客を引きつけています。しかし、店員空間がない小さい規模のこの店の場合は、店員(販売員)のアクションが商品以上に大切になります。そのため、店内でじっと立って客を待つ店員(販売員)のアクションが生じると客を遠ざけ、接客中や作業中の店員の(販売員)アクションが生じると、客を引きつけます。また何人かの客が入ってサクラパワーが生じた場合は、小さい店のハンデが逆に有利に働き、強力なサクラパワーとなって、一層多くの通行客を引きつけやすくなっています。




●ご当地ピンズ プラス (観光土産) 石川玩具㈱

 店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
           ・・・東京ソラマチ・ソラマチ商店街

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この店は、セルフ販売方式を行うための、「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型」の構造をしています。そして、47都道府県・各観光地の名物や行事などをモチーフにした、絵柄を書き起こした地域限定ピンズを販売しています。
奥行きの狭い小さな店ですが、間口が広く、誰でもが気軽に立ち寄れる店となっています。通行客の多い通路に面したこの店は、店内の客の様子がサクラパワーとなって、一層入りやすい店となっています。




●私の部屋 (ライフスタイル雑貨)㈱私の部屋リビング

   店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
             ・・・東京ソラマチ・ソラマチ商店街

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この店も「セルフ販売方式」を行うための、店員空間がある、「接触・引き込み・回遊型」の構造をしています。
生活雑貨をセルフ販売方式で売るこの店は、買うか買わないかに関係なく、客は気軽に店内を回遊することができます。店内の回遊通路には客の相談などに応じるための何人かの店員(販売員)がいますが、客の少ない時間帯では、やはりなわばり主張のアクションとなり、店員(販売員)のそばを回遊するには少し抵抗を感じます。しかし、通行客の多い通路に面したこの店は、それ以外のほとんどの時間帯は、気軽に入りやすく冷やかしやすい店となっています。

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2012年12月 5日 (水)

ソラマチ商店街「接触・引き込み・回遊型店」⑤

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2012年5月22日に開業した「東京スカイツリー」。開業から約5ヵ月が立ちますが、当初の関係者の予想を上回る集客数が続き、いまやすっかり日本を代表する観光名所となっています。
巨大な電波塔である「スカイツリー」もさることながら、その足もとには312店舗(開業時)の大商業施設「東京ソラマチ」が存在しています。
いったいどんな店が出店しているのか?「東京ソラマチ」に客が引き付けられるのはなぜなのか? その店舗と接客を観察してみましょう。

■ソラマチ商店街 「接触・引き込み・回遊型店」⑤
※各店の分析に関しては、今後も追跡調査を続け、随時修正し更新していきます。

イーストヤード1階に位置する全長約120mの通路に、食品、雑貨、カフェなどの店35店舗が並んでいます。ここは押上駅からスカイツリー本体に向かう通路の役割を果たしている、大変通行量の多い好立地です。この立地に恵まれた「ソラマチ商店街」にはいったいどんな構造の店が出店し、どんな接客をしているのでしょうか?「ソラマチ商店街」の動向は、これからの繁盛店の傾向を探るための大きなヒントを提供してくれそうです。

私達は、店を分析するために、「商品空間」「店員空間」「客空間」の三空間のレイアウトの仕方によって4つの構造に分類しています。
1.接触型店
2.引き込み型店
3.引き込み・回遊型店
4.接触・引き込み・回遊型店

店の構造は、扱い商品、販売方法などと深い関係を持ち、店員(販売員)の接客アクションを左右する非常に大切なものです。35店舗の店を4つの構造に分類してみるだけでも、大変興味深い事実が見えてきます。

●スリーフォータイム (バッグ/雑貨) ㈱ジオン商事
  店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
           ・・・東京ソラマチ・ソラマチ商店街

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この店を含めて今回ご紹介する三店舗は、すべて「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」の構造をした、セルフ販売方式の店舗です。

従来の日本の商店街には、ここでご紹介するような店舗構造と販売方法を採用した店は、一店も存在してはいませんでしたが、このソラマチ商店街では、この構造と販売方法を採用した店が中心となっています。

その一番の理由は、この商店街が、毎日多くの回遊客でにぎわっていることです。この商店街のように毎日大勢の通行客がある場合に限っては、コンビニやドラッグストアのように非常にたくさんの商品アイテム数が無くても、セルフ販売方式を採用した店として十分に成立することができます。

この店では、何人かの店員(販売員)が客の回遊通路に出ていますが、陳列商品を整えたり、商品の補充をしたりなど、客を引きつける作業中のアクションを行っています。何人かの客が店頭や店内にサクラパワーを生み出すと、店全体のなわばりは解除され、より一層入りやすい店となります。




