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2018年1月

2018年1月31日 (水)

77の(1).気軽にひやかせる楽しい商品空間(和菓子店・銀座あけぼの)※1986年当時

こんにちは。

百貨店が我が世の春を謳歌していた時代は、競合の商業集積に比べて、遙かに強い顧客吸引力を持っていました。

その後、ネットショップの急激な普及とともに、JRや私鉄や地下鉄などの駅構内及び隣接エリアに新たな商業集積が登場して来ることによって、次第に百貨店は衰退を余儀なくされてきました。

かつて全国各地で隆盛していた商店街と百貨店は、結局、見知らぬ大勢の移動客が行き交う立地条件を満たさない限りは、廃業&撤退を迫られてきたのです。

現在、生き残っている百貨店に共通していることは、JRや私鉄や地下鉄などの改札口に隣接した移動空間に立地していることです。

完全に見知らぬ客として買い物ができるネットショップの普及によって、当然、リアルショップにおいても、見知らぬ客として買い物ができることが一番の条件となりました。

したがって、見知らぬ大勢の客が行き交う「駅ナカ・駅ソト」ショップが大勢の客を引きつけているのです。

さて今回は、約32年前、地下鉄の改札口に直結しているが故に、現在も大勢の客を引きつけている百貨店の出入り口のそばにあった和菓子店の観察結果です。

それでは、「77の(1).気軽にひやかせる楽しい商品空間(和菓子店・銀座あけぼの)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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77の(1).気軽にひやかせる楽しい商品空間(和菓子店・銀座あけぼの)※1986年当時

この店は、東京・日本橋の三越百貨店本店の、地下一階の食品売り場にあります。

この店は、地下鉄駅通路から三越にはいったすぐ右側にあるため通行量に恵まれています。

 

Img7311


さらに接触型店が圧倒的に多い食品売り場にあって、この店は、店員空間のある接触・引き込み・回遊型のレイアウトをしています。

和菓子店の中ではめずらしい売り方を展開し、しかも安定した人気を保っているこの店の販売パワーを三空間から分析していきましょう。

 

Img7312


平面図を見ると、この店の商品空間が店頭から店内へと続いているのがわかります。

店頭に出ている部分がまず通行客をひきつけ、やがて店内へと誘導していくのです。

従って、客空間は、店頭に並べた商品のまわりと店内の通路になります。

店内の客空間は外の通路とつながっているので開放的なイメージがします。

店員空間は店の左側にあり、商品陳列ケースで区切られています。

この店ではセルフサービス方式をとりいれているので、店員は原則として客空間には出てこないことになっています。

それではこれから、これらの三空間が売れるしくみとしてどのように機能し合い、総合的な販売パワーを創造しているのかを詳しく調べてみることにしましょう。

次回、「77の(2).気軽にひやかせる楽しい商品空間(和菓子店・銀座あけぼの)※1986年当時」に続く。

(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)


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70の(1)プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

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71の(1).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

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73の(1).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時」

73の(2).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(3).店員からの接客をうけない快適な客空間

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75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時


75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

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76の(1).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)

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2018年1月30日 (火)

49.「不動の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

こんにちは。

家庭や学校や職場などの、様々な人間関係におけるコミュニケーションが、成功するか失敗するかを左右するものは、お互いが交わす「ことば」ではなく、身体の動き(アクション)だということを説明しています。

従来まで、コミュニケーションに伴うお互いの身体の動きは、「しぐさ」とか「身振り手振り」と呼ばれて、ほとんどは無視されてしまっていました。

しかし、身体の動き(しぐさ=身振り手振り)は、お互いが交わす「ことば」以上に多くの情報を発信し、無意識の内に、二人のコミュニケーションが成功するか失敗するかに大きな影響を与えているのです。

12回に渡って、様々な「身体の動き」を癖として持つ人が、本人自身は気づかない内に、それぞれの「身体の動き」の情報を発信することによって、成功したり失敗したりしていることについて説明しました。

今回は、13種類の「身体の動き」の最後の「不動の動き」について説明します。

回転、上下、前後の12種類の「身体の動き」を全く表現しないで、じっとしている動きを「不動の動き」と呼びます。

この「不動の動き」を合わせて「身体の動き」は、全部で「13種類の動き」に分類されることになります。

さてそれでは、ほとんど身体を動かさずじっとしていて感情を表に出さない「不動の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時について説明します。


Photo


「不動の動き」とは、上のイラストのような動きなので、「不動の動き」の動画と静止画は同じです。

 

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この「不動の動き」を癖としている人は、相手と話をする時は、手や身体を、前後左右にほとんど動かさないで話をするのが特徴です。

それではこの「不動の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすい人なのでしょうか?

【不動の動きの癖】の人が成功する時

「不動の動きの癖」の人は、話をする時に、話す「ことば」以外に一切情報を出さないことが得意な人です。

なぜならば、「不動の動きの癖」の人は、相手に話す「ことば」に伴った身振り手振りを一切見せないで、表情も全く変化させないで話をするからです。

したがって、この人が成功する時とは、

「あの人は常に落ち着いている」

「あの人は非常に冷静である」

「あの人は感情を表に出さない」

「あの人は姿勢が良い」

等という評価を他人から受ける時なのです。

【不動の動きの癖】の人が失敗する時

「不動の動きの癖」の人は、相手に対して感情を交えずに、冷静に淡々と話すことは得意ですが、相手に対して自分の感情を表現したり、身振り手振りを伴ってよりわかりやすく案内したり説明したりすることは苦手です。

なぜならば、相手に積極的に近づいて、相手が分かりやすいように身振り手振りを伴った案内や説明をしなければいけない場合にも、全く動かずにじっとしたままで、表情も一切変えずに話をしてしまうからです。

したがって、この人が失敗する時は、

「あの人は積極的ではない」

「あの人は愛想がない」

「あの人は本当は何を考えているか分からない」

「あの人は前向きではない」

「あの人は熱心ではない」

などという評価を受ける時なのです。

以上のように、手や身体を全く動かさずじっとしていて、感情を表に出さない「不動の動きの癖」の人は、自分の感情を押し殺して「ことば」だけを伝えることは得意ですが、身振り手振りを伴って感情を表現したり、分かりやすく案内したり説明したりすることは不得意なのです。

次回は、50.「『一点注意の動きの癖』の人が好きな人、嫌いな人とは?」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

37.「全体注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

38.「注意不明の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

39.「不注意指示の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

40.「攻撃の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

41.「協調の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

42.「独断の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

43.「虚脱の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

44.「接近の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

45.「機敏の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

46.「突進の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

47.「退避の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

 

 

 

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2018年1月29日 (月)

76の(4).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時

こんにちは。

「店員空間のない、引き込み・回遊型店」の構造の店において、


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次のイラストのように、店内で店員がじっと立って客を待つアクションを行うと、「なわばり」を主張して客を遠ざけてしまいます。

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しかし、次のイラストのように、購入中の客や検討中の客やひやかし客がいる店には、「サクラパワー」が生じて、強烈に店内の「なわばり」が解除され、通行客を次々と引きつける「サクラパワー現象」が引き起こされます。

Photo_2

「サクラパワー現象」が生じている状況の店は、客にとってもっとも入りやすい魅力的な店となります。

したがって、買う買わないに関係なく通行客はついつい引きつけられてしまうのです。

さて、以上のことを考慮しつつ、「76の(4).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッ店・リモーネ)※1986年当時」をお読みください。

(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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76の(4).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時

◆サクラパワーが通行客をひきつける

広い商品空間と客空間、豊富な商品量とレイアウトによって発せられるひやかし安全信号、常にアクションを続けている店員。

これらの条件がそろったこの店は、強い力で客をひきつけます。


Img7291_2


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一度店内にはいった客は長時間店内に滞留することが多いので、この店には客がひとりもいなくなる時間はあまりありません。

大勢の客が店内にはいってザワザワと動いている様子は、百貨店のバーゲンセールやお祭りの縁日のような、一種独特の活気をつくりだしています。

こうした活気は他のファッション店ではセールのときぐらいしか見ることができないのですが、この店では年間をとおしてこのようなにぎわいを保っているのです。

次回、「77の(1).気軽にひやかせる楽しい商品空間(和菓子店・銀座あけぼの)※1986年当時」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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73の(5).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(6).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店内外の客がひきおこすサクラパワー

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75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時


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75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

75の(5).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

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76の(3).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時
 

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2018年1月27日 (土)

