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2021年1月 4日 (月)

14.「竹下通り」の店の構造と店員&客のアクション-----竹下通りの三空間店舗分析(その1)

こんにちは。

前回までは、今や東京・原宿の「竹下通り」を凌ぐ勢いで若者を中心とした多くの客をひきつけている、東京・新大久保駅界隈の「コリアンタウン」を観察し分析してきました。


原宿の「竹下通り」から若者を中心とした多くの客がなぜ「コリアンタウン」に引きつけられていったかの原因についてお分かりいただけましたでしょうか?

なぜ若者を中心とする大勢の客が「竹下通り」よりも「コリアンタウン」の様々な通りに強い魅力を感じるのかをより理解していくために、改めて現在の東京・原宿の「竹下通り」全体や通りに立ち並ぶ様々な店をご紹介していきたいと思います。

↓山手線・原宿駅そばの「竹下通り」入り口の様子
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↓竹下通りの様子
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ここ「竹下通り」に立ち並ぶ様々な店を、「商品空間」と「客空間」と「店員空間」がどのように配置された店であるかという観点から分析すると以下の構造をした店で構成されていることがわかります。
(1)「店員空間が狭い、接触型店」

(2)「店員空間が広い、引き込み型店」
(3)「店員空間がない、引き込み・回遊型店」
(4)「店員空間がある、引き込み・回遊型店」
(5)「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」
(6)「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」
それでは、構造別にそれぞれの店の様子をご紹介します。

(1)「店員空間が狭い、接触型店」
通りに直接面した「商品空間」と狭い「店員空間」だけで作られています。

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(2)「店員空間が広い、引き込み型店」
店内に「商品空間」を引き込んで「客空間」を設け、広い「店員空間」を加えた「三空間」で作られているのが特徴です。
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(3)「店員空間がない、引き込み・回遊型」の構造
店内にだけ「商品空間」を配置し、「店員空間」が無いのが特徴です。
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(4)「店員空間がある、引き込み・回遊型」の構造
店内にだけ「商品空間」配置し、「セルフサービス方式」を採用した「店員空間」を設けているのが特徴です。

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(5)「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」の構造
店内だけではなく通りに面した部分にも「商品空間」を配置し、「店員空間」が無いのが特徴です。
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(6)「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型」の構造
店内だけではなく通りに面した部分にも「商品空間」配置し、「セルフサービス方式」を採用した「店員空間」を設けているのが特徴です。

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全国の様々な商業集積に存在する全ての「店」は、「商品空間」と「客空間」と「店員空間」の三空間のレイアウトの仕方(店舗設計)によって、大まかには次のように、
①接触型店

②引き込み型店
③引き込み・回遊型店
④接触・引き込み・回遊型店
と四分類され、更に「店員空間」の状況によって細かくは八分類することができます。

つまり、私たちが毎日利用したり見かけたりしているあらゆる「店」は、一見大変複雑な構造をしているように思えますが、実際には次のいずれかの構造の「店」に当てはまるのです。

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そして、ここ東京・原宿の「竹下通り」においては、

(1)「店員空間が狭い、接触型店」
(2)「店員空間が広い、引き込み型店」
(3)「店員空間がない、引き込み・回遊型店」

(4)「店員空間がある、引き込み・回遊型店」
(5)「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」
(6)「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」

以上の構造の店で構成されていることが観察されます。

さて、それぞれの店では、客を引きつけたり遠ざけたりする店員のアクションが展開されておりますが、それにつきましては次回に詳しくご説明いたします。

続きは次回に…。

 

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