●ルピシア (紅茶/緑茶) ㈱ルピシア
  店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
           ・・・東京ソラマチ・ソラマチ商店街

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この店も「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」のセルフ販売方式の店です。

奥行きの狭い店ですが、通路に沿って間口が広く、通行客から直ぐに店内が見渡せる構造となっています。

セルフ販売方式のために、買うか買わないかに関係なく、客は気軽に商品空間を冷やかすことができますが、客が一人もいない場合は、多少入りにくさを感じさせます。

しかし、何人かの客が店内を回遊したり、店頭の商品空間に立ち止まったりして、サクラパワーが生じると、その様子が通行客から大変よくわかるために、非常に冷やかしやすい店となります。




●パーティ リコ (バラエティ雑貨ショップ)㈱国井産業
  店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
           ・・・東京ソラマチ・ソラマチ商店街

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この店は、「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」で、典型的なセルフ販売方式の店です。

店名通り、バラエティ豊かな雑貨を冷やかすだけでも気軽に入れるこの店は、通行客の非常に多いソラマチ商店街にはぴったりの店だと言えるでしょう。

碁盤の目のように配置された商品空間は、店員(販売員)や他の客からの死角を生み出し、より一層冷やかしやすい商品空間となっています。

そして、この店の店員(販売員)のアクションは、レジカウンターで清算作業を行う接客中のアクション、回遊通路に出て商品を補充する作業中のアクション等、すべて客を引きつける店員(販売員)のアクションとなっています。

※次回も、東京ソラマチ商店街の「接触・引き込み・回遊型店」をご紹介します。

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2012年11月28日 (水)

ソラマチ商店街「接触・引き込み・回遊型店」④

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2012年5月22日に開業した「東京スカイツリー」。開業から約5ヵ月が立ちますが、当初の関係者の予想を上回る集客数が続き、いまやすっかり日本を代表する観光名所となっています。
巨大な電波塔である「スカイツリー」もさることながら、その足もとには312店舗(開業時)の大商業施設「東京ソラマチ」が存在しています。
いったいどんな店が出店しているのか?「東京ソラマチ」に客が引き付けられるのはなぜなのか? その店舗と接客を観察してみましょう。

■ソラマチ商店街 その4「接触・引き込み・回遊型店」
※各店の分析に関しては、今後も追跡調査を続け、随時修正し更新していきます。
イーストヤード1階に位置する全長約120mの通路に、食品、雑貨、カフェなどの店35店舗が並んでいます。ここは押上駅からスカイツリー本体に向かう通路の役割を果たしている、大変通行量の多い好立地です。この立地に恵まれた「ソラマチ商店街」にはいったいどんな構造の店が出店し、どんな接客をしているのでしょうか?「ソラマチ商店街」の動向は、これからの繁盛店の傾向を探るための大きなヒントを提供してくれそうです。

私達は、店を分析するために、「商品空間」「店員空間」「客空間」の三空間のレイアウトの仕方によって4つの構造に分類しています。
1.接触型店
2.引き込み型店
3.引き込み・回遊型店
4.接触・引き込み・回遊型店
店の構造は、扱い商品、販売方法などと深い関係を持ち、店員(販売員)の接客アクションを左右する非常に大切なものです。35店舗の店を4つの構造に分類してみるだけでも、大変興味深い事実が見えてきます。
今回は「接触・引き込み・回遊型店」をご紹介しています。
「接触・引き込み・回遊型店」に関してはこちらをご覧ください。

●スコッチグレイン (シューズ)  ㈱ヒロカワ製靴
 店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店
          ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

この店は、「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」で側面販売を行う店です。そのために店員(販売員)は、客と共有した回遊通路に立って客を待ち受けることになります。
回遊通路に立つ数名の店員は、全員、靴を磨くなどの何らかの作業を行ってはいますが、客を引きつける作業中のアクションとはなっていません。客が回遊を始めるや否や、早いタイミングでの接客が開始されそうな雰囲気を醸し出しているからです。また、店内には店員(販売員)からの死角のコーナーが無く、店内を回遊する客にとっては、店員(販売員)からの強いなわばり主張を感じやすくなっています。しかし、この店に数人の客が来て、それぞれの店員(販売員)が接客中のアクションに変化した場合は、その様子が通行客に見えやすい分、今度は逆に入りやすい店に変化をすることになります。

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●わけあって日本 (食料品/雑貨)㈱エディションマーケティング
  店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
           ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

