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2018年5月14日 (月)

30.タバコがどんどん売れた店(1988年当時)

こんにちは。

約30年前の1988年当時は、タバコの健康被害はまだまだ取り沙汰されていない時代でした。

日本全国、商店街に限らずいたるる所で「たばこ」の看板を見かけることができました。

その当時、タバコがよく売れる店が日本各地に存在していましたが、その共通点は、やはり他の物販店と同じく、次の二つの条件をクリアした「たばこ店」でした。

(1)見知らぬ大勢の人が行き交う道路に面した店であること。

(2)「商品空間」「店員空間」「客空間」の「なわばり」が解除され、誰でもが気軽にひやかせる店であること。

百貨店であれ、駅ビルであれ、商店街の店であれ、売れるための条件は同じです。

当然、「たばこ店」であっても同じだったのです。

さて今回は、約30年前に、タバコがどんどん売れる店として評判だった「タバコ店」と一般的な「たばこ店」をご紹介します。


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30.タバコがどんどん売れた店(1988年当時)

この店は、1988年当時、仙台市内にあったタバコ専門店で、よく売れると評判の店でした。

この店は人通りの多い道路に面した角店で、店全体に様々な種類のタバコが陳列されたユニークなたばこ店でした。

↓この店は、「店員空間の狭い接触型店」と「店員空間の狭い引き込み型店」の折衷型店舗です。

 

P134p135

Photo
※店員空間の狭い接触型店

Photo_2
※店員空間の狭い引き込み型店


↓左側の「商品空間」は、店員が全く気にならないために、自由に様々なたばこを冷やかすことができました。


P136


↓当時、町によくあったたばこ店は、下のイラストの様な店で、店主の住居の一部にたばこの販売コーナーが設置されたものでした。

↓客があまりやって来ないこの店では、店員の姿も見えず、「商品空間」も全く魅力がありませんでした。

↓この店も、一応は「店員空間の狭い接触型店」と「店員空間の狭い引き込み型店」の折衷型店舗ですが、上の店に比べて「商品空間」、「店員空間」、「客空間」の全てに関して大きな違いがあることがお分かりだと思います。


P137
Photo_3
※店員空間の狭い接触型店

Photo_2
※店員空間の狭い引き込み型店


↑店主は住居の奥に休んでいて、客から声がかかった時だけ店に出て来てタバコを販売しました。

かつてのたばこ店は、あまり人通りのない道路に面して、「商品空間」と「客空間」と「店員空間」の三空間が不十分に作られていたために、「店」としての機能は失われていて、赤電話の存在だけが妙に目立ったスポットとなっていました。

(なお、イラストは1988年の拙著「続・入りやすい店売れる店・日本経済新聞社」からの抜粋です)


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