47.「退避の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

こんにちは。

常に積極的で前向きで何事にも熱心な人が、必ずしも成功ばかり収めるものではありません。

周囲を見渡してみると、消極的で後ろ向きで何事にも熱心に取り組まない人達が存在しています。

むしろそのような人達の方がたくさん存在し、そのような人達の方が意外に得をしているような気がします。

積極的で前向きで熱心な人は、積極的であるがゆえに周囲が嫌うような仕事を引き受けたり、前向きであるがゆえに大変困難な仕事に立ち向かったり、熱心であるがゆえに解決しそうにない問題に取り組んだりしてしまうものです。

一方、消極的で、後ろ向きで、熱心に取り組まない人は、それゆえに、人が嫌う仕事や困難な仕事や解決できない問題に対処しなければいけない立場を免れることができます。

世の中は、積極的で前向きで熱心な人が少しだけ存在して、そうでない人がたくさん存在していて、ちょうどバランスがとれているのです。

そのように捉えると、「もっと積極的に!もっと前向きに!もっとやる気を!」的な座右の銘が非常に多いことも納得できます。

同時に、それらが、多くの人々にとって、到達あるいは実現困難な座右の銘であることにも気づかされてしまいます。

さて今回は、手や身体を使って、後ろに向かってゆっくり進む「退避の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時について説明します。

 

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「退避の動き」とは、上のイラストのような動きのことですが、改めて「退避の動き」を次の動画で確認してください。

 

  

 

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この「退避の動き」を癖としている人は、相手と話をする時は、手や身体を使って、後ろに向かってゆっくり進む動きを繰り返し行うことが特徴です。

それではこの「退避の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすい人なのでしょうか?

【退避の動きの癖】の人が成功する時

「退避の動きの癖」の人は、相手に非常に慎重に近づいたり、そっと相手から遠ざかったりすることが得意な人です。

なぜならば、「退避の動きの癖」の人は、相手に近づいたり、相手から遠ざかったりする場合には、手や身体を使って、後ろに向かってゆっくり進む動きを繰り返し行うからです。

したがって、この人が成功する時とは、

「あの人は非常に慎重だ」

「あの人は大変落ち着いている」

「あの人は出しゃばらない」

「あの人は物静かだ」

等という評価を他人から受ける時なのです。

【退避の動きの癖】の人が失敗する時

「退避の動きの癖」の人は、相手に慎重に近づいたり、相手からそっと遠ざかったりすることは得意ですが、相手対して積極的に近づいたり、相手に熱心に話しかけたりすることは苦手です。

なぜならば、相手に積極的に近づいたり、熱心に取り組んだりしなければいけない場合にも、ついつい、手や身体を後ろに向かってゆっくり進む「退避の動き」を表現してしまうからです。

したがって、この人が失敗する時は、

「あの人は消極的だ」

「あの人は慎重過ぎる」

「あの人はやる気を感じさせない」

「あの人は初動が遅すぎる」

などという評価を受ける時なのです。

以上のように、手や身体を使って、後ろに向かってゆっくり進む「退避の動きの癖」の人は、相手に慎重に近づいたり、相手からそっと遠ざかったりすることは得意ですが、相手に積極的に近づいたり、熱心に取り組んだりすることは不得意なのです。

次回は、49.「『不動の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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40.「攻撃の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

41.「協調の動きの癖」人が成功する時、失敗する時。

42.「独断の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

43.「虚脱の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

44.「接近の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

45.「機敏の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

46.「突進の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

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2018年1月26日 (金)

76の(3).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時

こんにちは。

1980年代、セルフサービス方式を採用したコンビニエンスストアが商店街から少し離れた場所に登場しながらも、次第に若者を中心に多くの客を引きつけていきました。

当時の商店街のほとんどの店主は、新しく登場したコンビニに対しては、風変わりな方法で販売する店として理解し、ほとんど脅威を感じてはいませんでした。

そして、どだい自分達には不可能な販売方法だとも感じていました。

しかし、意外にも、商店街の中にある業績の良い店に限って、コンビニエンスストアのような店でした。

扱い商品は何であれ、コンビニエンスストアのような店とは、

(1)店員を気にしないで回遊できる「客空間」。

(2)客一人でも商品を見たり選んだり試したりできる「商品空間」。

(3)店員は客から声がかかるまでは接客を開始しないで何らかの作業に専念している店。

以上の三つの条件を満たしたコンビニエンスストアのような店は、商店街を移動したり回遊したりする多くの客を引きつけていたのです。

一部の店主達は、コンビニエンスストアが三空間(商品空間と客空間と店員空間)の「なわばり」を解除することによって、多くの客を引きつけていることを直感していたのです。

さて、以上のことを考慮しつつ、「76の(3).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッ店・リモーネ)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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76の(3).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時

◆ひたすら商品を整理する店員が客空間のなわばりを解く

この店にはレイアウトのほかにもう一つ大きな特徴があります。

それは店員のアクションです。

この店の商品空間は客にとってたいへん見やすいので、客は好き勝手に商品を広げたり自分のからだにあててみたりします。

その結果、はじめにきちんとたたんであった商品もみるみるうちに乱れてしまいます。


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この店の店員は常に客空間にいて、客が乱した商品を次々とたたみなおしていきます。

おもしろいことには、店員は商品をたたむばかりで決して接客アプローチをしないのです。

この店の店員は制服を着ていないので、ちょっと見ただけでは客と区別がつきません。

その店員が商品整理をしているところは、強いなわばり解除になります。

客は店員が作業しているすぐ近くでも、平気で商品を見ています。


Img7302

客はいよいよ買う商品を決めると、たいていは自分で商品を持ってレジに行きます。

この店の商品は全体に価格も低目で、ブラウスやカーディガンなどの単品が多く、客はあまり店員のアドバイスを必要としません。

販売商品の特性と三空間設計がひじょうにうまくかみあって、強力な販売パワーをつくりだしているのです。

次回、「76の(4).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

 

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75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時


75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

75の(5).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

75の(6).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

75の(7).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

76の(1).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)

76の(2).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時※1986年当時

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2018年1月25日 (木)

46.「突進の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

こんにちは。

日本経済新聞・電子版(2017年10月6日)に、『大廃業時代の足音 中小「後継未定」127万社』の見出しで次のように報じられています。

『中小企業の廃業が増えている。後継者難から会社をたたむケースが多く、廃業する会社のおよそ5割が経常黒字という異様な状況だ。2025年に6割以上の経営者が70歳を超えるが、経済産業省の分析では現状で中小127万社で後継者不在の状態にある。優良技術の伝承へ事業承継を急がないと、日本の産業基盤は劣化する。「大廃業時代」を防ぐ手立てはあるか。』

「事業承継を行う後継者不足」を、「人の動き」という観点に限って考えますと、後継者にふさわしい「人の動き」を持った人材が不足しているということです。

中小企業の大部分の創業者は、「突進の動きの癖」を持つ人です。

「突進の動き」とは、手や身体を使って前に向かって勢いよく進む動きのことです。

目標に向かって多くの経営者が突き進む中で、誰よりも早く目標に到達することは成功者の第一条件です。

現在の中小企業の創業者の多くは、誰よりもその事業に早く着手し、誰よりも早く成長させることによって成功を掴んだ人達なのです。

したがって、創業者のバトンを受け取る後継者にも、創業者同様に激しい競争に打ち勝つ能力を持っていることが求められます。

従業員の先頭に立って、事業承継のリーダーシップを発揮するためには、「突進の動きの癖」を持っていることは、重要な要素となるのです。

しかし、後継者としての条件を満たし、なおかつ創業者のような「突進の動き」を癖として持つ人は限られてくるのです。

よって、後継者不足はより深刻な問題なのです。

しかし、生き物全てに寿命があるように、創業者が営む中小企業にもまた寿命があるのだと捉えると、やがて訪れて来る大廃業時代も、致し方のないことかも知れません。

さて今回は、手や身体を使って、前に向かって勢いよく進む「突進の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時について説明します。

 

Photo


「突進の動き」とは、上のイラストのような動きのことですが、改めて「突進の動き」を次の動画で確認してください。

 

 

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この「突進の動き」を癖としている人は、相手と話をする時は、手や身体を使って、前に向かって勢いよく進む動きを繰り返し行うことが特徴です。

それではこの「突進の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすい人なのでしょうか?