この店は、客の立場からは、二つの店舗が同居したブースだと感じられます。
右側の店は、「店員空間がある、接触、引き込み、回遊型店」で、京都の織物商老舗「永楽や細辻伊兵衛商店」が展開する「RAAK」というブランドのガーゼの手ぬぐいや風呂敷などの雑貨類を、セルフ販売方式で展開しています。
そして左側の店は、「店員空間が広い接触型店」で、ポップコーンのコーナーとスイーツ(プリンだっちゃ)や東北銘菓などを販売するコーナーを併せ持った店となっています。
右側のセルフ販売方式の接客の店と、左側の対面販売方式の接客の店が同居することによって、店全体としては、なわばりが解除された空間となり、サクラパワーが生じやすく、客が気軽に立ち寄れる雰囲気の店となっています。

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◆店全体のイメージ
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●はせがわ酒店 (リカー) ㈱はせがわ酒店
  店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
           ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

この店は、「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」で、セルフ販売方式を採用した店です。そのために通行客は買うか買わないかに関係なく、気軽に店内を回遊して商品をながめています。その姿は他の客を引き付けるサクラパワーとなって、店内ににぎわいを生み出しています。
また、店頭には試飲コーナーが設けられており、店員(販売員)が客にどんどん試飲を勧めています。ここで試飲を楽しむ客の様子もまたサクラパワーとなって通行客を引きつけ、店内への回遊を促進しています。

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※次回も「接触・引き込み・回遊型店」をご紹介します。

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2012年11月19日 (月)

ソラマチ商店街「接触・引き込み・回遊型店」③

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2012年5月22日に開業した「東京スカイツリー」。開業から約5ヵ月が立ちますが、当初の関係者の予想を上回る集客数が続き、いまやすっかり日本を代表する観光名所となっています。
巨大な電波塔である「スカイツリー」もさることながら、その足もとには312店舗(開業時)の大商業施設「東京ソラマチ」が存在しています。
いったいどんな店が出店しているのか?「東京ソラマチ」に客が引き付けられるのはなぜなのか? その店舗と接客を観察してみましょう。

■ソラマチ商店街 その4「接触・引き込み・回遊型店」
※各店の分析に関しては、今後も追跡調査を続け、随時修正し更新していきます。
イーストヤード1階に位置する全長約120mの通路に、食品、雑貨、カフェなどの店35店舗が並んでいます。ここは押上駅からスカイツリー本体に向かう通路の役割を果たしている、大変通行量の多い好立地です。この立地に恵まれた「ソラマチ商店街」にはいったいどんな構造の店が出店し、どんな接客をしているのでしょうか?「ソラマチ商店街」の動向は、これからの繁盛店の傾向を探るための大きなヒントを提供してくれそうです。

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私達は、店を分析するために、「商品空間」「店員空間」「客空間」の三空間のレイアウトの仕方によって4つの構造に分類しています。
1.接触型店        
2.引き込み型店
3.引き込み・回遊型店   
4.接触・引き込み・回遊型店

店の構造は、扱い商品、販売方法などと深い関係を持ち、店員(販売員)の接客アクションを左右する非常に大切なものです。35店舗の店を4つの構造に分類してみるだけでも、大変興味深い事実が見えてきます。

4.接触・引き込み・回遊型店

■店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店
「接触・引き込み・回遊型店」とは、店頭に「商品空間」を置き、店内に回遊型の「商品空間」と「客空間」を用意している店です。「店員空間がない」タイプの店は、「店員空間」と「客空間」が重なっているために、店員(販売員)は客のそばに立って側面販売を行います。店員(販売員)の客を遠ざけるアクションが生じやすい店です。

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■店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
「接触・引き込み・回遊型店」とは、店頭に「商品空間」を置き、店内に回遊型の「商品空間」と「客空間」を用意している店です。
「店員空間がある」タイプの店は、店内に明確なレジカウンター(店員空間)がつくられていることが多く、「セルフ販売方式」を行います。店員(販売員)は注文されてから接客を開始するので、客を遠ざけるアクションが生じにくい店です。

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●アンパンマンキッズコレクション (キャラクター)  ㈱バンダイ
  店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
                  ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

この店は、一見、「店員空間がある、引き込み・回遊型店」にも見えますが、通路に面した左側の接触部分に商品空間を設計して商品も陳列していることから、「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」に分類します。
セルフ販売方式を採用した店のために、誰でもが気軽に入ることができますが、店員(販売員)が店頭の商品空間のそばに出てきて、陳列の整理をしながら呼び込みをかけたりした場合には、セルフ販売方式の店では無く接客を受ける店なのではないか?と客に思わせ、返って客を遠ざけやすい店員のアクションとなっています。
しかし、あくまでもセルフ販売方式の店であることから、何人かの客が店内に入ってサクラパワーが生じると、大変入りやすい店となります。通行量の非常に多いソラマチ商店街の場合は、接触部分の商品空間をもっと充実させることによって、より一層入りやすい店となることが想像されます。

