« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »

2019年3月

2019年3月25日 (月)

3.相手の話を「次々に散漫になっていく」、あるいは「いつまでもこだわる」と感じる人間関係とは?

こんにちは。

もしもあなたが話をする相手のことを「細かいことばかりにこだわる人」だと感じる場合は、あなた自身は、物事を次々に発展的にとらえることを優先し、一つのことに固執するのが嫌いな人です。

反対に、もしもあなたが話をする相手のことを「直ぐに内容が散漫になる人」だと感じる場合は、あなたは物事を細部に渡って細かくチェックすることを重要視し、いい加減にするのが嫌いな人です。

前者のあなたは、「不注意指示の動き」の癖を持つ人で、後者のあなたは、「一点注意の動きの癖」を持つ人です。

「動きの癖」が異なる二人が話し合った場合には、それぞれの「動きの癖」の強い影響を受けた考え方や行動の仕方を話し合うことになるために、なかなかお互いの話を理解することができなくなってしまいます。

さて今回は、「不注意指示の動きの癖」の人と「一点注意の動きの癖」の人が話し合った場合に生じる問題点と「動きの癖」の関係についてご説明いたします。

3.相手の話を「次々に散漫になっていく」、あるいは「いつまでもこだわる」と感じる人間関係とは?

(1)「不注意指示の動き」の癖の人の会話

「こちらのモノよりもあちらの方が良いと思います」

「やっぱりあちらのモノよりも向こうの方が良いと思います」

「発想を変えて全く違った観点から選んだ方が良いと思います」

(2)「一点注意の動き」の癖の人の会話

「こちらのこの部分が良いと思います」

「この部分は他よりも非常に優れています」

「この部分が一番の特徴です」

03

 


「不注意指示の動き」とは、手や指を使って、自分が向いていない方向(外側)を指し示す動きのことです。(イラスト左)

「一点注意の動き」とは、手や指を使って、自分が向いている方向(内側)をはっきり指し示す動きのことです。(イラスト右)

そのために、相手に対して「不注意指示の動き」を伴って話をする人は、瞬間に閃いた思いつきの内容を話したくなります。

一方、相手に対して「一点注意の動き」を伴って話をする人は、理由や原因を一つ一つきちんと話したくなります。

したがって、「不注意指示の動き」の癖の人は、相手の話は一つのことにこだわり過ぎるためになかなか自分のペースに合わないと感じ、「一点注意の動き」の癖の人は、相手の話は次々と移り変わってしまうためにはっきりと内容を理解することができないと感じて、二人の会話はいつまでもかみ合わないままに続いてしまうのです。

もしも、「不注意指示の動き」の癖の人が「一点注意の動き」の癖の人に対してはっきりとした意見を、また「一点注意の動き」の癖の人が「不注意指示の動き」の癖の人に対していろいろな新しい意見を求めることができれば二人の関係はうまくいきますが、大抵の場合はお互いに注意点が異なっているために、相手の得意な方法を求めたり理解したりする人間関係にはなれないものなのです。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年3月18日 (月)

2.相手の話を「細かすぎる」、あるいは「大雑把すぎる」と感じる人間関係とは?

こんにちは。

もしもあなたが話をする相手のことを「細かいことばかりにこだわる人」だと感じた場合は、あなたは、物事を全体的にとらえることを優先し、細かいことに固執するのが嫌いな人です。

反対に、もしもあなたが話をする相手のことを「大雑把な人」だと感じた場合は、あなたは物事を細部に渡って細かくチェックすることを重要視し、いい加減にするのが嫌いな人です。

そして、部分にこだわる前者と全体にこだわる後者とは、考え方も行動の仕方も大きく異なっているのです。

それでは、このような二人の違いはいったい何から生じてくるのでしょうか?

常に物事を細部に渡ってはっきりさせたいと思う人は、「一点注意の動き」を癖として持つ人で、一方、細かいことにはこだわらず物事を全体的にとらえたいと思う人は、「全体注意の動き」を癖として持つ人なのです。

つまり、それぞれが持つ「動きの癖」の違いによって、二人の言動は常に大きく異なっているのです。

さて今回は、「一点注意の動きの癖」の人と「全体注意の動きの癖」の人が話し合った場合に生じやすいお互いの感じ方についてご説明いたします。


2.相手の話を「細かすぎる」、あるいは「大雑把すぎる」と感じる人間関係とは?

