13.「不動の動きの癖」を持つ人に、好かれるためにはどうすれば良いか?
こんにちは。
人は、他人をなかなか理解することができません。
それではいったい、他人の何を理解することができないのでしょうか?
それは、他人の「行動の仕方」を理解することができないのです。
①なぜいつも決まった目標を選択するのか?
②なぜいつも決まった強さで決断を下すのか?
③なぜいつも決まった速度で行動するのか?
具体的には、以上の三つの「行動の仕方」を理解することができないのです。
なぜならば、人は常に状況に応じて臨機応変に目標を選択し、程よい強さの決断を下し、余裕を持って行動するに違いないと思っているからです。
ところがほとんどの人は、いつも決まった目標と決断と行動を繰り返すばかりなのです。
残念ながら人は、自分に定められた「動きの癖」を伴いながら行動するしか他に方法がありません。
人は、たとえそれが失敗につながる道であろうとも、自分の「動きの癖」を伴った方法でしか、立ち向かっていくことができないのです。
さて今日は、「不動の動きの癖」を持つ人に好かれるテクニックについてご説明します。
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13.「不動の動きの癖」を持つ人に、好かれるためにはどうすれば良いか?
「不動の動きの癖」の人は、指や手や頭などの身体のどの部分も動かさないで、じっとしたままで話をする人です。
そして、周囲の人からは本当は何を考えているか分からない人だと思われがちですが、感情を表に出さないことが得意な人です。
もしも、あなたが好きになってもらいたい相手が、「不動の動きの癖」を持つ人であるかどうかを見抜くには、その人の回転と上下と前後の三つの動きに注目する必要があります。
そして、相手があなたや他人と話している時の、手や腕や頭や上半身の動きをチェックしてください。
「不動の動きの癖」の人は、立っている場合も座っている場合も、回転、上下、前後の動きを全く見せないで話をする人なのですぐに分かります。
また、この人の動きを観察する前から、「じっとしている人」とか「分かりにくい人」などのイメージがする場合は、そのイメージがその人の手や腕や頭や上半身の動きから生じていることを確認してください。
そして、「不動の動きの癖」の人は、トラブルや問題が発生した場合には、その原因について自分だけでいろいろと考えたり検討したりを繰り返しますが、決して、身近な人に相談したり協力を求めたりはしません。
自分だけでいろいろと考えるために、問題や非は相手の方にあるという結論になりやすく、相手と直接話し合って解決するのではなく、公的な機関を通して相手と争って解決したいと考えがちです。
さて、このような「不動の動きの癖」の人に好きになってもらいたいと思った場合には、取りあえずは一旦、行動を停止して、「不動の動きの癖」の人の話をよく聞き取ることです。
「不動の動きの癖」の人は、自分から他人に積極的に働きかけてトラブルや問題を解決することは大の苦手としています。
そのために、トラブルや問題から遠ざかってしまうか、公的機関を通して解決するかの二択になりやすいのです。
したがって、決して急がずに十分に話し合い、トラブルや問題の解決を引き受けてあげることがポイントなのです。
そして、「不動の動きの癖」の人自身は全く行動しないにもかかわらず、その人の望みにできるだけ近い問題解決となるようにすることが必要になります。
次のイラストのような動きを伴って話をしたり、受け答えをしたりしては、「不動の動きの癖」の人から好感を持たれることはありません。
(1)直ぐに立ち去る動き(機敏の動きの癖)
「不動の動きの癖」の人は、表情や身振り手振りを伴って話をしないために、自分の考えや自分の意志が相手に非常に伝わりにくいということを、ほとんど認識していません。
相手から「本当は何を考えているか分からない人」だと思われやすいということも全く想像していません。
それだけに、根気良く、「不動の動きの癖」の人の本心を確認し、そのことを十分に考慮したうえで、トラブルや問題の解決に協力することが、「不動の動きの癖」の人から好かれるための条件となるのです。
意外に「不動の動きの癖」の人は、身近にたくさん存在しているものです。
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