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Anapanmanga



●たまゆら バイ アナヒータストーンズ (アクセサリー/ジュエリー) ㈱めのや
   店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
                  ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

この店は、「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」で、セルフ販売方式の店です。1~2名の店員(販売員)が、常に回遊通路に出て商品の補充や陳列の整理などをしていますが、接客を開始するなどの、客を遠ざける店員のアクションは行っていません。そのために誰でもが気軽に店内を回遊して冷やかすことができます。またその様子が通路から良く見通せるために、常になわばりが解除され、入りやすい店というイメージが訴求されています。

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kissora (革製品)  ㈱東京デリカ

 
店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
                 ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

この店は、「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」で、セルフ販売方式を採用した店です。セルフ販売方式の店であるということに加えて、店員(販売員)は店員空間の中で作業中のアクションや、回遊通路に出て商品陳列の整理中のアクションをしていますので、店全体のなわばりは常に解除されています。そして、何人かの客が店頭の商品を検討したり、店内を回遊したりすることによって、サクラパワー現象が生じ、より一層通行客を引きつけています。

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次回も引き続き、ソラマチ商店街の「接触・引き込み・回遊型店」を分析します。

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2012年11月17日 (土)

ソラマチ商店街「接触・引き込み・回遊型店」②

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2012年5月22日に開業した「東京スカイツリー」。開業から約5ヵ月が立ちますが、当初の関係者の予想を上回る集客数が続き、いまやすっかり日本を代表する観光名所となっています。
巨大な電波塔である「スカイツリー」もさることながら、その足もとには312店舗(開業時)の大商業施設「東京ソラマチ」が存在しています。
いったいどんな店が出店しているのか?「東京ソラマチ」に客が引き付けられるのはなぜなのか? その店舗と接客を観察してみましょう。

■ソラマチ商店街 その4「接触・引き込み・回遊型店」②
※各店の分析に関しては、今後も追跡調査を続け、随時修正し更新していきます。

イーストヤード1階に位置する全長約120mの通路に、食品、雑貨、カフェなどの店35店舗が並んでいます。ここは押上駅からスカイツリー本体に向かう通路の役割を果たしている、大変通行量の多い好立地です。この立地に恵まれた「ソラマチ商店街」にはいったいどんな構造の店が出店し、どんな接客をしているのでしょうか?「ソラマチ商店街」の動向は、これからの繁盛店の傾向を探るための大きなヒントを提供してくれそうです。

Soramati_map

私達は、店を分析するために、「商品空間」「店員空間」「客空間」の三空間のレイアウトの仕方によって以下のような4つの構造に分類しています。
 1.接触型店        2.引き込み型店 
 3.引き込み・回遊型店  4.接触・引き込み・回遊型店
店の構造は、扱い商品、販売方法などと深い関係を持ち、店員(販売員)の接客アクションを左右する非常に大切なものです。35店舗の店を4つの構造に分類してみるだけでも、大変興味深い事実が見えてきます。

4.接触・引き込み・回遊型店

■店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店
「接触・引き込み・回遊型店」とは、店頭に「商品空間」を置き、店内に回遊型の「商品空間」と「客空間」を用意している店です。「店員空間がない」タイプの店は、「店員空間」と「客空間」が重なっているために、店員(販売員)は客のそばに立って側面販売を行います。店員(販売員)の客を遠ざけるアクションが生じやすい店です。
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■店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
「接触・引き込み・回遊型店」とは、店頭に「商品空間」を置き、店内に回遊型の「商品空間」と「客空間」を用意している店です。
「店員空間がある」タイプの店は、店内に明確なレジカウンター(店員空間)がつくられていることが多く、「セルフ販売方式」を行います。店員(販売員)は注文されてから接客を開始するので、客を遠ざけるアクションが生じにくい店です。

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●デリフランス (ベーカリーカフェ)  ㈱ヴィ・ド・フランス
 店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
                  ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

この店は、持ち帰りコーナーと店内飲食コーナーとを併設した営業形態のファーストフード店です。持ち帰りコーナーは、「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」で、セルフ販売方式となっています。
この店の場合、持ち帰り商品と店内飲食商品の共用の精算カウンター(店員空間)が店の後方に設置されているために、通路に面した商品空間と客の回遊通路のなわばりが解除され、非常に冷やかしやすい構造となっています。
店員(販売員)が精算のために接客するアクションや商品の補充をするアクションは客を引き付けるアクションですが、この店では、その店員(販売員)のアクションよりも店内を回遊する客の姿の方がよく目立ちます。そのため、直ぐにサクラパワー現象が生じやすく、絶えず店頭が賑わっている店となっています。