前回は、お互いに「細かい部分について話しやすい」と感じる場合のそれぞれの「動きの癖」についてご説明しましたが、今回はお互いに「細かすぎる」、あるいは「大雑把すぎる」等と全く正反対だと感じる人間関係についてご説明します。

(1)
「この部分は間違っていませんか?」

「いやー、正しいのではないかと思いますよー」

(2)
「えっ、この部分は間違っていないのですか?」

「えー、要するに大まかには正しいのではないかと思いますよー」

(3)
「それでは、この部分とこの部分が矛盾していませんか?」

「いやー、全体的には問題ないと思いますよー」

以上のような会話は、物事のとらえ方や考え方が、「一点注意の動き」の癖の人(イラスト左側)と「全体注意の動き」の癖」の人(「イラスト右側)とが大きく異なっている事から生じてくるのです。

02

 
「一点注意の動き」とは、手や指を使って、自分が向いている方向(内側)をはっきり指し示す動きのことです。

「全体注意の動き」とは、手や腕や身体を内側から外側に大きく開く動きのことです。

そのために、相手に対して「一点注意の動き」を伴って質問をする人は、できるだけ細かい部分の考え方を聞き出そうと努力します。

一方、相手に対して「全体注意の動き」を伴って答える人は、物事をできるだけ大まかに解釈して答えようと思うのです。

したがって、「一点注意の動き」の癖の人は、相手の話はいくら質問しても「大雑把すぎる」ために肝心なことが聞き取れないと感じ、「全体注意の動き」の癖の人は、相手の質問は「細かすぎる」ために要点がわかりにくいと感じて、二人の会話はいつまでも平行線をたどってしまうのです。

「一点注意の動き」の癖の人に対しては具体的な意見を、また「全体注意の動き」の癖の人に対しては抽象的な意見を求めた場合には二人の関係はうまくいきますが、現実にはなかなかそのようにはならず、大抵の場合はお互いは「水と油」のように相いれない人間関係だと思ってしまうのです。

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年3月11日 (月)

1.お互いが「細かい部分について話しやすい」と感じる相手とは誰か?

こんにちは。

人間関係がうまくいくか否かは、お互いのコミュニケーションがうまくいくか否かによって左右されます。

つまり、話しやすい相手か話しにくい相手かによって、人間関係は良くも悪くもなってしまうのです。

したがって、大抵の人は話しにくいと感じる相手を避けて、話しやすいと感じる相手を選びながら人間関係を保っています。

それでは、話しやすい相手と話しにくい相手とは、いったい何が違うのでしょうか?

実は、自分にとって話しやすいか否かを感じさせる要因は、自分と相手がそれぞれに持っている「身体の動きの癖」にあるのです。

つまり、自分と相手の「動きの癖」がよく似ているか、あまり似ていないか、全く似ていないか等によって、話しやすいか話しにくいかが生じてくるのです。

私たちがこれまでのblogで再三に渡ってご紹介してきました通り、人の動きの癖は13種類に分類することができます。

したがって、自分と相手が13種類の動きの癖の内、どの動きの癖を持っているかによって、話しやすい相手になったり話しにくい相手になったりするのです。

以上のことがわからないまま、どんな相手であっても、互いに誠意をもって話し合えば必ず理解し合えるはずだという考え方が主流となっているために、現代人の多くの人が家庭や地域や学校や職場における様々な人間関係に悩まされています。

今回からご紹介する「動きの癖」が生み出す様々な人間関係を理解することが、身近な相手との様々な行き違いや誤解やトラブルを最小限にとどめることができる一助となれば幸いです。

1.お互いが「細かい部分について話しやすい」と感じる相手とは誰か?

