2.日本人の教育は、今、どこで行われているのか?

経済の発展に伴う全国の都市化によって、家庭や地域や学校や職場における従来の人間関係は崩壊してしまいました。

その結果、家庭でも地域でも学校でも職場でも、誰も自信を持って、人間関係に関する教育を行うことができなくなりました。

このような日本の社会の中で、ただ一つ、はっきりとした価値観を持つことになったのが店(サービス産業)だったのです。

店(サービス産業)の増加に伴う販売競争の激化は、次第に、店員の態度や身だしなみ、接客方法などに大きな影響を与えるようになり、次第に「お客様を立てる」ことが重要視されるようになっていきました。

すなわち、現代日本において人を教育している場所は「店(サービス産業)」であり、教育を行っているのは「お客様」のパワーなのです。