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●鎌倉あきもと (漬物他) ㈱鎌倉あきもと
 店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
                  ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

この店は漬物を主体にした惣菜店としては珍しい、「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」です。
店頭の商品空間近くでは、常に試食コーナーが設けられていて、店員(販売員)が気軽に試食を勧めています。また試食を担当する店員(販売員)は同時に、客の質問や相談にも応じていますので、常に客を引きつけるアクションとなっています。奥の精算&包装をする店員(販売員)のアクションと試食コーナーで試食作業に追われる店員(販売員)のアクションは、ともに客を引き付けるアクションです。
またセルフ販売方式の店であるために、買うか買わないかには関係なく、客が気軽に店内を回遊するために、サクラパワー現象が生じやすく、非常に活気のある店となっています。

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●マツモトキヨシstore (医療品/雑貨/土産) ㈱マツモトキヨシ
 店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
                  ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

この店は日本を代表するドラッグストアチェーンの大手、「マツモトキヨシ」の店です。1980年代後半に、セルフサービス販売方式の店が多くの業種に登場してきましたが、この店もその当時に、「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型」のドラッグストアとして全国各地に登場してきました。
この店はすでに確立された構造と接客方法を持っており、今、日本で一番集客力が強い「ソラマチ商店街」にあっても、「入りやすい店」としては群を抜いています。

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※次回も引き続き、「ソラマチ商店街」の「接触・引き込み・回遊型店」をご紹介します。

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2012年11月13日 (火)

ソラマチ商店街「接触・引き込み・回遊型店」①

Skytreep2

2012年5月22日に開業した「東京スカイツリー」。開業から約5ヵ月が立ちますが、当初の関係者の予想を上回る集客数が続き、いまやすっかり日本を代表する観光名所となっています。
巨大な電波塔である「スカイツリー」もさることながら、その足もとには312店舗(開業時)の大商業施設「東京ソラマチ」が存在しています。
いったいどんな店が出店しているのか?「東京ソラマチ」に客が引き付けられるのはなぜなのか? その店舗と接客を観察してみましょう。

 

■ソラマチ商店街 その3「接触・引き込み・回遊型店」
※各店の分析に関しては、今後も追跡調査を続け、随時修正し更新していきます。

イーストヤード1階に位置する全長約120mの通路に、食品、雑貨、カフェなどの店35店舗が並んでいます。ここは押上駅からスカイツリー本体に向かう通路の役割を果たしている、大変通行量の多い好立地です。この立地に恵まれた「ソラマチ商店街」にはいったいどんな構造の店が出店し、どんな接客をしているのでしょうか?「ソラマチ商店街」の動向は、これからの繁盛店の傾向を探るための大きなヒントを提供してくれそうです。

Soramati_map

私達は、店を分析するために、「商品空間」「店員空間」「客空間」の三空間のレイアウトの仕方によって4つの構造に分類しています。
1.接触型店 2.引き込み型店 3.引き込み・回遊型店 4.接触・引き込み・回遊型店
店の構造は、扱い商品、販売方法などと深い関係を持ち、店員(販売員)の接客アクションを左右する非常に大切なものです。35店舗の店を4つの構造に分類してみるだけでも、大変興味深い事実が見えてきます。今回は4番目の「接触・引き込み・回遊型店」をご紹介します。

 

4.接触・引き込み・回遊型店

 

■店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店
「接触・引き込み・回遊型店」とは、店頭に「商品空間」を置き、店内に回遊型の「商品空間」と「客空間」を用意している店です。「店員空間がない」タイプの店は、「店員空間」と「客空間」が重なっているために、店員(販売員)は客のそばに立って側面販売を行います。店員(販売員)の客を遠ざけるアクションが生じやすい店です。

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■店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
「接触・引き込み・回遊型店」とは、店頭に「商品空間」を置き、店内に回遊型の「商品空間」と「客空間」を用意している店です。
「店員空間がある」タイプの店は、店内に明確なレジカウンター(店員空間)がつくられていることが多く、「セルフ販売方式」を行います。店員(販売員)は注文されてから接客を開始するので、客を遠ざけるアクションが生じにくい店です。

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●フラワーデコ (フラワーショップ) ㈱白楽花園

 

 店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店
                 ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街