家庭や地域や学校や職場において、相手と細かい部分について話し合わなけれいけないという状況は、常に生じてきます。

その際、自分も相手もお互いに「細かい部分について話しやすい」と感じる相手が存在しています。

「こちらをご覧ください」

「この部分の、このポイントがとっても大切です」

「問題とはこのことなのですね」

「ここをどのように解決すれば良いでしょうか?」

「このことは次のページのこの部分に関係しています」

「こちらと、こちらはどちらが重要でしょうか?」

「この部分についてもっと詳しく話してください」

以上のような会話をお互いが「話しやすい」と感じる場合は、お互いに「一点注意の動き」を癖としてもっている場合に限られます。

 

01

「一点注意の動き」とは、手や指を使って、自分が向いている方向(内側)をはっきり指し示す動きのことです。

「一点注意の動き」の癖を持つ人は、自分や相手の注意を一点に引きつけることが得意です。

そのために、相手に対して細かい部分まで分かりやすい案内や説明をすることができます。

つまり、「一点注意の動き」の癖の人と「一点注意の動き」の癖の人が話し合った場合に限って、お互いに細かい部分までを明確に話し合うことができるのです。

したがって、もしも「一点注意の動き」の癖の人が、他人から細かい部分について明確な説明を受けようと望んだ場合には、同じ「一点注意の動き」の癖を持つ相手を選ぶことが大切になるのです。

しかし、「一点注意の動き」の癖の人同士が、お互いに個人の意見を主張し合った場合には、お互いに相手の細かい点ばかりが気になって、なかなか相手の考え方を受け入れられなくなってしまうこともあります。

同じ動きの癖を持ち合わせているが故にお互いに話しやすい相手だと感じ、場合によっては細かいことにいつまでも固執してぶつかり合うということも生じるのです。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年3月 5日 (火)

62.ある時は強引に購入を急かし、ある時はまったく購入を勧めない店員がいるのはなぜなのか?

こんにちは。

リアルショップにおいて、客に対してある時は強引に購入を急かすにもかかわらず、ある時は非常に慎重になって購入を全く勧めなくなる店員が存在しているのはなぜでしょうか?

このことは、リアルショップに限らずどこの職場においても、ある時は部下を強引に責め立てたかと思うと、ある時は妙に遠慮して尻込みをするような真逆な態度を見せる上司が存在していることと全く同じです。

このような二面性を表現する人に共通しているのは、「突進の動き」と「退避の動き」の癖を併せ持っていることです。

「突進の動き」と「退避の動き」の癖を持っているがゆえに、唐突に勢い良く行動したかと思うと、反対に非常に消極的で慎重な行動を見せてしまうのです。

さて、今日は、店員が「突進の動き」と「退避の動き」を同時に使って対応することによって、客を驚かせたり不信感を感じさせたりする状況についてご説明いたします。

62.接客上手下手と動きの関係(62)「突進の動き」+「退避の動き」

 

66

 

上のイラストは、客の質問や相談に対して、ある時は強引な案内や説明をし、またある時は消極的で慎重な案内や説明を行うために、客を驚かせたり不信感を与えたりしてしまう接客下手な店員のアクションを描いています。

この店員は、「突進の動き」と「退避の動き」を交えて案内と説明をしているのです。

(1)突進の動き 

 

1111
(2)退避の動き

 

121

「突進の動き」は、手や身体を使って、前に向かって勢いよく進む動きで、唐突で強引なことを表現する動きです。

そして「退避の動き」は、手や身体を使って、後ろに向かってゆっくり進む動きで、消極的で慎重であることを表現する動きです。

したがって、客の質問や相談に対して、「突進の動き」と「退避の動き」の両方を使って対応すると、客のそばに唐突に近づいて来て強引な案内や説明をしたかと思うと、急に消極的で慎重な案内や説明になってしまうために、客を驚かせたり不信感を与えたりしてしまいます。

ほとんどの客がこの店員に対して、「強引になったり、慎重になったりして良く分からない人」等と感じるのは、この店員が以上の二つの動きを伴って説明や案内を行うからなのです。

 

【関連記事】

1.「カラダの動き」が情報を伝える

2.「カラダの動き(方向・圧力・速さ)」が伝える意味とは?

