8.「全体注意の動きの癖」の人にとって、どうしても分かり合えない人とは?
こんにちは。
あなたの身近にや取引先などに、「総論」は賛成してくれるが、「各論」については一向に賛成してくれないという「上司」が必ずいるはずです。
「部下」は、「上司」の「総論」をよくよく検討して、これならば十分に「総論」を反映した具体案(各論)だと信じて、様々な各論を提案しますが、ことごとく「各論」は否定されてしまいます。
「上司」は、再び「総論」を熱っぽく語っては、各論を全く受け入れてはくれません。
「部下」はそのたびに、「いったいどうすればいいんだろう?」と困り果ててしまいます。
この背景には、その「上司」が、「全体注意の動きの癖」を持っていることが隠されているのです。
この「上司」は、自分の動きの癖に強い影響を受けて、全体的なこと(総論)を語ることは、誰よりも得意ですが、それでは具体的にどのようにすれば良いかについて考えるのは不得意な人なのです。
よって、「部下」が提案する具体案は、決して失敗案などではないにもかかわらず、総論は得意だが各論は苦手な「上司」の「動きの癖」にただただ振り回されしまうことがあるのです。
残念なことですが…。
さて今回は、「全体注意の動きの癖」を持つ人にとっては、いったい誰がなぜ、分かり合うことができない相手であるかということについてご説明いたします。
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8.「全体注意の動きの癖」の人にとって、どうしても分かり合えない人とは?
「全体注意の動きの癖の人」とは、手や腕や身体を内側から外側に大きく開く動きをたくさん行う人です。
そして、周囲の人からは、華やかで大らかな人だと思われる人で、広く全体に注意を払ったり、大勢の人の注意を引きつけることを得意としている人です。
この「全体注意の動きの癖」の人にも、どうしても分かり合えない人がいますが、その人とは「不注意指示の動きの癖」の人なのです。
「不注意指示の動きの癖の人」とは、手や指を使って、自分が向いていない方向(外側)を指し示す動きをたくさん行う人です。
そして、周囲の人からは、話の内容がまとまらず次々と話題が変わる人だと思われますが、直感的な自分のひらめきに注意を集中したり、相手の注意をそらしたりすることを得意としている人です。
このように、全体に注意を払う「全体注意の動きの癖」の人と、自分が直感的にひらめいた物事に注意を払う「不注意指示の動きの癖」の人とは、物事を突き詰めたり細かいことに固執したりはしないという共通点はありますが、注意の仕方は全く異なる同士の二人なのです。
この二人が何らかの問題やトラブルに遭遇し、お互いに協力して解決しなければいけない状況になった場合、「全体注意の動きの癖」の人は、直ぐに全体を把握して、いかに問題解決に取り組まなければいけないかについての大まかな現状について語ります
一方の「不注意指示の動きの癖」の人は、「それではこうしましょう!」「あるいはあのようにしましょう!」等と、次々とアイデアを提案するのですが、そのアイデアの中には相手(「全体注意の動きの癖」の人)の注意をはぐらかすかのような、非常に個性的なものがたくさん含まれています。
何事も二人で協力して問題解決に当たるためには、最低限二人の「総論と各論」が一致するか、お互いに理解し合えることが不可欠となります。
ところが、「全体注意の動きの癖」の人は、相手の総論には賛成できても、各論にはほとんど賛成できないのが特徴の人なのです。
一方、「不注意指示の動きの癖」の人は、相手の各論には賛成できても、総論には全く興味が持てないのが特徴の人なのです。
したがって、「全体注意の動きの癖」の人が、総論についていくら説得をしても、「不注意指示の動きの癖」の人からは、全く賛成が得られません。
反対に「不注意指示の動きの癖」の人が、問題解決のために非常に効果的で個性的な各論を次々と提案したとしても、「全体注意の動きの癖」の人は、それらの各論にも賛成することができません。
こうして、二人はお互いに理解し合うことができないために、二人の問題解決への取り組みはとん挫することになるのです。
残念ながら、「全体注意の動きの癖」の人は、「不注意指示の動きの癖」の人と分かり合うことはできません。
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