【突進の動きの癖】の人が成功する時

「突進の動きの癖」の人は、相手に近づいたりモノを手渡したりする場合には、必ず唐突に近づいたり、乱暴に手渡したりしてしまう人です。

なぜならば、「突進の動きの癖」の人は、相手に近づいたりモノを手渡す時には、手や身体を使って、前に向かって勢いよく進む動きを伴うために、唐突で乱暴なイメージになってしまうからです。

にもかかわらず、この人が成功する時とは、

「あの人は誰よりも初動が早い」

「あの人は競争に強い」

「あの人は失敗を恐れず行動する」

「あの人は成功に向かてまっしぐらに突き進む」

等という評価を他人から受ける時なのです。

【突進の動きの癖】の人が失敗する時

「突進の動きの癖」の人は、相手に誰よりも速く近づいたり手渡したりすることは得意ですが、相手にゆっくり近づいたり、そっと手渡したりすることは大変苦手です。

なぜならば、相手に対して、ゆっくり取近づいたり、そっと手渡したりしなければいけない場合にも、ついつい、手や身体を前に向かって勢いよく進む「突進の動き」を伴ってしまうからです。

したがって、この人が失敗する時は、

「あの人は唐突に行動し過ぎる」

「あの人は計画性のない行動をする」

「あの人は乱暴に振る舞う」

「あの人は初動は早いがとんちんかん」

などという評価を受ける時なのです。

以上のように、手や身体を使って、前に向かって勢いよく進む「突進の動きの癖」の人は、誰よりも早く行動を開始したり、目的に到着したりすることは得意ですが、じっくり考えて慎重に行動することや、他人に優しく対応することは不得意なのです。

次回は、47.「『退避の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

37.「全体注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

38.「注意不明の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

39.「不注意指示の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

40.「攻撃の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

41.「協調の動きの癖」人が成功する時、失敗する時。

42.「独断の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

43.「虚脱の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

44.「接近の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

45.「機敏の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

 

 

 

 

 

 

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2018年1月24日 (水)

76の(2).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時

こんにちは。

人件費の削減と人手不足問題を背景にして、スーパーやコンビニの無人化店舗への模索に拍車がかかっています。

ICタグの低単価が実現されるなどして、やがて無人のスーパーやコンビニが普及していくと同時に、様々な業種の無人化店舗が次々と登場して来ることが想像できます。

しかし、たとえ無人化店舗が日本各地で一般化したとしても、やがては無人化店舗+有人店舗の「折衷型店舗」へと変化していくに違いありません。

「店」で、お金やカードで支払いをしなくなったとしても、無人化店舗は間違いなく新たな有人店舗となっていくのです。

なぜならば、店はかつてそのような歴史をたどって来たからです。

対面あるいは側面販売の店の競争時代を背景として、

①対面あるいは側面販売の店舗よりも、②セルフサービスの店舗の方がより多くの客を引きつけ凌駕してきました。

しかし、セルフサービスの店の競争時代を迎えると、

②セルフサービスの店舗よりも、③セルフサービス+有人店舗の折衷型店舗の方がより多くの客を引きつけ凌駕しつつあります。

そして、やがて折衷型店舗の競争時代を迎えると、

③折衷型店舗よりも、④無人化(ロボット化)店舗の方がより多くの客を引きつけるであろうと予想されています。

しかし、さらにその次に、無人化店舗の競争時代を迎えると、

④無人化店舗よりも、⑤無人化店舗+有人店舗の「折衷型店舗」の方が、より多くの客を引きつけるに違いありません。

店舗競争という圧力によって、店員の数を減らしてセルフサービス方式の店にしたり、店員をゼロにして無人化の店にしたりするたびに、店は商品の包装や価格のつけ方や買い方などに工夫を凝らすことによって、客にとってより入りやすくより選びやすくより買いやすい店へと変化していきます。

そのため、ある時期、より多くの客を引きつけることができるのです。

しかし、客にとって本当に入りやすく選びやすく買いやすい店とは、見知らぬ大勢の客が行き交う移動空間にある店で、しかも身の丈サイズの商品空間を挟んで、見知らぬ店員が見知らぬ客として迎え入れてくれる店なのです。

だからこそ、再び有人店舗に帰っていくのです。

店は競争の圧力によって様々に姿を変えながらも、見知らぬ人同士のコミュニケーションが完全になくなることはありません。

すなわち、「戸板一枚の店」で交わされるコミュニケーションこそが店の醍醐味なのです。

さて、僅か30年前のファッション店には、セルフサービス方式を採用した店は全くありませんでした。

そんな中で、群を抜いて売れた店は、まれに存在する「達人販売員」のいる店と、その後登場して来たセルフサービス方式のファッション店にできるだけ近づけた売り方をしている店だけでした。

以上のことを考慮しつつ、「76の(2).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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76の(2).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時

◆いつまででもひやかせる安全な商品空間と客空間

この店の中には、一部にまわりを壁で囲った独立したコーナーがありますが、それ以外の部分では商品の種類と量の豊富さを強く訴求した陳列方法になっています。

この豊富な商品量は客に対するひやかし安全信号として働いています。

 

1


また、この店独特のいり組んだ商品空間のレイアウトも、客を店内にひきとめるのに役立っています。

商品陳列棚の間の狭い客空間は、店員からの死角になるため、客は自由に商品を見ることができます。

 

Img7292


そこで、たとえ店内にいる客の数が少なくても、客はあまり気を散らさず、商品に注意を集中することができるのです。

この、なわばりが解除された広い店の中にある程度の客がはいると、店への出はいりはまったく自由になります。

さんざんひやかしたあとで、何も買わずに店を出てもだいじょうぶだというオープンなイメージが、強力に他の客をひきつけるのです。

次回、「76の(3).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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70の(1)プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(2).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(3).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(4).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

71の(1).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

71の(2).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

72の(1).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

72の(2).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

73の(1).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時」

73の(2).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(3).店員からの接客をうけない快適な客空間

73の(4).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店員空間が狭くてもなわばり主張にならない

73の(5).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(6).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店内外の客がひきおこすサクラパワー

73の(7).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功◆三空間設計による売りやすい店づくり(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

74の(1).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(2).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆変則的なレイアウトがつくるはいりやすく出やすい店(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(3).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆店内を回遊する客の姿がサクラパワーをひきおこす(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(4).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆大勢の客の出入りが、店員のアプローチをやめさせる(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(5).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆ハウスマヌカンの身体信号が勝負を決める(ファッション・メルローズ)※1986年当時

75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時


75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

75の(5).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

75の(6).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

75の(7).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

76の(1).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時

 

 

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2018年1月23日 (火)

45.「機敏の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

こんにちは。

誰とでもすぐに親しくなれる人と、なかなか他人と親しくなれない人がいることは、誰でもがよく知っています。

それでは、すぐに親しくなれる人となれない人の違いはいったい何なのでしょうか?

両者には、はっきりとした「動き」の違いがみられます。

前者は、前に向かってゆっくり進む「接近の動き」を持つ人で、後者は後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」を持つ人なのです。

つまり、前者は他人に近づくのが得意で、後者は他人から遠ざかるのが得意な人です。

したがって、前者は他人とすぐに親しくなれますが、後者は他人とすぐには親しくなることができないのです。

前者は社交的な人で、後者はシャイな人です。

以上のように、人の性格とその人の動きは、非常に密接な関係があるのです。

相手と話をする時、お互いに相手の性格を読み取ろうと努力しますが、相手の「動き」にこそ注目するべきなのです。

実は、ほとんどの人は、無意識の内に相手の動きを読み取り、相手が親しみやすい人か親しみにくい人かについては、瞬時に判断しているのです。

そして、親しみやすい人には近づき、親しみにくい人には遠ざかっているのです。

だから、「機敏の動き」の人は、ますます他人と親しくなることができないのです。

さて今回は、手や身体を使って、後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時について説明します。

 

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「機敏の動き」とは、上のイラストのような動きのことですが、改めて「機敏の動き」を次の動画で確認してください。

 

 

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この「機敏の動き」を癖としている人は、相手と話をする時は、手や身体を使って、後ろに向かって素早く引く動きを繰り返し行うことが特徴です。

それではこの「機敏の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすい人なのでしょうか?

