5. セルフサービス方式を取り入れて接触型店に改革をもたらした「KIHACHI」その1(2000年当時)
こんにちは。
下のイラストの店は、2000年当時、東京池袋・東武百貨店の食品フロアにあった「KIHACHI」です。
この店は、生ケーキ、クッキー類の販売をする右側のショーケースのコーナーと、その隣にあるソフトクリーム&ジュースコーナーから成り立っています。
右側のショーケースのコーナーは、本来は対面販売を行うための店舗構造(接触型店)となっていますが、左側のソフトクリームのコーナーと同様に、セルフサービス方式が取り入れられています。
↓客が自分で選んで購入できるセルフサービス方式を採用した、右側のショーケースのコーナーの店員と客の様子です。
↓左側のソフトクリームコーナー(チケットを購入してカウンターで商品を受け取る方式)の自動販売機近くの客の様子です。
↓この店の全体図です。店内に「道」を取り込んでいることがよく分かると思います。
この店と他店における店員と客のアクションについては、明日またご報告いたします。
(なお、イラストは2000年の拙著「超入りやすい店売れる店・日本経済新聞社」からの抜粋です)
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