この店は、フラワーショップとしては典型的な「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」の構造の店です。奥にレジカウンターがありますが、もともと店員空間として設計されたものではありません。
現在のこの店の店頭には、スカイツリータワーのミニチュアをあしらった土産用の商品がたくさん陳列され、一見、セルフサービス販売のような商品構成になっています。しかし、実際には店員(販売員)が接客をして販売をする方法をとっているために、セルフ販売方式ではありません。
この店は大勢の客でにぎわうソラマチ商店街にありますが、このように店舗構造と接客方法と商品構成に矛盾が生じる場合は、残念ながら冷やかしにくい店になりがちです。
しかし、ひとたび接客中のアクションが生じたり、冷やかし客が立ち止まったりすると、サクラパワー現象が生じ、買いやすい店になることも事実です。

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●あくせ処とぅ~む (アクセサリー/雑貨) あくせ処とぅ~む

 

店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店
                ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

 

この店は、「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」です。店の左サイドにレジカウンターがありますが、店員空間ではありません。この店のように小さい規模の店で、この構造の店を設計すると、あらかじめ、「客を遠ざける店員のアクション」が生じやすくなるということを認識しておく必要があります。
その理由は、店員(販売員)は店内の狭い回遊通路か店頭の通路に立って客を待ち受けることになるからです。店員(販売員)が何らかの作業をすることによって、客を引きつけるアクションになりますが、規模の小さい店では、なわばりを解除しきれないために、その効果は期待できません。
この店が多くの客を引きつけるときは、接客中の店員のアクションがなわばりを解除して、多くの冷やかし客を引きつけ、サクラパワー現象が生じたときです。大勢の通行客が行き交う通路に面したこの店のサクラパワー現象は、強力に次々と客を引きつけて、非常に冷やかしやすい店になるのです。

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※次回も「接触・引き込み・回遊型店」のご紹介を続けます。

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2012年11月 7日 (水)

ソラマチ商店街「引き込み・回遊型店」

Skytreep2

2012年5月22日に開業した「東京スカイツリー」。開業から約5ヵ月がたちますが、当初の関係者の予想を上回る集客数が続き、いまやすっかり日本を代表する観光名所となっています。
さて、今回も前回に引き続き、「東京ソラマチ」の商業施設のひとつである「ソラマチ商店街」を観察・分析します。

■ソラマチ商店街 その2
※各店の分析に関しては、今後も追跡調査を続け、随時修正し更新していきます。
イーストヤード1階に位置する全長約120mの通路に、食品、雑貨、カフェなどの店35店舗が並んでいます。ここは押上駅からスカイツリー本体に向かう通路の役割を果たしている、大変通行量の多い好立地です。
Soramati_map

私達は、店を分析するために、「商品空間」「店員空間」「客空間」の三空間のレイアウトの仕方によって4つの構造に分類しています。
1.接触型店 2.引き込み型店 3.引き込み・回遊型店 4.接触・引き込み・回遊型店
これらの店の構造は、扱い商品、販売方法などと深い関係を持ち、店員(販売員)の接客アクションを左右する非常に大切なものです。35店舗の店を構造によって分類してみるだけでも、大変興味深い事実が見えてきます。

3.引き込み・回遊型店に分類される店
「引き込み・回遊型店」とは、店頭に商品空間を置かず、店内に回遊型の「商品空間」と「客空間」を用意している店です。「引き込み・回遊型店」には「店員空間がある」タイプと「店員空間がない」タイプがあります。

■店員空間がない、引き込み・回遊型店
店頭に商品空間を設置せず、店内に回遊型の「商品空間」と「客空間」がある店で、「店員空間」を用意していない店です。「店員空間がない」タイプの店は、「店員空間」と「客空間」が重なっているので、接客の開始が早く、典型的に客を遠ざける店員のアクションが生じやすい店です。

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■店員空間がある、引き込み・回遊型店
店頭に「商品空間」を設置せず、店内に回遊型の「商品空間」と「客空間」と「店員空間」を用意している店です。
「店員空間がある」タイプの店は、客の注文を受けてから接客を開始する「セルフ販売方式」の店です。従って、このタイプの店では、客が購入を決定するまでに、客を遠ざける店員(販売員)のアクション(接客)は生じません。
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●メーカーズシャツ鎌倉 (婦人/紳士衣料)メーカーズシャツ鎌倉㈱

  店員空間がない、引き込み・回遊型店
                     ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街


