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2020年8月10日 (月)

30.客を引きつけたり遠ざけたりする店員&客のアクション-----渋谷スクランブルスクエア7Fの三空間店舗分析(その2)

こんにちは。

前回は、渋谷スクランブルスクエア7F(ファッション)における、「店舗構造」についてご説明しました。

そして、渋谷スクランブルスクエア7F(ファッション)の店は、

(1)「店員空間が無い、引き込み・回遊型店」
(2)「店員空間が無い、接触・引き込み・回遊型店」
(3)「店員空間が狭い接触型店」

で構成されていることについてご説明しました。


さて今回は、それらの構造をした店における、客を引きつけたり遠ざけたりする店員のアクションについてご説明します。

↓渋谷スクランブルスクエア7Fの様子
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(1)「店員空間が無い、接触・引き込み・回遊型店」での、客を引きつけたり遠ざけたりする店員のアクション。

↓「店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店」とは下のイラストのように、「商品空間」を店内に加えて店頭にも設置した構造をした店のことです。そして客が店内を回遊する「客空間」と「店員空間」が一緒になっているのが特徴です。
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①客を遠ざける店員のアクション

(A)↓ 店内でじっと立って客を待つ店員のアクションは、「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
Photo_20200804084101

 (B)↓ 店頭でじっと立って客を待つ店員のアクションは、より「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
Photo_20200804084102

(C)↓ 店に近づいて来たリ入って来たリした客に対して、直ぐに「いらっしゃいませ!」と声を掛けて接客を開始すると、「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
Photo_20200804084103


②客を引きつける店員のアクション

(A)↓ 接客中の店員のアクションは、「なわばり」を解除するアクションとなって客を引きつけます。
Photo_20200804084201
(B)↓ 作業中の店員のアクションは、「なわばり」を解除するアクションとなって客を引きつけます。
Photo_20200804084202
(C)↓ 「サクラパワー」が生じた場合には、いっそう「なわばり」が解除されるために客はより引きつけられます。
コロナ禍の「マスク」と「ソーシャルディスタンス」の導入によって、「サクラパワー」が生じないようにしているのが現状ですが、それでも店内に客が一人でも存在すればその客は「サクラ」となって他の客を引きつけます。
Photo_20200804084203

※「サクラパワー」とは?
店に客がつくと、その客の姿が次の客をひきつける。その時の状況を「サクラパワー」が起きているとと言う。
「サクラパワー」は次々と客を引きつけながらますます買いやすい状況をつくりだすために、店にとっては重要な販売機会となる。

(2)「店員空間が無い、引き込み・回遊型店」での、客を引きつけたり遠ざけたりする店員のアクション。
↓「店員空間が無い、引き込み・回遊型店」とは下のイラストのように、「商品空間」を店内に引き込んで設置した構造をした店のことです。そして客が店内を回遊する「客空間」と「店員空間」が一緒になっているのが特徴です。
Zu5-naihk_20200804083201
 

①客を遠ざける店員のアクション

(A)↓ 店内でじっと立って客を待つ店員のアクションは、「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
Photo_20200804084301
(B)↓ 店頭でじっと立って客を待つ店員のアクションは、より「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
Photo_20200804084302
(C)↓ 店に近づいて来たリ入って来たリした客に対して、直ぐに「いらっしゃいませ!」と声を掛けて接客を開始すると、「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
Photo_20200804084401

②客を引きつける店員のアクション

(A)↓ 接客中の店員のアクションは、「なわばり」を解除するアクションとなって客を引きつけます。
Photo_20200804084502
 
(B)↓ 作業中の店員のアクションは、「なわばり」を解除するアクションとなって客を引きつけます。
Photo_20200804084501

(C)↓ 「サクラパワー」が生じた場合には、いっそう「なわばり」が解除されるために客はより引きつけられます。
コロナ禍の「マスク」と「ソーシャルディスタンス」の導入によって、「サクラパワー」が生じないようにしているのが現状ですが、それでも店内に客が一人でも存在すればその客は「サクラ」となって他の客を引きつけます。
Photo_20200804084402

(3)「店員空間が狭い接触型店」での、客を引きつけたり遠ざけたりする店員のアクション。

↓「店員空間が狭い接触型店」とは下のイラストのように、通路に沿った「商品空間」と狭い「店員空間」の二空間だけの構造をした店のことです。そして客が自ら通路に「客空間」を作って買い物をするのが特徴です。
Zu1-semais_20200804085101
①客を遠ざける店員のアクション

(A)↓ 狭い「店員空間」でじっと立って客を待つ店員のアクションは、「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
Photo_20200804085801  
(B)↓ 店頭でじっと立って客を待つ店員のアクションは、より「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
Photo_20200804085802  
(C)↓ 店に近づいて来た客に対して、直ぐに「いらっしゃいませ!」と声を掛けて接客を開始すると、「なわばり」を主張するアクションとなって客を遠ざけてしまいます。
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②客を引きつける店員のアクション

(A)↓ 接客中の店員のアクションは、「なわばり」を解除するアクションとなって客を引きつけます。
Photo_20200804085803  

(B)↓ 狭い「店員空間」でも作業中の店員のアクションは、「なわばり」を解除するアクションとなって客を引きつけます。
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(C)↓ 「サクラパワー」が生じた場合には、いっそう「なわばり」が解除されるために客はより引きつけられます。
コロナ禍の「マスク」と「ソーシャルディスタンス」の導入によって、「サクラパワー」が生じないようにしているのが現状ですが、それでも店内に客が一人でも存在すればその客は「サクラ」となって他の客を引きつけます。
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以上のように、7階(ファッション)の
(1)「店員空間が無い、接触・引き込み・回遊型店」
(2)「店員空間が無い、引き込み・回遊型店」
(3)「店員空間が狭い接触型店」
の構造のいずれの店においても、店員が「なわばり」を主張するアクションを行って客を遠ざけ、あるいは「なわばり」を解除するアクションを行って客を引きつけている様子を観察することができます。

続きは、次回に…。

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