« 25.迷路が客を引きつけた店「ドン・キホーテ」その2(2000年当時) | トップページ | 26.低価格商品が客のアクションを変えた店「ザ100YEN PLAZA」その1(2000年当時) »

2018年9月21日 (金)

36.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(6)

こんにちは。

相手に会って長時間話をしたにもかかわらず、後になって相手のことがさっぱり分からないと感じることがあります。

もしも、相手と話をしている間に、相手の「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから、相手の「行動の仕方」が分かったとしたら、相手の話の内容がよく分かり、今後の相手の行動についても、ほぼ正確に予測することができます。

取り敢えずは、「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションの内、「お辞儀」だけのアクションから相手の「行動の仕方」を読み解く方法についてご説明しています。

そして、今回を含めて、四種類の「お辞儀」のアクションの違いを知るだけでも、相手の「行動の仕方」について十分に予測することが可能となります。

今回は、次の「お辞儀」の内、(4)の「お辞儀」をする人についての説明です。

(1)下に向かって頭と上半身に力を入れてお辞儀をする人か?

(2)下に向かって頭と上半身を脱力してお辞儀をする人か?

(3)自然にお辞儀をする人か?

(4)上に向かって頭と上半身に力を入れてお辞儀をする人か?

以上の内、相手が(4)上に向かって頭と上半身に力を入れて「お辞儀」をする場合は、相手は上に向かって腕や頭や上半身の力を入れる動きを繰り返す人、つまり「独断の動きの癖」を持つ人だと判断して間違いありません。

「独断の動きの癖」を持つ人は、相手を威嚇し主張を曲げないことを表現する動きが得意なので、他人の意見や考え方に接した場合は常に、たとえそれが正しくても、強く否定したり反対したりして、自分の意見を主張したくなってしまう人です。

そのために、この人が他人に挨拶やお礼やお願いやお詫びを伝える場合の「お辞儀」の仕方に注目すると、必ず上に向かって頭と上半身に力を入れる「お辞儀」を行うために、生意気そうで不遜なイメージを感じさせるので直ぐに分かるはずです。

この「独断の動きの癖」を持つ人は、一旦自分がこうだと思ったことは、他人から反対や否定をされればされるほど、より強く主張して断固として自分の考えを曲げなくなってしまうので注意が必要です。

しかし、この人は、どんな逆境にも弱音を吐かず、たとえ自分一人だけになっても、大勢の反対者に立ち向かって堂々と自分の意見を主張することができる強固な意志の持ち主でもあるのです。

したがって、(4)上に向かって頭と上半身に力を入れて「お辞儀」をする「独断の動きの癖」を持つ相手に対しては、真っ向から反対したり否定したりはしないで、一旦は全面的に受け入れた後で、時間をかけて自らが考え方を変えるように誘導していくことが大切になります。

この「お辞儀」をする人が適材適所の役割を担った場合には、大いにその能力を発揮することができるはずなのです…。

以上、(1)~(4)の「お辞儀」のアクションを観察して、相手がどのような「行動の仕方」をする人であるかを知ることによって、相手との良好な人間関係を結ぶことができます。

更に、相手の「うなずき」や「案内」のアクションを合わせて知ることによって、よりいっそう相手の「行動の仕方」を理解することができるのです。

「うなずき」、「案内」のアクションについても、順次ご説明してまいります。

さて、今日は、「不注意指示の動き」と「退避の動き」を同時に使って、消極的で不確かな案内や説明をしてしまうために、客の質問や相談にほとんど答えられない接客下手な店員をご紹介いたします。


星座の場所を
応援クリック
お願いいたします


人気ブログランキングへ 

 

38


36.接客上手下手と動きの関係(36)「不注意指示の動き」+「退避の動き」

上のイラストは、客からの質問や相談に対して、消極的で不確かな案内や説明をしてしまうために、客の質問や相談にほとんど答えられない接客下手な店員のアクションを描いています。

 

この店員は、「不注意指示の動き」と「退避の動き」を交えて説明と案内をしているのです。

 

(1)不注意指示の動き
032

(2)退避の動き
121

 

「不注意指示の動き」は、手や指を使って、自分が向いていない方向(外側)を指し示す動きで、相手の注意を核心からそらすことを表現する動きです。

 

そして「退避の動き」は、手や身体を使って、後ろに向かってゆっくり進む動きで、消極的で慎重であることを表現する動きです。

 