【機敏の動きの癖】の人が成功する時

「機敏の動きの癖」の人は、相手に案内や説明をする場合には、テキパキと作業をしたり素早く対応することが得意な人です。

なぜならば、「機敏の動きの癖」の人は、相手に案内や説明をする際には、手や身体を使って、後ろに向かって素早く引く動きを繰り返しますが、この動きが、作業や対応を素早く行うイメージを与えるからです。

したがって、この人が成功する時とは、

「あの人はすぐに対応してくれる」

「あの人はテキパキと素早く作業をする」

「あの人は常に敏捷に対処する」

「あの人はさっぱりしている」

等という評価を他人から受ける時なのです。

【機敏の動きの癖】の人が失敗する時

「機敏の動きの癖」の人は、相手に対して素早く対応することは得意ですが、相手対して熱心に取り組んだり、粘り強く対応することは苦手です。

なぜならば、相手に対して、ゆっくり取り組んだり、粘り強く対応しなければいけない場合にも、ついつい、手や身体を後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」を表現したり、実際に素早く対応してしまいやすいからです。

したがって、この人が失敗する時は、

「あの人は素早く対応してくれるが、早過ぎてついていけない」

「あの人の案内や説明は早過ぎて分かりにくい」

「あの人はあっさりし過ぎている」

「あの人はすぐ居なくなってしまう」

などという評価を受ける時なのです。

以上のように、手や身体を使って、後ろに向かって素早く引く「機敏の動きの癖」の人は、テキパキと作業をしたり、素早く対応することは誰よりも得意ですが、相手にゆっくり取り組んだり、粘り強く対応することは不得意なのです。

次回は、46.「『突進の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

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39.「不注意指示の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

40.「攻撃の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

41.「協調の動きの癖」人が成功する時、失敗する時。

42.「独断の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

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44.「接近の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

 

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2018年1月22日 (月)

76の(1).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時

こんにちは。

無人のGSやATMは当たり前で、スーパーやコンビニを始めとするセルフサービスの店や様々なサービスを提供するカウンターが、どんどん無人化への道を辿っています。

そして、多くの客は、最初の戸惑いにさえ慣れてしまえば、無人で提供される様々なサービスを歓迎しています。

なぜならば、店員や係員の「なわばり主張」をかいくぐって、商品やサービスを選択しなければならない煩わしさから解放され、均一なサービスを気軽に受けられるからです。

ネットショップやネットサービスがあっという間に普及し、誰でもが気軽に利用するようになったのも、それらが無人化そのものだからです。

今後は、あらゆる生活現場に、A I技術を活用したもっとハイレベルな無人化店舗におけるサービスが急速に提供されてくることが予測できます。

約30年前の1986年に出版した拙著「入りやすい店売れる店」で新しい店として紹介したコンビニエンスストアは、様々な商品やサービスをセルフサービス方式で販売してきましたが、30年後の現在、今度は様々な商品やサービスを無人化店舗において販売する方向へと舵を切っているのです。

そして、多くの店が無人化店舗と変わった後に登場して来る新しい店とは?

追ってまた、ご説明したいと思います…。

さて、以上のことを考慮しつつ、「76の(1).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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76の(1).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時

この店は、東京・新宿の私鉄京王新線の駅につながる地下街(京王モール)にあるレディース・ファッションの店です。

この店は二つの大地下通路の交差点の一角にある角店で、それぞれの通路に面したところに出入り口があります。

Img7291

店内には商品陳列棚が複雑なレイアウトで並べられており、客はその間の通路を回遊しながらショッビングをする、引き込み・回遊型の店です。

この店にはいつでもよく客がはいっており、独特の活気あるイメージをつくりだしています。

それではこの店の三空間設計を平面図でながめてみましょう。


Img7292


この店は、地下街にあるファッション店としては大規模なほうです。

特に店内の商品空間のレイアウトが不規則になっていることが、店を大きく感じさせています。

この店は引き込み・回遊型店ですから店頭には商品が出ていませんが、店内には溢れるほどの商品が陳列されています。

この店の客空間にあたるのが、商品空間と商品空間のあいだの狭い通路です。

複雑な形に配置された商品陳列棚に沿って、この客空間もまがりくねった不思議な形をしています。

この店の店員空間は、奥の試着室のそばにあるレジカウンターです。ただしこの店では商品を整理する仕事が多いので、店員は常に客空間に出てきています。

そこで分類としては、店員空間のない引き込み・回遊型の店ということになります。

以上の三空間設計を見ても、この店が販売パワーを発揮しやすい構造であることがよくわかります。

次回、「76の(2).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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70の(1)プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(2).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

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73の(1).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時」

73の(2).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(3).店員からの接客をうけない快適な客空間

73の(4).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店員空間が狭くてもなわばり主張にならない

73の(5).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(6).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店内外の客がひきおこすサクラパワー

73の(7).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功◆三空間設計による売りやすい店づくり(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

74の(1).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(2).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆変則的なレイアウトがつくるはいりやすく出やすい店(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(3).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆店内を回遊する客の姿がサクラパワーをひきおこす(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(4).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆大勢の客の出入りが、店員のアプローチをやめさせる(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(5).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆ハウスマヌカンの身体信号が勝負を決める(ファッション・メルローズ)※1986年当時

75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時


75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

75の(5).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

75の(6).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

75の(7).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

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2018年1月20日 (土)

44.「接近の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

こんにちは。

人は、目の前にあるモノや、目の前で表現されている動きが、時には全く見えないという現象が起きることを体験しています。

いったん他のことが気になると、目に前にあるモノや目の前で表現されている動きが全く見えなくなってしまうのです。

だから、多くの人は、しっかりと確認するにもかかわらず、大切なものを置き忘れたり、目の前で行われるマジックのタネを、全く見破ることができなかったりするのです。

そのことと同じように、人はコミュニケーションをする相手の手や腕や頭や上半身の動きが、ほとんど見えてはいません。

確かに目の前で、相手の動きが何度も繰り返されるにもかかわらず、相手の性別や年齢や視線や表情や容姿などが気になって、その人の動きそのものは見てはいないのです。

特に相手が話す「ことば」に影響を受けて、その「ことば」を話した時の相手の動きは、ほとんどの人が気づかないままになっています。

つまり、マジックの決定的なタネを見落としているように、実は、コミュニケーションの成功と失敗を左右する決定的な「要因」が見落とされているのです。

相手とのコミュニケーションで生じる様々な誤解や勘違いは、相手が堂々と繰り返し見せてくれている相手の「動き方」をただ見ることよって、ほとんどは解決されてしまうのです。

さて今回は、手や身体を使って、前に向かってゆっくりと進む「接近の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時について説明します。

 

Photo_5

「接近の動き」とは、上のイラストのような動きのことですが、改めて「接近の動き」を次の動画で確認してください。

 

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この「接近の動き」を癖としている人は、相手と話をする時は、手や身体を使って、前に向かってゆっくり進む動きを繰り返し行うことが特徴です。

それではこの「接近の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすい人なのでしょうか?

【接近の動きの癖】の人が成功する時

「接近の動きの癖」の人は、相手に対して、自分がいかに積極的で前向きであるかということを表現するのが得意な人です。

なぜならば、「接近の動きの癖」の人は、相手と話をする際には、手や身体を使って前に向かってゆっくりと進む動きを繰り返しますが、この動きが、積極的で前向きなイメージを与えるからです。

したがって、この人が成功する時とは、

「あの人は大変熱心である」

「あの人は非常に前向きである」

「あの人は常に積極的である」

「あの人は大変親しみやすい」

等という評価を他人から受ける時なのです。

【接近の動きの癖】の人が失敗する時

「接近の動きの癖」の人は、相手に対して親しみやすさや熱心さを表現することは得意ですが、相手対して無関心でいることややる気がないということを表現することは苦手です。

なぜならば、相手に対して、無関心であることや、やる気がないことを伝える「ことば」を話す場合にも、ついつい、手や身体を使って、ゆっくりと前に向かって進む動きを表現してしまうからです。

したがって、この人が失敗する時は、

「あの人は気安くし過ぎる」

「あの人は何でも関わり過ぎる」

「あの人はしつこい」

などという評価を受ける時なのです。

以上のように、手や身体を使って、前に向かってゆっくり進む「接近の動きの癖」の人は、前向きであることや積極的な気持ちは相手にうまく伝えられますが、反対に、無関心であることや消極的な気持ちはなかなかうまく相手に伝えることができません。

次回は、44.「『機敏の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。

 

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36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

37.「全体注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

38.「注意不明の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

39.「不注意指示の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

40.「攻撃の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

41.「協調の動きの癖」人が成功する時、失敗する時。

42.「独断の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

43.「虚脱の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

 

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2018年1月19日 (金)

75の(7).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

こんにちは。

1970年代の初めに登場してきたコンビニエンスストアは、1980年代には急激に全国各地へ普及していきました。

当初のコンビニは、セルフサービス方式を採用した店で、レジカウンターのみが設置されており、現在のようなレジカウンターのそばに新たに設けた商品空間を挟んで行われる対面販売は一切ありませんでした。

