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2018年4月 6日 (金)

16.同業者に嫌われながらも、多くの客を引きつけた薬粧店(1988年当時)

こんにちは。

下のイラストの店は、現在では身近でごく普通に見られる大型薬粧店です。

1988年当時に、薬、化粧品、日用雑貨、ファッション小物などを幅広く取りそろえた大型の薬粧店が登場し、従来からの「薬は病気になった時しか買わない」というイメージを一変させて、薬局・薬店から多くの客を奪っていきました。

今回は、その大型薬粧店の当時の様子についてご紹介します。

16.同業者に嫌われながらも、多くの客を引きつけた薬粧店(1988年当時)

この店の構造は、「店員空間のある、接触・引き込み・回遊型店」です。



P94p95

Photo
※店員空間のある、接触・引き込み・回遊型店

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↓店の右側には、客の質問や相談に対応するコーナーがあり、対面方式あるいは側面方式で店員が客に対応しています。


P94


↓店の左側に広い「店員空間」があり、セルフサービス方式のレジカウンターとなっています。


P95

↓店員は、レジカウンターの「店員空間」の中で、精算や包装作業をしています。

その他の店員は、回遊通路に出て、客の質問や相談に対応したり、その他の様々な作業を行っています。

店員から接客を開始することはありません。



P96

↓従来までの薬局・薬店の店の構造は、「店員空間のない、引き込み・回遊型店」でした。

店員が「店員空間」のようなところに入っていますが、この店はセルフサービス方式ではなく、対面方式や側面方式で接客を行う店です。

大型店に比べて、「なわばり」主張の店員のアクションが生じやすい店であったために、従来の薬局・薬店は、客にとっては入りにくく買いにくい店だったのです。


P97


Photo_2
※店員空間のない、引き込み・回遊型店


近年は、高齢化する客層に対応したマーチャンダイジングを行ったドラッグストアが、目に見えて元気の良い店となって、大勢の客を引きつけています。


(なお、イラストは1988年の拙著「続・入りやすい店売れる店・日本経済新聞社」からの抜粋です)

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