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2018年3月28日 (水)

12.かつての東京・秋葉原電気街にもあった入りやすい店、入りにくい店(1988年当時)

こんにちは。

東のオタク街の東京の「秋葉原」と、西のオタク街の大阪の「日本橋」は、かつては共に格安で販売する電器店が立ち並ぶ街として有名でした。

大型店が多数登場して来るまでの隆盛は無いにしても、約30年前の1988年当時は、人気の電器街としてまだまだ連日、電器製品を購入する客で賑わっていました。

そんな時代の東京の「秋葉原」電気街の中にも、入りやすい店と入りにくい店は存在していました。

今回のイラストは、1988年当時の「秋葉原」の電気街に実際存在していた、大小異なる二つの電器店の様子を再現しています。

12.かつての秋葉原電気街にもあった入りやすい店、入りにくい店(1988年当時)

 

 

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左側の大型店は、「店員空間のある、接触・引き込み・回遊型店」です。

Photo


右側の小型店は、「店員空間のない、接触・引き込み・回遊型店」です。

Photo_2


大型店は小型店に比べて「なわばり」の解除がしやすい店ですが、なおかつ大型店がセルフサービス方式の店で、小型店の方は「店員空間」のない対面販売の店であるために、左側の大型店の方がはるかに入りやすい店となっていました。

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↑大型店の店員のアクションは、レジカウンター(店員空間)における精算中のアクションと、回遊通路(客空間)に出て客の相談に対応するアクションと、その他様々な作業中のアクションです。

いずれも「なわばり」を解除して客を引きつける店員のアクションです。



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↑一方、小型店の場合は、店員が狭い入口にじっと立ったり、早すぎる接客を開始したりしやすくなりますが、いずれも「なわばり」を主張する店員のアクションとなって、客を遠ざけてしまいます。

しかし、「店員空間のない、接触・引き込み・回遊型」のこの小型店も、「
サクラパワー」が生じた場合には、「なわばり」が解除されて大変入りやすい店となります。

また、この小型店が一般的な商店街の中の電器店であった場合には、周囲の店の中では決して入りにくい店でありませんが、秋葉原電気街の中でしかも大型店の直ぐそばにあっては、やはり入りにくい店となってしまうのです。

店の競争は、その店があるごく周辺で起こり、しかも「なわばり」をどれだけ解除しているか否かに左右されているのです。


(なお、イラストは1988年の拙著「続・入りやすい店売れる店・日本経済新聞社」からの抜粋です)

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