したがって、店の構造は「店員空間のある、引き込み・回遊型店」でした。


Photo_2

その後の激しいコンビニ同士の競争は、レジカウンターのそばに新たに加えた商品空間を挟んでの対面販売や、銀行&行政の代行業務や宅配の受け付け業務などを次々と増やしていきました。

したがって、コンビニの店の構造は、次第に「店員空間の広い接触型店」と「店員空間のある、引き込み・回遊型店」の折衷型店舗へと変化してきたのです。


Photo_3 Photo_4

そして現在、ネットショップやスーパーやセルフの大型店などに比べて、コンビニが毎日の生活に欠かせないインフラとして老若男女に親しまれている一番の要因は、店本来の性質をわずかに残す対面販売を行っていることです。

無人化やロボット化が進行していくコンビニにとって、店員の対面販売は、「店」としての魅力を保つために、必要欠くべからざるものなのです。

さて、以上のことを考慮しつつ、「75の(7).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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75の(7).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

◆魅力のある売り場は、コンピューターではつくれない

商品の動きをコンピューターによって管理し、むだな在庫や品切れを防ぐことは非常に重要なことです。

けれども、この管理主義がエスカレートして、販売現場から店員をなくしてしまう方向に進んだとしたら、それはまったく本末を転到しています。


Img692


客は三空間のかかわりの中でショッビングすることを楽しんでいるのです。

そこには必ず店員がいなければなりません。

人間をひきつける最大の要素は、商品でも建てものでもなく、明らかに人間なのです。

本当に魅力のある売り場をつくろうと思ったら、店員の力がどうしても必要です。

店には人間と人間とのコミュニケーションの原点が隠されているのです。

次回、「76の(1).商品整理に徹する店員が客空間を開放する(ファッション店・リモーネ)※1986年当時」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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70の(1)プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(2).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(3).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(4).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

71の(1).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

71の(2).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

72の(1).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

72の(2).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

73の(1).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時」

73の(2).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(3).店員からの接客をうけない快適な客空間

73の(4).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店員空間が狭くてもなわばり主張にならない

73の(5).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(6).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店内外の客がひきおこすサクラパワー

73の(7).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功◆三空間設計による売りやすい店づくり(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

74の(1).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(2).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆変則的なレイアウトがつくるはいりやすく出やすい店(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(3).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆店内を回遊する客の姿がサクラパワーをひきおこす(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(4).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆大勢の客の出入りが、店員のアプローチをやめさせる(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(5).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆ハウスマヌカンの身体信号が勝負を決める(ファッション・メルローズ)※1986年当時

75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時


75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

75の(5).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

75の(6).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

 

 

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2018年1月18日 (木)

43.「虚脱の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

こんにちは。

男性は、自分をじっと見つめている女性よりも、視線が合うと恥ずかしそうにうつむく女性に強く惹かれます。

下に向かって力を抜く女性のしぐさは弱々しさを表現するために、草食男子を含む大抵の男性の心にスイッチを入れるからです。

たいていの男性は、自分から積極的に女性にアタックしていると思っていますが、アタックするほとんどのタイミングは、実はさりげない女性の「しぐさ」によって、誘導されているのです。

下に向かって力を抜くしぐさは、実は男性だけでなく、多くの人の心を動かします。

そのため、映画やTVのドラマに登場する役者は、老若男女の役を問わず、この動きを多投しています。

短いセリフに続いて、力なくうつむくしぐさをすることによって、どんなに長いセリフよりも多くの内面の情報を観る人に伝えることができるからでしょう。

このブログでは、コミュニケーションは、「ことば」よりも身体の動き(アクション=しぐさ=身振り手振り)が、はるかに多くの情報を発信して最も大きな役割を担っているということを繰り返しお伝えしています。

さて今回は、腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を抜く「虚脱の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時について説明します。

 

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「虚脱の動き」とは、上のイラストのような動きのことですが、改めて「虚脱の動き」を次の動画で確認してください。

  

 

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この「虚脱の動き」を癖としている人は、腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を抜く動きを繰り返しながら話をするために、やる気がないことや相手に対して攻撃性がないことを表現するのが得意な人で、非常に後ろ向きなイメージを与えます。

それではこの「虚脱の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすい人なのでしょうか?

【虚脱の動きの癖】の人が成功する時

「虚脱の動きの癖」の人は、相手と話をする際に、いかに自分ががっかりしていて、やる気が起きないか、ということを表現するのが得意な人です。

なぜならば、「虚脱の動きの癖」の人は、相手と話をする際には、必ず腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を抜く動きを繰り返しては、やる気や自信や責任感が全く無いというイメージを与えるからです。

このような人が成功する時とは次のような評価を受ける時です。

「あの人は心から反省している」

「あの人は心から詫びている」

「あの人は心から降参している」

等という評価を他人から受けやすい人です。

【虚脱の動きの癖】の人が失敗する時

「虚脱の動きの癖」の人は、相手に対してやる気がなく全く攻撃性がないということを表現することは得意ですが、相手対して自信ややる気や責任感が強いということを表現することは苦手です。

なぜならば、相手に対して、自信ややる気や責任感を伝える「ことば」を話す場合にも、ついつい、腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を抜く動きを表現してしまうからです。

そのために、

「あの人はやる気があるとは思えない」

「あの人は自信があるとは思えない」

「あの人は信頼できない」

「あの人はリーダーシップがない」

などという評価を受けやすい人です。

以上のように、腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を抜く「虚脱の動きの癖」の人は、心から反省したり謝ったり降参したりしていることは相手にうまく伝えられますが、反対に、やる気や自信や前向きな気持ちはなかなかうまく相手に伝えることができません。

次回は、44.「『接近の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

37.「全体注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

38.「注意不明の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

39.「不注意指示の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

40.「攻撃の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

41.「協調の動きの癖」人が成功する時、失敗する時。

42.「独断の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

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2018年1月17日 (水)

75の(6).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

こんにちは。

1月15日の日経MJ9面に、「意欲ある商店街重点的に支援」というテーマで、埼玉県が商店街の振興策を転換するという記事が報じられています。

『埼玉県は画一的になりがちだった従来の支援方針を見直し、意欲のある商店街をモデルとし重点的に支援し、他の地域に水平展開させるほか、活性化をけん引する外部の専門家の派遣などに取り組む方針』

そして、同記事は『県内ではスーパーなど大型店が増える一方、商店街は2001年の1183ヵ所から2017年には約四分の三の892ヵ所まで減少』と報じています。

このブログでは、インターネット通販の急激な普及によって、百貨店、商店街、大型店、スーパー、コンビニ、SC等の様々な「店」は衰退し、店本来の性質を持った店だけが生き残て行くということを繰り返しお知らせしています。

「店」本来の性質とは、見知らぬ大勢の移動客が行き交う「移動空間」に位置して、見知らぬ者同士(店員と客)のコミュニケーションを伴って売り買いすることです。

商店街活性化の必要が叫ばれて以来、多くの「成功商店街ビジネスモデル」が登場してきましたが、それらがいかに限界のあるビジネスモデルだったかということは、すでに全国各地で繰り返し体験されてきました。

結局、見知らぬ移動客が行き交う立地にない商店街は、イベントを開いたり改装をしたり新しい店を誘致したりしても、活性化して繁栄していくことはむずかしいのです。

どうか、『意欲ある商店街』が、見知らぬ大勢の移動客が行き交う好立地を有した商店街でありますように…。

さて、以上のことを考慮しつつ、「75の(6).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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75の(6).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

◆コンビニエンスストアが抱えている問題点

コンビニエンスストアの三空間設計は、その地域の従来店に比べてはるかになわばり解除の度合いが高かったために、ヤング層を中心として受けいれられてきました。

けれどもコンビニエンスストアの数が増えた今、現状の売り上げをなかなか打破できない理由もまた三空間設計の中にあります。

店員をカウンターの中にとじこめておくというやり方は、店員のなわばり解除の方法としては消極的なものです。


Img6912_2


このタイプの店では、活気が出るか出ないかはその時の客数によって決まるだけで、店員が活躍する余地があまりありません。

スーパーマーケットの登場によって、一時期、百貨店の売り上げが落ち込んでしまったことがあります。

けれども現在ではスーパーマーケットが伸び悩んでいます。

スーパーマーケットの多店化は、店内にいる店員の数をどんどん少なくしていきました。

かつてのスーパーにいた、魚屋や八百屋や肉屋の店員もいなくなり、それと同時に、店員空間の店員によってつくられていた活気も失われていったのです。

スーパーマーケットは清潔で機能的にはなりましたが、爆発的な販売パワーを引き起こすための決定的な要素を欠いてしまったのです。


Img692_2

今、コンビニエンスストアもまた、同様の問題にぶつかろうとしています。

コンビニエンスストアが林立し、その三空間設計がいきわたるにつれて、自由に買えるから楽しかったという時代は終わってしまいます。

すぐに、より質の高いコミュニケーションに対するニーズがおきてくるでしょう。

次回、「75の(7).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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70の(1)プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

