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2018年7月24日 (火)

20.接客上手下手と動きの関係(20)「全体注意の動き」+「突進の動き」

こんにちは。

テーブルを挟んで話をすることによって、群を抜いた行動力がある人かどうかを簡単に見抜くことができます。

猪突猛進タイプの人は、テーブルを挟んで椅子に座るときは、必ず椅子に浅く腰かけて、相手が話し始めるや否や両手をテーブルにおいて、いつでも前に飛び出せるように準備をします。

短距離ランナーがスタートラインに並んで、スタートの合図を待つクラウチングスタイルに似ています。

「はいはい、えーえー」

「はい承知しました」

等の相づちや返事の「ことば」を話すと同時に、前に向かって勢いよく乗り出す動きを行います。

「こんにちは」

「ありがとうございました」

「申し訳ありませんでした」

「どうかよろしくお願いします」

等の、挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」を話す時も、同時にテーブルに身を乗り出すように上半身を勢いよく前に動かします。

時には思わずテーブルを前に押しやってしまうことすらあります。

この人は手や身体を使って、前に向かって勢いよく進む「突進の動きの癖」を持つ人なのです。

したがって、初動は誰よりも早く、行動しながら目標や目的を考えるようなタイプです。

このタイプの人は、あまりにも初動が早すぎるために、必ずしも正しい目標に到達するわけではありませんが、失敗後の行動もやはり誰よりも早いために、失敗を補いつつ、結局競争に打ち勝つことができるのです。

創業者で、数え切れないほどの失敗を重ねた後に、大成功を収めた人のほとんどはこのタイプの人です。

大成功を収めるほどでなくても、誰よりも早く行動するタイプの人は、テーブルを挟んで上半身の動きを観察するだけで簡単に見抜くことができるのです。

この動きがない人に、ここは一番「全速力で!」と期待しても、所詮は無理な話なのです。

さて、今日は、「全体注意の動き」と「突進の動き」を同時に使って、唐突にアバウトな案内や説明を行うために、客を驚かしたり不安にさせたりする接客下手な店員をご紹介いたします。

 

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20.接客上手下手と動きの関係(20)「全体注意の動き」+「突進の動き」

上のイラストは、客からの質問や相談に対して、唐突にアバウトな案内や説明を行うために、客を驚かしたり不安にさせたりする接客下手な店員のアクションを描いています。

この店員は、「全体注意の動き」と「突進の動き」を交えて説明と案内をしているのです。

(1)全体注意の動き

Photo


(2)突進の動き
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「全体注意の動き」は、手や腕や身体を、内側から外側に大きく開いて、広く全体に注意を払ったり大勢の人の注意を自分自身に引きつけたりする動きです。

そして「突進の動き」は、手や身体を使って、前に向かって勢いよく進む動きで、唐突で強引なことを表現する動きです。

したがって、客の質問や相談に対して、「全体注意の動き」と「突進の動き」の両方を使って、唐突にアバウトな案内や説明を行うために、客を驚かせたり不安にさせたりしてしまいます。

ほとんどの客がこの店員に対して、「唐突に案内する人」「早すぎて分かりにくい説明をする人」等と感じるのは、この店員が以上の二つの動きを伴って説明や案内を行うからなのです。


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