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2018年3月16日 (金)

7.1988年当時、「なわばり」を解除した店に改装して、客を引きつけた「町の電器店」

こんにちは。

前回は、1988年当時の全国各地の商店街で、すっかり存在感を無くしてしまった「町の電器屋さん」を紹介しましたが、中には新しく進出して来る店に負けないような店舗改装を行い、多くの客を引きつける「電器店」があったこともまた事実です。

その店が下のイラストの店です。

そして、この店の構造は、「店員空間のない、接触・引き込み・回遊型店」です。



P73

Photo
※店員空間のない、接触・引き込み・回遊型店

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改装に失敗した下のイラストの店と比べると、成功した要因がよりわかりやすいと思います。

失敗した店(下の店)の店舗構造は、「店員空間のない、引き込み・回遊型店」です。

 

 

P72_2

Photo_2
※店員空間のない、引き込み・回遊型店

改装に成功した「店員空間のない、接触・引き込み・回遊型店」は、通路に面した出入り口をオープンにして、たくさんの商品を陳列した「商品空間」を作っています。

そして、店頭(接触部分)の「商品空間」はもっとも「なわばり」が解除されているために、通行客は買う買わないに関係なく気軽に出入りできる店となっています。

したがって、狭い店ながらも店内に
「サクラ」パワーが生じやすく、いっそう通行客を引きつけることになります。

一方、改装に失敗した店は、一見して、「なわばり」を主張した店となっていることがお分かりだと思います。

通路に面した出入口のガラスのドアは閉じられていて、客を待つ店員の姿が見えています。

「店員空間のない、引き込み・回遊型店」は、
客を遠ざける「なわばり」主張の店員のアクションを生じやすいために、冷やかし客はなかなか店内に入って行けない店なのです。

(なお、イラストは1988年の拙著「続・入りやすい店売れる店・日本経済新聞社」からの抜粋です)

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