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70の(3).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(4).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

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75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時


75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

75の(5).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

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2018年1月16日 (火)

42.「独断の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

こんにちは。

公私を含めた身近な人との様々なコミュニケーションにおいて、いつもうまくいく人(成功する人)と、うまくいかない人(失敗する人)がいることを、誰でもが気づいています。

しかし、うまくいく人とうまくいかない人の決定的な違いについては、いまだにほとんどの人が気づいてはいません。

決定的な違いは、「身体の動き」にあるのです。

相手に対して、手や指や頭や上半身をどのように動かすかによって、成功と失敗が決定しているのです。

人の手や指や頭や上半身は、特に意識をしない限り、その人自身が持つ「動きの癖」によって動かされています。

つまり、手や指や頭や上半身を、①どの方向に②どれくらいの圧力で③どのくらいの速度で動かすかは、その人自身が持つ「動きの癖」に支配されていると言っても良いのです。

人は、今のところ、自分と相手の「動きの癖」をお互いに読み合いながら、うまくコミュニケーションをする人間関係を行ってはいません。

そのことに気づいているごく一部の人だけが、相手の「動きの癖」を瞬時に読み解きながら、いつもうまくいくコミュニケーションを行っているのです。

さて今回は、腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を入れる「独断の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時について説明します。

 

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「独断の動き」とは、上のイラストのような動きのことですが、改めて「独断の動き」を次の動画で確認してください。

 

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この「独断の動き」を癖としている人は、腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を入れる動きを繰り返しながら話をするために、相手を威嚇して自分の主張を曲げないことを表現するのが得意な人で、自分本位で独断的なイメージを与えます。

それではこの「独断の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすい人なのでしょうか?

【独断の動きの癖】の人が成功する時

「独断の動きの癖」の人は、相手と話をする際には、強い自信や責任感を持って話したり、聞いたりしていることを表現することが得意な人です。

なぜならば、「独断の動きの癖」の人は、相手と話をする際には、必ず腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を入れる動きを繰り返すために、相手に対して強い自信や責任感を持って話したり、聞いたりしているイメージを与えるからです。

「あの人は強い自信や責任感がある」

「あの人ははっきりしている」

「あの人は決断力がある」

「あの人は他人の影響を受けない」

等という評価を他人から受けやすい人です。

【独断の動きの癖】の人が失敗する時

「独断の動きの癖」の人は、相手に対して自信を持って話したり聞いたりすることは得意ですが、相手の意見や指摘を受け入れたり、間違いをすぐに改めたりして、相手に協力的に行動することは苦手です。

なぜならば、相手から異なる意見や間違いの指摘を受けた場合には、ついつい自分の意見を主張してしまったり、たとえ受け入れた場合でも、腕や頭や上半身を使って、下から上に力を入れる動きをしてしまうために、相手に対して快く受け入れたことを表現することができないからです。

「あの人は直ぐに反対意見を主張する」

「あの人は相手の意見をなかなか受け入れない」

「あの人は自分の間違いを素直に認めない」

「あの人は自分本位」

などという評価を受けやすい人です。

以上のように、腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を入れる「独断の動きの癖」の人は、相手の話に影響を受けずに、自分独自の意見や考えを、相手にはっきりと主張することができます。

しかし、相手の意見や考えを協力的に受け入れたり、自分の間違いを素直に訂正したりすることは、なかなかできません。

次回は、43.「『虚脱の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。


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36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

37.「全体注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

38.「注意不明の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

39.「不注意指示の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

40.「攻撃の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

41.「協調の動きの癖」人が成功する時、失敗する時。

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2018年1月15日 (月)

75の(5).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

こんにちは。

前回に引き続き、1月7日TBS「林先生驚きの初耳学!」で放送された、「シジェームギンザ(ギンザシックス2階)」店の成功要因についての話です。

売れる店の条件は、一にも二にも三にも「立地」が良いことです。

見知らぬ大勢の移動客が行き交う路面に面した店であることです。

この「立地条件」を満たした店は、そうでない店に比べて遙かに大きなアドバンテージを持った店ということになります。

さて、ギンザシックスにある「シジェームギンザ」店の立地条件はいかがなもでしょうか?


Photo_5

二階から五階までの四層が吹き抜けとなっているギンザシックスの、二階に位置するこの店は、二階から六階までのエスカレーターを利用するほとんどの客の目に触れることになります。

また、エスカレータを降りて回遊する通路に店の全面(四面)が接していることから、非常に多くの通行客が接する店となっています。

ギンザシックス全店の中でも、以上の最高の立地条件が、売り上げに大きく関係していることは言うまでもありません。


Photo_6

この立地条件を満たした「シジェームギンザ」のビジネスモデルを構築することが、いかに難しいものであるかということは、誰の目にも明らかなことでしょう。

果たしてこの「シジェームギンザ」は、大丸松坂屋百貨店が他店において展開していくビジネスモデルとなり得るのでしょうか?

さて、以上のことを考慮しつつ、「75の(5).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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75の(5).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

◆三空間がつくる販売パワー

この店の販売パワーをつくりだしている本質的な要素は、今まで説明してきたように、その三空間設計にあります。
 

Img692

店員にじゃまされずに自由に商品を選べる客空間と商品空間を提供したことが、従来の小売店にまさったのです。

地元にある多くの小売店では、商品空間が常に店員に管理されていたり、十分な客空間がなかったり、また店員空間が住居につながっていて店員がなかなか出てこなかったりという欠点を持っています。

 Img6902


いずれにしてもこれらの小売店は、個人のなわばり主張が強いため、固定客でないとなかなか店内にはいっていけません。

こうした三空間設計上の問題点を解決して、なわばり解除した店空間を提供したのが、このセブンイレブンだったのです。

次回、「75の(6).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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70の(1)プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(2).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(3).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

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71の(2).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

72の(1).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

72の(2).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

73の(1).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時」

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73の(3).店員からの接客をうけない快適な客空間

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75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

 

 

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2018年1月13日 (土)

41.「協調の動きの癖」人が成功する時、失敗する時。

こんにちは。

優しい人は決して甲斐性がある人ではありません!

だから「優しさと甲斐性の無さが裏と表に付いている」等という「ことば」があるのです。

すなわち、「優しい動き」を繰り返す人だから優しい人であり、「甲斐性のある動き」を繰り返す人だから甲斐性のある人なのです。

したがって、「甲斐性のある動き」を持っている女性に限っては、「優しい男性」を選んでも良いですが、「甲斐性のある動き」を持っていない女性は、「優しい男性」を選んではいけません。

なぜなら、「優しい男性」を選んだ女性は、「一生、私がその分働きます」等と言って、苦労の多い道を歩まなくてはいけなくなるからです。

そして、そういう男女の組み合わせを、意外に多く身近に見かけるものです…。

さて今回は、腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を抜く「協調の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時について説明します。

 

Photo_2


改めて、「協調の動きの動き」を次の動画で確認してください。

 

 

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この「協調の動き」を癖としている人は、腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を抜く動きを繰り返しながら話をするために、相手に賛同し受け入れることを表現するのが得意な人で、優しくて協調的なイメージを与えます。

それではこの「協調の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすいタイプの人なのでしょうか?