したがって、客の質問や相談に対して、「不注意指示の動き」と「退避の動き」の両方を使って対応すると、消極的で不確かな案内や説明になってしまうために、客の質問や相談にはほとんど答えることができません。

 

ほとんどの客がこの店員に対して「慎重そうであるにも関わらず不確かなことを教える人」「熱心にはっきりと答えてくれない人」等と感じるのは、この店員が以上の二つの動きを伴って説明や案内を行うからなのです。

星座の場所を
応援クリック
お願いいたします


人気ブログランキングへ

【関連記事】

1.「カラダの動き」が情報を伝える

2.「カラダの動き(方向・圧力・速さ)」が伝える意味とは?

3.「カラダの動き」を使ってコミュニケーションをもっとわかりやすく

4.接客上手下手と動きの関係(1)「一点注意の動き」+「全体注意の動き」

5.接客上手下手と動きの関係(2)「一点注意の動き」+「不注意指示の動き」

6.接客上手下手と動きの関係(3)「一点注意の動き」+「注意不明の動き」

7.接客上手下手と動きの関係(4)「一点注意の動き」+「攻撃の動き」

8.接客上手下手と動きの関係(5)「一点注意の動き」+「協調の動き」

9.接客上手下手と動きの関係(6)「一点注意の動き」+「独断の動き」

10.接客上手下手と動きの関係(7)「一点注意の動き」+「虚脱の動き」

11.接客上手下手と動きの関係(8)「一点注意の動き」+「接近の動き」

12.接客上手下手と動きの関係(9)「一点注意の動き」+「機敏の動き」

13.接客上手下手と動きの関係(10)「一点注意の動き」+「突進の動き」

14.接客上手下手と動きの関係(11)「一点注意の動き」+「退避の動き」

15.接客上手下手と動きの関係(12)「全体注意の動き」+「注意不明の動き」

16.接客上手下手と動きの関係(13)「全体注意の動き」+「不注意指示の動き」

17.接客上手下手と動きの関係(14)「全体注意の動き」+「攻撃の動き」

18.接客上手下手と動きの関係(15)「全体注意の動き」+「協調の動き」

19.接客上手下手と動きの関係(16)「全体注意の動き」+「独断の動き」

20.接客上手下手と動きの関係(17)「全体注意の動き」+「虚脱の動き」

21.接客上手下手と動きの関係(18)「全体注意の動き」+「接近の動き」

22.接客上手下手と動きの関係(19)「全体注意の動き」+「機敏の動き」

23.接客上手下手と動きの関係(20)「全体注意の動き」+「突進の動き」

24.簡単に見抜ける!誰が一番素早く行動する人か?

25.あなたの上司は「犯人はあなたです!」とはっきり言えるタイプか?

26.なぜ流通業で働く多くの人が、客から暴言や説教などの悪質クレームを受けているのか?

27.現在の客の「悪質クレーム」は店員以外のモノが生み出している!

28.他人に分かりやすく案内や説明ができる人かどうかは、簡単に見抜けます!

29.責任を持ってやり遂げてくれるはずだと信じた人に裏切られるのはなぜか?

30.頼りない返事をするにもかかわらず、きちんと約束通りにものごとを処理する人がいるのはなぜか?

31.初対面の人の「行動の仕方」が簡単に見抜けます。

32.「新盆供養」の掛け紙を知らない百貨店の老舗和菓子店。

33.売れるリアルショップのつくり方は、実はネットショップに隠されているのです。

34.「お辞儀」と「うなづき」と「案内」のしぐさ(身振り手振り=アクション)を見抜けば、相手がどんな人か分かります。

35.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(1)

36.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(2)

37.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(3)

38.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(4)

35.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(5)

|

« 25.迷路が客を引きつけた店「ドン・キホーテ」その2(2000年当時) | トップページ | 26.低価格商品が客のアクションを変えた店「ザ100YEN PLAZA」その1(2000年当時) »

◆接客上手下手と動きの関係」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119616/67164321

この記事へのトラックバック一覧です: 36.「お辞儀」と「うなずき」と「案内」のアクションから相手を見抜く方法(6):

« 25.迷路が客を引きつけた店「ドン・キホーテ」その2(2000年当時) | トップページ | 26.低価格商品が客のアクションを変えた店「ザ100YEN PLAZA」その1(2000年当時) »