この店は、通行量が多い観光地にある店としては珍しい「店員空間がない、引き込み・回遊型店」です。さらに、唯一、この店だけが客の出入り口を狭くしたガラスのファサードを設置した構造をとっています。あえて店頭をふさぎ、高級感や独自のイメージを強く打ち出すことによって、この場所にある一般的な構造の店とは性格を異にしており、観光地の店に多い「誰でもが自由に入ってよい」という情報は発信していません。
また、店の前を通行する客がガラス越しに店内の様子を見ると、店員空間がないために、店内に入るとすぐに店員(販売員)に接客されるというイメージがします。

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●ウォッチェルト1492(時計販売/修理)㈱石国

 店員空間が広い引き込み型店と
 
店員空間がない、引き込み・回遊型店の折衷型店舗
                 ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街


店内の約三分の一がレジと修理の作業場になっているので、一見、「店員空間がある、引き込み・回遊店」に見えますが、構造的には、「店員空間が広い引き込み型店」と「店員空間がない、引き込み・回遊型店」の折衷型店舗で、セルフ販売方式は行われていない店です。客がいない時には、店員(販売員)が客空間や店頭に立って客を待つ「客を遠ざけるアクション」が生じやすくなりますが、一方で、何人かの客が店に入ると、店員(販売員)は接客に追われるために、店は大変入りやすい状態になります。

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●和良 (米粉パン/米粉スイーツ)㈱ナチュラルフード

 店員空間がある、引き込み・回遊型店
             ・・・東京スカイツリーソラマチ商店街
 

この店はセルフ販売方式を採用した「店員空間がある、引き込み・回遊型店」です。この店は、二本の通路に面した部分を共にオープンにして、より入りやすくなることを狙っていますが、商品量が少なすぎるために、その効果はあまり発揮されておりません。逆に、店内の様子が見えすぎて、店内の店員(販売員)の存在が良く目立ち、客が少ない時は、一見、入りにくさを感じさせることがあります。

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2012年11月 4日 (日)

ソラマチ商店街(1)

Skytreep1_3   2012年5月22日に開業した「東京スカイツリー」。開業から約5ヵ月が立ちますが、当初の関係者の予想を上回る集客数が続き、いまやすっかり日本を代表する観光名所となっています。
巨大な電波塔である「スカイツリー」もさることながら、その足もとには312店舗(開業時)の大商業施設「東京ソラマチ」が存在しています。
いったいどんな店が出店しているのか?「東京ソラマチ」に客が引き付けられるのはなぜなのか? その店舗と接客を観察してみましょう。

「東京ソラマチ」には様々なエリアがありますが、今回は特徴的な物販エリアの店舗と接客について、その概要をながめてみたいと思います。

■ソラマチ商店街 
※各店の分析に関しては、今後も追跡調査を続け、随時修正し更新していきます。

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Soranati_turo
イーストヤード1階に位置する全長約120mの通路に、食品、雑貨、カフェなどの店35店舗が並んでいます。ここは押上駅からスカイツリー本体に向かう通路の役割を果たしている、大変通行量の多い好立地です。この立地に恵まれた「ソラマチ商店街」にはいったいどんな構造の店が出店し、どんな接客をしているのでしょうか?「ソラマチ商店街」の動向は、これからの繁盛店の傾向を探るための大きなヒントを提供してくれそうです。

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私達は、店を分析するために、「商品空間」「店員空間」「客空間」の三空間のレイアウトの仕方によって4つの構造に分類しています。
1.接触型店 2.引き込み型店 3.引き込み・回遊型店 4.接触・引き込み・回遊型店
これらの店の構造は、扱い商品、販売方法などと深い関係を持ち、店員(販売員)の接客アクションを左右する非常に大切なものです。35店舗の店を構造によって分類してみるだけでも、大変興味深い事実が見えてきます。

1.接触型店に分類される店
接触型店はあらゆる店舗の基本です。
店の基本である「戸板一枚の店」にもっとも近いのが、この「接触型店」です。
客の通路にそって「商品空間」を配置し、その後ろに店員(販売員)が立つ「店員空間」があります。「客空間」は店の外(通路)に客が自らつくります。
接触型店には、「店員空間が狭い」店と「店員空間が広い」店があります。

■店員空間が狭い接触型店
狭い店員空間に店員(販売員)がじっと立ったり、客が近づくや否や「いらっしゃいませ」と声をかけたりする「客を遠ざけるアクション」が生じやすい構造ですが、いったん客がつくと、サクラパワーが生じて、大勢の客を引き付けることもできます。

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■店員空間が広い接触型店    
店員空間が広いために、客との距離をとりやすく、なわばり解除がしやすい構造です。また、何かと作業が多いために「客を引き付けるアクション」が生じやすくなります。

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●サマンサタバサ アニバーサリー
   (ファッション雑貨/カフェ/スイーツ)
                     ㈱サマンサタバサジャパンリミテッド
 店員空間が狭い接触型店・・・東京スカイツリーソラマチ商店街
     

この店は、対面販売を行う「店員空間が狭い接触型店」とセルフ販売方式の「店員空間のある、接触・引き込み・回遊型店」の折衷型店舗で、一見わかりにくい店舗構造と販売方法の店になっています。また、それに加えて、喫茶コーナーも併設しています。
売り方の違う店をまとめているために、サクラパワーによる相乗効果を上手く利用するのがむずかしい店になっています。

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●みちくさ餅(餅菓子)㈱エフ・エフ・エス

 店員空間が狭い接触型店・・・東京スカイツリーソラマチ商店街
   
この店は、イートインのコーナーとテイクアウトのコーナーを併設した店です。テイクアウトのコーナーは、「店員空間が狭い接触型店」の構造で、セルフ販売方式を採用した店になっています。テイクアウトの客は、イートインの客と一緒にレジに行列をつくって購入します。

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●俵屋 重吉(おむすび) ㈱京樽

 
 店員空間が狭い接触型店・・・東京スカイツリーソラマチ商店街 

京樽が出店している新業態のおにぎり専門店です。
向かって右側がおにぎりのショーケースで、その後ろに厨房があります。また、左側には簡単なイートインコーナーがあります。
販売スペースの店員空間は狭いのですが、後ろの厨房で作業する店員(販売員)のアクションが「客寄せ踊り」の役割を果たし、商品のできたて感を感じさせています。また、商品空間の商品量が豊富なために、客が立ち止まって商品を見やすい構造です。イートインに客が入ると、その姿もまた通行客を引きつけます。
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●浅草梅園(甘味処) ㈱梅園

 店員空間が狭い接触型店・・・東京スカイツリーソラマチ商店街  

向かって左側がショーケースを使った甘味の物販で、真ん中が喫茶のメニューで、右側が喫茶スペースになっています。左側の対面販売のコーナーは「店員空間が狭い接触型店」なので、通行量が少ない時には、「客を遠ざける店員のアクション」が生じやすい構造になっています。
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●リトルチーズガーデン(チーズケーキ/焼菓子) ㈱庫や
 
 店員空間が狭い接触型店・・・東京スカイツリーソラマチ商店街  

この店は「店員空間が狭い接触型店」です。このタイプは、客を遠ざける店員のアクションが生じやすい構造です。しかし、この店の店員(販売員)は、パネルを使っての呼び込みや、試食サービスを行うことによって、「客寄せ踊り」や「客寄せ音頭」を生み出して、多くの客を引きつけています。

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●マリオンクレープ(クレープ) ㈱マリオン
 店員空間が広い接触型店・・・東京スカイツリーソラマチ商店街

店の構造は「店員空間が広い接触型店」であり、なおかつ、実演をして販売をする店であるために、客を引きつける店員(販売員)のアクションが生じやすい店です。しかし、この店は大勢の客が通行する通路から奥まったところにあるために、せっかくの実演効果を訴求しにくいつくりになっています。

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●たこ家道頓堀くくる(たこ焼き)白ハト食品工業㈱
 店員空間が広い接触型店・・・東京スカイツリーソラマチ商店街  

たこ焼きが美味しいことで有名な大阪のこの店は、焼きたてのたこ焼きを食べさせるイートインのコーナーとテイクアウトのコーナーを併設した店です。テイクアウトのコーナーは、「店員空間が広い接触型店」で、たこ焼きを焼く作業中の店員(販売員)のアクションが多くの客を引きつけています。

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2.引き込み型店に分類される店
(ソラマチ商店街にはこの構造の店は存在していません)

「引き込み型店」とは、商品空間を店内に引き込んで、店内に客空間をつくった構造の店です。「引き込み型店」には、「店員空間が狭い」タイプと「店員空間が広い」タイプがあります。

■店員空間が狭い引き込み型店
「店員空間が狭い引き込み型店」は、従来の商店街や、地下街などにある贈答用和洋菓子の店に多く店に見られる構造です。店内に広くつくった客空間であっても、店員空間が狭いために、「客を遠ざける店員のアクション」が生じやすく、通行客が入りにくい店です。

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■店員空間が広い引き込み型店    
「店員空間が広い引き込み型店」のは、客を引き付ける作業中の店員のアクションが生じやすくなるために、通行客が店内に入りやすい構造です。

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※次回は、ソラマチ商店街の「引き込み・回遊型店」「接触・引き込み・回遊型店」を分析します。

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