【協調の動きの癖】の人が成功する時

「協調の動きの癖」の人は、相手の話を聞くことが大変上手です。

それは、相手の話に賛同したり協調したりして、相手が話しやすい聞き方をすることが得意だからです。

なぜならば、「協調の動きの癖」の人は、話をする際には、必ず腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を抜く動きを繰り返すために、相手にとっては非常に話しやすく、どんなことでもお願いしやすいと感じられるからです。

「あの人は本当に話しやすい」

「あの人は優しい」

「あの人は頼みやすい」

「あの人はどんなことでも受け入れてくれる」

等という評価を他人から受けやすい人です。

【協調の動きの癖】の人が失敗する時

「協調の動きの癖」の人は、相手に賛同したり、相手の意見を受け入れたりすることは得意ですが、相手の間違いを指摘したり無理なお願いを断ったりすることが苦手です。

なぜならば、相手の間違いに気づいたり無理なお願いをされたりした際にも、ついつい腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を抜く動きを表現してしまうために、相手からは、賛同してくれたり受け入れてくれたりしているように思われてしまうからです。

また相手の間違いを指摘する「ことば」や、無理なお願いを断る「ことば」を伝える場合にも、あたかも賛同したり受け入れたりしているようなイメージが伝わるために、失敗してしまうのです。

「あの人は正しいと言ったのに、間違っていた」

「あの人は賛同してくれたのに、違っていた」

「あの人は受け入れてくれたのに、実際はそうではなかった」

などという評価を受けやすい人です。

以上のように、腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を抜く「協調の動きの癖」の人は、相手に賛同したり協調したり受け入れたりする気持ちを伝える場合には、大変わかりやすくうまくいきます。

しかし、相手の間違いや失敗を直ぐに指摘したり、無理なお願いをはっきりと断ったりしなければいけない場合には、「ことば」とは反対のイメージを表現してしまうために、誤解を与えたり混乱を生じさせたりしてしまうのです。

次回は、41.「『独断の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

37.「全体注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

38.「注意不明の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

39.「不注意指示の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

40.「攻撃の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

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2018年1月12日 (金)

75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」

こんにちは。

1月7日のTBS番組「林先生が驚く初耳学!」で、「シジェームギンザ」店の成功要因が紹介されていました。

「シジェームギンザ」店は、昨年4月に銀座にオープンした「ギンザシックス」の2階、吹き抜け空間の下にある約150坪の「大人の女性をターゲット」にしたセレクトショップです。


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※ギンザシックス初売りセール中(21日まで)

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※吹き抜けの下がシジェームギンザ店

2
l※店の四面が通路に面している

この店は、大丸松坂屋百貨店が脱百貨店の売り場として、今後のビジネスモデルを模索していることで話題になっていますが、番組では次のように現在の成功要因が紹介されていました。

『これまでの百貨店のような万人受けは目指さず一部の人に熱狂的に好かれる商品を確実に目利きすることでリピーターを獲得していること、さらに商品のレイアウトも余白を大事にすることでその商品が確実にお客さんに触れ、手が伸びるようにした』とのことです。

しかし、「店舗構造」と「店員と客のアクション」という観点から、実際の「シジェームギンザ」店を分析した結果は、昨年の「
ざっくり店舗観察」でご紹介した通りです。

(1)「シジェームギンザ」は、「ギンザシックス」の吹き抜け空間下に位置するために、全体の来館客を回遊させる二か所のエスカレーターからの注目度が高く、店舗の全面(四面)が、回遊通路に面した好立地にあること。

(2)「シジェームギンザ」は、規模の大きい(約150坪)「
店員空間のない、接触・引き込み・回遊型店」の店舗構造によって、「なわばり」を主張して客を遠ざける店員のアクションが生じにくいこと。

(3)「シジェームギンザは、「
サクラパワー」が生じやすく、生じた「サクラパワー」が館内の回遊客を引きつけやすい構造になっていること。

以上のように、客を引きつけやすい①店舗立地②店舗構造③「なわばり」を解除しやすい店員と客のアクションが生じやすい店舗であることが、この店の業績に最も大きな影響を与えているのです。

以上について言及しない「シジェームギンザ」の成功要因には、有効なビジネスモデルとしてはなお問題点が山積していると言わざるを得ません。

また、「ギンザシックス」本体の地下の出入り口が、JR改札口や地下鉄改札口に通じていないために、より多くの移動客を館内に誘導できないという、非常に大きなハンデを持っていることに関しては、今後も注目をしていく必要があります。

さて、以上のことを考慮しつつ、「75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

◆サクラパワーをつくりだす回遊客と本の立ち読み客

店員のなわばり主張がほとんどないこのタイプの店にも、活気は必要です。

店が生き生きとして動きのある様子は、他の客をもひきつけ、店内の客の買う気を盛りあげます。

この店の場合、店員は主にカウンター内にいて目立たないので、活気づくりの役目は客が果たすことになります。



Img692

この店で最もよくその役割を果たしているのは、本の立ち読み客です。

この店では雑誌やマンガのコーナーをたいてい外からよく見える場所に置いています。

店員は立ち読み客がいても決して追い払おうとしません。

そのため客はまったく自由に好きな本を読みふけることができます。


Img6922

客のこの姿は他の客に対して強いなわばり解除のメッセージを送ります。

また一時に多くの客が店内にはいったときも、店に活気が溢れます。

店内の客の動きが活発になるとサクラパワーが起こり、店の外にいる客の注目さえひくことができるのです。

こうしたとき、店は勢いづいてよく売れます。

次回、「75の(5).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」に続く


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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70の(1)プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

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71の(1).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

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72の(1).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

72の(2).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

73の(1).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時」

73の(2).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(3).店員からの接客をうけない快適な客空間

73の(4).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店員空間が狭くてもなわばり主張にならない

73の(5).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(6).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店内外の客がひきおこすサクラパワー

73の(7).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功◆三空間設計による売りやすい店づくり(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

74の(1).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(2).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆変則的なレイアウトがつくるはいりやすく出やすい店(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(3).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆店内を回遊する客の姿がサクラパワーをひきおこす(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(4).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆大勢の客の出入りが、店員のアプローチをやめさせる(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(5).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆ハウスマヌカンの身体信号が勝負を決める(ファッション・メルローズ)※1986年当時

75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時


75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

 

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2018年1月11日 (木)

40.「攻撃の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

こんにちは。

普段はほとんどの人が無視している相手の「身振り手振り(しぐさ=アクション)」が伝える情報に注目することをお勧めしています。

相手が無意識の内に「身振り手振り」で次から次へと伝えてくる情報には、実は相手の本音がたくさん詰まっているからです。

無意識の内に表現される人の「身振り手振り」は、回転の動きと上下の動きと前後の動きに分類されます。

前回までの、相手に案内や説明を行う時の身振り手振りは、回転の動きの「身振り手振り」でした。

今回からは、前後の動きの「身振り手振り」について紹介していきたいと思います。

さて今回は、腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を入れる「攻撃の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時について説明します。


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改めて、「攻撃の動きの動き」を次の動画で確認してください。

 

 

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この「攻撃の動き」を癖としている人は、腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を入れる動きを繰り返しながら話をするために、自分の考えや主張を表現するのが得意な人で、責任感や自信があって信頼できそうなイメージを与えます。

さてこの「攻撃の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすいタイプの人なのでしょうか?

【攻撃の動きの癖】の人が成功する時

この動きを個人の動きの癖として持っている人は、話をする際に、腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を入れる動きをたくさん繰り返します。

目の前の空間をこぶしで力を入れて叩いたり、実際に机やテーブルを叩きながら話をします。

そのために、相手に対して自信や責任感が強そうなイメージを与えます。

したがって、「攻撃の動きの癖」の人は、物事をはっきりさせたり、決断したり、決定したリすることが得意です。

「あの人はしっかりしている」

「あの人は自信がありそうだ」

「あの人は責任感が強い」

「あの人は自分の考えをはっきりと主張する」

等という評価を他人から受けやすい人です。

【攻撃の動きの癖】の人が失敗する時

「攻撃の動きの癖」の人は、自分の意見を主張したり、自信を持って決定や決断を下したりすることは得意ですが、相手の意見を受け入れたり、相手に賛同や協調をしたりするのは得意ではありません。

なぜならば、相手の意見を受け入れたり、相手に賛同や協調したりする「ことば」を話しながらも、ついつい腕や頭や上半身に、上から下に向かって力が入ってしまうために、「ことば」とは反対に、まるで怒っているか不満を持っているかのようなイメージを表現してしまうからです。

したがって、相手を受け入れたり、賛同したり、協調したりする「ことば」を発しながらも、全くその反対のイメージが伝わって失敗してしまうのです。

「あの人はいやいや賛同している」

「あの人は本当は反対している」

「あの人は何でもかんでもはっきりさせてしまう」

「あの人は相手を受け入れない」

「あの人は自分の考えを主張し過ぎる」

などという評価を受けやすい人です。

 

以上のように、腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を入れる「攻撃の動きの癖」の人は、自分の意見をはっきりと相手に伝えたり、決定したり選択したりする場合には、常に明確に相手に対して表現することができます。

しかし、物事をあいまいにしておきたい状況や、決定や決断を急がない方が良い状況に置いてさえも、ついつい、物事をはっきりしようとしたり、決定や決断を急いだりしてしまうために、多くの失敗を招いてしまうのです。