3.「カラダの動き」を使ってコミュニケーションをもっとわかりやすく

4.接客上手下手と動きの関係(1)「一点注意の動き」+「全体注意の動き」

5.接客上手下手と動きの関係(2)「一点注意の動き」+「不注意指示の動き」

6.接客上手下手と動きの関係(3)「一点注意の動き」+「注意不明の動き」

7.接客上手下手と動きの関係(4)「一点注意の動き」+「攻撃の動き」

8.接客上手下手と動きの関係(5)「一点注意の動き」+「協調の動き」

9.接客上手下手と動きの関係(6)「一点注意の動き」+「独断の動き」

10.接客上手下手と動きの関係(7)「一点注意の動き」+「虚脱の動き」

11.接客上手下手と動きの関係(8)「一点注意の動き」+「接近の動き」

12.接客上手下手と動きの関係(9)「一点注意の動き」+「機敏の動き」

13.接客上手下手と動きの関係(10)「一点注意の動き」+「突進の動き」

14.接客上手下手と動きの関係(11)「一点注意の動き」+「退避の動き」

15.接客上手下手と動きの関係(12)「全体注意の動き」+「注意不明の動き」

16.接客上手下手と動きの関係(13)「全体注意の動き」+「不注意指示の動き」

17.接客上手下手と動きの関係(14)「全体注意の動き」+「攻撃の動き」

18.接客上手下手と動きの関係(15)「全体注意の動き」+「協調の動き」

19.接客上手下手と動きの関係(16)「全体注意の動き」+「独断の動き」

20.接客上手下手と動きの関係(17)「全体注意の動き」+「虚脱の動き」

21.接客上手下手と動きの関係(18)「全体注意の動き」+「接近の動き」

22.接客上手下手と動きの関係(19)「全体注意の動き」+「機敏の動き」

23.接客上手下手と動きの関係(20)「全体注意の動き」+「突進の動き」

24.簡単に見抜ける!誰が一番素早く行動する人か?

25.あなたの上司は「犯人はあなたです!」とはっきり言えるタイプか?

26.なぜ流通業で働く多くの人が、客から暴言や説教などの悪質クレームを受けているのか?

27.現在の客の「悪質クレーム」は店員以外のモノが生み出している!

28.他人に分かりやすく案内や説明ができる人かどうかは、簡単に見抜けます!

29.責任を持ってやり遂げてくれるはずだと信じた人に裏切られるのはなぜか?

30.頼りない返事をするにもかかわらず、きちんと約束通りにものごとを処理する人がいるのはなぜか?

31.初対面の人の「行動の仕方」が簡単に見抜けます。

32.「新盆供養」の掛け紙を知らない百貨店の老舗和菓子店。

33.売れるリアルショップのつくり方は、実はネットショップに隠されているのです。

34.「お辞儀」と「うなづき」と「案内」のしぐさ(身振り手振り=アクション)を見抜けば、相手がどんな人か分かります。

35.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(1)

36.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(2)

37.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(3)

38.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(4)

39.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(5)

40.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(6)

41.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(7)


42.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(8)

43.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(9)

44.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(10)

45.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(11)

46.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(12)

47.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(13)

48.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(14)

49.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(15)

50.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(16)

51.あなたの注文を何度でも快く聞き入れて、素早く対応してくれる人は、いったいどこに存在しているのでしょうか?

52.誰よりも初動の速い人は、早すぎるが故に生じるミスを立て直すことも速いがために、結局誰よりも速く目的に到達する。

53.相手の話に非常に賛同したり協調したりするにもかかわらず、全く行動が伴わない人がいるのはなぜなのか?

54.なぜ、素早く対応して熱心に案内したり説明したりすることができる店員はごく一部しか存在しないのか? 

55.店員なのにやる気がなさそうな上に自己中なイメージを与える店員がいるのはなぜか?

56.客の希望を無視して強引な接客をする店員がいるのはなぜか?

57.客の話に反対ばかりして全く売る気を見せない店員がいるのはなぜか?

58.初めは積極的なのに、急にやる気を失う店員がいるのはなぜか?

59.テキパキと行動して次々に商品を紹介するが、自信を持ってはっきり勧めない店員がいるのはなぜか?

60.突然強引になったり、がっかりしたりしてしまう店員がいるのはなぜか?

61.慎重になり過ぎたり、いかにも自信がなさそうにしたりする店員がいるのはなぜか?

62.丁寧に接客していたかと思うと、突然乱暴な接客に様変わりする店員がいるのはなぜか?

63.初めは積極的に接客をしていたにもかかわらず、次第に消極的になってしまう店員がいるのはなぜか?

64.客が店にやって来るや否や、直ぐに飛んで来て客のペースを無視して次々と案内や説明を繰り返しては購入を急かせる店員がいるのはなぜか?

65.ある時は素早く対応するが、ある時はやる気を失って遠ざかってしまう店員がいるのはなぜか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »