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2021年1月12日 (火)

15.「竹下通り」の店の構造と店員&客のアクション-----竹下通りの三空間店舗分析(その2)

こんにちは。

若者を中心とする大勢の客が東京・新大久保駅界隈のコリアンタウンに引きつけられています。そして、東京・原宿の「竹下通り」の客もまた新大久保駅界隈のコリアンタウンに移動しています。

なぜ、東京・原宿「竹下通り」を凌いで、新大久保駅界隈のコリアンタウンに客が引きつけられるのかを知るために、両方の「通り」と「店」を合わせて観察しています。

前回は、「竹下通り」に立ち並ぶ様々な店(飲食店を除く)を、「商品空間」と「店員空間」と「客空間」の三空間のレイアウトの仕方を分析することによって、「竹下通り」が
①「店員空間が狭い、接触型店」
②「店員空間が広い、引き込み型店」

③「店員空間がない、引き込み・回遊型店」
④「店員空間がある、引き込み・回遊型店」
⑤「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」
⑥「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」
以上の構造をした店(飲食店を含まず)によって構成されていることについて説明しました。

↓ 明治道路にした「竹下通り」の入り口辺り
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さて①~⑥の構造をした店における、客を引きつけたり遠ざけたりする店員のアクションについて説明していきたいと思いますが、今回は
⑤「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」
⑥「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」
における客と店員のアクションについてのみご説明します。

その他の構造をした店の「客を引きつけたり遠ざけたりする店員のアクション」は、これまでの「イケメン通り」や「大久保通り」や「職安通り」のブログを参照にしてください。

(1)「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」での、客を引きつけたり遠ざけたりする店員のアクション。

↓「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」とは下のイラストのように、「商品空間」を店内に加えて店頭にも設置した店のことです。そして客が店内を回遊する「客空間」と「店員空間」が一緒になっているのが特徴です。
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①客を遠ざける店員のアクション

(A)↓ 店内でじっと立って客を待つ店員のアクションは、「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。

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(B)↓ 店頭でじっと立って客を待つ店員のアクションは、より「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
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(C) ↓ 店に近づいて来たリ入って来たリした客に対して、直ぐに「いらっしゃいませ!」と声を掛けて接客を開始すると、「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
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②客を引きつける店員のアクション

(A) ↓ 接客中の店員のアクションは、「なわばり」を解除するアクションとなって客を引きつけます。
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(B) ↓ 作業中の店員のアクションは、「なわばり」を解除するアクションとなって客を引きつけます。
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(C) ↓ 「サクラパワー」が生じた場合には、いっそう「なわばり」が解除されるために客はより引きつけられます。
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コロナ禍の「マスク」と「ソーシャルディスタンス」の導入によって、「サクラパワー」が生じないようにしているのが現状ですが、それでも店内に客が一人でも存在すればその客は「サクラ」となって他の客を引きつけます。

※「サクラパワー」とは?
店に客がつくと、その客の姿が次の客をひきつける。その時の状況を「サクラパワー」が起きているとと言う。
「サクラパワー」は次々と客を引きつけながらますます買いやすい状況をつくりだすために、店にとっては重要な販売機会となる。

 

(2)「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」での、客を引きつけたり遠ざけたりする店員のアクション。

↓「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」とは下のイラストのように、店内に加えて通路に面した部分にも「商品空間」を配置し、「セルフサービス方式」を採用した「店員空間」を設けた店のことです。つまり客が店内を回遊する「客空間」と、店員が清算を行う「店員空間」が明確に分けられているのが特徴です。
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①客を遠ざける店員のアクション

(A)  ↓ 店内でじっと立って客を待つ店員のアクションは、「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
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(B)↓ 店頭でじっと立って客を待つ店員のアクションは、より「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
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(C) ↓ 店に近づいて来たリ入って来たリした客に対して、直ぐに「いらっしゃいませ!」と声を掛けて接客を開始すると、「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
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②客を引きつける店員のアクション

(A) ↓ 接客中の店員のアクションは、「なわばり」を解除するアクションとなって客を引きつけます。
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(B) ↓ 作業中の店員のアクションは、「なわばり」を解除するアクションとなって客を引きつけます。
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(C) ↓ 「サクラパワー」が生じた場合には、いっそう「なわばり」が解除されるために客はより引きつけられます。

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以上のように、東京・原宿の「竹下通り」の
⑤「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」
⑥「店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店」
の構造のいずれの店においても、店員が「なわばり」を主張するアクションを行って客を遠ざけ、あるいは「なわばり」を解除するアクションを行って客を引きつけている様子を観察することができます。
なお、
①「店員空間が狭い、接触型店」
②「店員空間が広い、引き込み型店」
③「店員空間がない、引き込み・回遊型店」
④「店員空間がある、引き込み・回遊型店」
以上については、コリアンタウンの「イケメン通り」や「大久保通り」や「職安通り」を参照してください。

続きは、次回に…。

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