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2018年8月 8日 (水)

4.「道」を取り込んだ宝石・貴金属店「ティファニー新宿三越」その2(2000年当時)

こんにちは。

下のイラストの店は、前回ご紹介しました、2000年当時の「ティファニー新宿三越店」(2012年3月閉店)の店内の様子です。

前回ご説明しました通り、この広い店は店内を突き抜けられる通路を取り入れています。

新宿大通りの舗道に面した右側の出入り口と、三越百貨店やその他の店につながる左側の出入り口があり、大勢の通行客が行き交う空間となっています。



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↓新宿大通りの舗道側から店内の通路に入って来る通行客の様子です。
P60_2


↓大勢の通行客が「サクラパワー」を発揮して、店全体が「なわばり」を解除した状態になっています。
P61


↓一般的な宝石・貴金属店の店員は、じっと立って客を待っているために、「なわばり」を主張する店員のアクションとなって、客を遠ざけやすくなります。
P64


↓また、客が商品に近づくと、店員がすぐに熱心な接客を開始するために、客は気軽に商品を眺めることができません。
P65

「ティファニー新宿三越店」の場合は、見知らぬ大勢の通行客が行き交う通路が存在するために、店内は「サクラパワー」や、接客中や作業中の店員のアクションが生じやすいために、「なわばり」が解除されやすい店となっています。

有名ブランドの宝石・貴金属店と言えども、やはり「サクラパワー」が生じたり、「なわばり」が解除されたりしている店に客は引きつけられるのです。

これは、現在のインバウンド客で賑わう宝石・貴金属店が登場して来る以前の様子です。


(なお、イラストは2000年の拙著「超入りやすい店売れる店・日本経済新聞社」からの抜粋です)

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