次回は、41.「『協調の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

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2018年1月10日 (水)

75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

こんにちは。

1980年代後半に、停滞ないしは衰退を続けていた各地の商店街に、コンビニエンスストアが次々と進出してきては、従来までの客を奪っていきました。

その当時、商店街の店の接客方法に慣れ親しんできた年輩の客の中には、セルフサービス方式のコンビニに対して、「接客をしない不親切な店」というイメージを抱く客が少なからず存在しました。

しかし、多くの客は、客が来るや否や直ぐに接客を開始する従来の接客方法を時代遅れだと感じて、セルフサービス方式の店を積極的に受け入れていきました。

そして、セルフサービス方式の店の一般化によって、従来の店における「見知らぬ店員」とのやり取り(コミュニケーション)や「なわばり」攻防の楽しみが、次第に遠ざかって行こうとしていることには全く気付くことができませんでした。

むしろ反対に、一日を通して、買わなくても自由に出入りができる特別な空間を獲得できたことを、社会の発展や進歩だと感じたのです。

やがてネットショップが急激に普及して、現在のようになっていくこと等は、誰もが想像だにしていませんでした。

さて、以上のことを考慮しつつ、「75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

◆種類豊富な商品がひやかし安全信号として働く

この店は、セブンイレブンの中でも大型店にはいります。

店が広いぶん、扱い商品の種類も多く、この店にくれば日常必要なものはたいてい手にはいります。

 

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店内は機能性が重視されているため、特別なひやかし安全信号はひとつもありません。

けれどもこの店の商品アイテムの豊富さとセルフサービス方式が、「ゆっくり、好きなだけ商品を見てください」というメッセージを発しています。

 

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つまりこれらのことが、ひやかし安全信号として機能しているのです。

客はこうした信号には敏感に反応して、店内に他の客がいない場合でも、落ち着ついて商品を選んでいきます。

次回、「75の(4).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」に続く


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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70の(1)プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(2).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(3).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

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71の(1).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

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73の(1).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時」

73の(2).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(3).店員からの接客をうけない快適な客空間

73の(4).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店員空間が狭くてもなわばり主張にならない

73の(5).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(6).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店内外の客がひきおこすサクラパワー

73の(7).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功◆三空間設計による売りやすい店づくり(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

74の(1).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(2).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆変則的なレイアウトがつくるはいりやすく出やすい店(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(3).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆店内を回遊する客の姿がサクラパワーをひきおこす(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(4).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆大勢の客の出入りが、店員のアプローチをやめさせる(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(5).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆ハウスマヌカンの身体信号が勝負を決める(ファッション・メルローズ)※1986年当時

75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時


76の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

 

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2018年1月 9日 (火)

39.「不注意指示の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

こんにちは。

現在、誰からも無視されている、人の身振り手振り(しぐさ)は、その人自身や相手に対して想像以上に強い影響力を持っているということを説明しているブログです。

人は、向かい合った相手に対して案内や説明をする時、案内や説明をする方向や場所を指し示す「身振り手振り(しぐさ)」を表現しています。

「何も指し示さない」という身振り手振り(しぐさ)を含めて、人は必ず何らかの身振り手振り(しぐさ)を伴いながら案内や説明を行っているのです。

しかも、大変興味深いことに、人はそれぞれ全く異なる「身振り手振り(しぐさ)」を伴って、案内や説明をしているのです。

さて今回は、手や指を使って、自分が向いていない方向(外側)を指し示す「不注意指示の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時について説明します。



Photo_6

改めて、「不注意指示の動き」を次の動画で確認してください。↓

 

  

 

この「不注意指示の動き」を癖としている人は、手や指を使って、自分が向いていない方向(外側)をはっきりと指し示す動きを繰り返しながら話をするために、相手の注意をそらすのが得意で、一見、無責任で信頼できそうにないイメージを感じさせます。

さて、この「不注意指示の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすいタイプの人なのでしょうか?

【不注意指の動きの癖】の人が成功する時

この動きを個人の動きの癖として持っている人が話をする際は、相手の想定外の内容を次々と繰り出して、話題をどんどん発展させたリ変化させたりしていくのが特徴です。

なぜならば、「不注意指示の動きの癖」の人は、話をし始めるや否や、話をしている内容とは全く異なる別の事柄に注意が移っていってしまうからです。

多くの人は、相手の興味を引きつける目新しい話題を思いつくのは大変ですが、「不注意指示の動きの癖」の人は、話せば話すほど、次々と新しいテーマが浮かんでくるのです。

したがって、「不注意指示の動きの癖」の人は、とっさに閃いたアイデアを話したり、新しい発想の意見を主張するのが得意です。

「あの人の話は面白い」

「あの人は発想の豊かな人だ」

「あの人は決して一つのことに固執しない」

「あの人は一つのことにこだわらない」

等という評価を他人から受けやすい人です。

【不注意指示の動きの癖】の人が失敗する時

「不注意指示の動きの癖」の人は、いろいろと注意を払ったり、意見を述べるのは得意ですが、相手にわかりやすく案内をしたり説明をしたりすることは得意ではありません。

なぜならば、案内や説明をしている方向や場所とは全く関係のない方向や場所を指し示してしまうからです。

そのために、相手や自分の注意を一点に集中させたり、一貫性のある意見を述べたりしなければいけない状況でも、相手や自分の注意をそらして話を拡散してしまうために、内容にまとまりがなくなってしまいます。

 

「あの人は信頼できない」

「あの人の話には一貫性がない」

「あの人の話は当てにならない」

「あの人は不注意だ」

などという評価を受けやすい人です。

以上のように、手や指を使って自分が向いていない方向を指し示す「不注意指示の動きの癖」の人は、話の内容が一貫性や関連性を欠いているが故に、正確な案内や説明をしない方が良い状況や、和やかな宴席などにおいては成功します。

しかし、反対に正確な案内や説明を必要とする場合には、いい加減で信頼性のない人だと判断されてしまうために失敗してしまうのです。

次回は、40.「『攻撃の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

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36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

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38.「注意不明の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

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2018年1月 8日 (月)

75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

こんにちは。

1970年代の初めに、初めて日本に登場したコンビニエンスストアは、1980年代になると、目覚ましい勢いで全国各地に普及していきました。

早朝から深夜まで、自由に出入りができて、たくさんの商品の中から自分が好きな商品を気軽に選んで購入できる「店」の登場を、全国の客が喜んで受け入れたからです。

そしてその後は、買うか買わないかには関係なく、自由に出入りできて、店内を気軽に回遊できる「店」が、客にとってひやかしやすく買いやすい「店」として受け入れられていきました。

やがて、いつでも、どこにいても、誰にも邪魔されないで自由に商品を選んで注文できる「ネットショップ」が、またたく間に普及してきたのです。

それでは、「店」とは、結局は「ネットショップ」のようなモノだったのでしょうか?

いいえ、それは決して「ネットショップ」のようなモノではありませんでした。

「店」は店員と客が身の丈サイズの商品空間を挟んで、「なわばり」の攻防を伴いながら、見知らぬ者同士のコミュニケーションを交わす現場だったのです。

「なわばり」も「コミュニケーション」も存在しない「ネットショップ」は、「店」のようなモノではあっても、決して本来の「店」ではありません。

だから、「ネットショップ」と「リアルショップ」の融合などという、訳の分からない言い方が横行しているのです。

百貨店と商店街の繁栄が、本来の「店」の性格を歪める一方で、スーパーやコンビニなどのセルフサービス方式の店が、本来の「店」の機能を埋め込んでしまい、さらにネットショップが追い打ちをかけるように、「店」をさらに深く埋め込もうとしているのです。

しかし現在は、陰が極まって陽に転じるように、本来の性格を有した「店」が、いよいよ蘇ろうとしている時でもあるのです。

さて、以上のことを考慮しつつ、「75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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75の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

◆店員の干渉を受けない、快適な客空間

この店はスーパーマーケットと同じようなセルフサービス方式です。

従って、店員は入店客に対して接客アプローチをすることはありません。



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客はこのことをたいへんよく知っているので、自分の思いのままに商品を選べます。

店員はたいていカウンターの中にいて、客が運んできた商品の会計と包装を行っているので、ほとんど気になりません。


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たまに客空間にはいってくることがあっても、それは商品の補充作業をするためなので、客は非常に自由な状態でいることができます。

この、店員を気にせずに商品が買えるという自由な雰囲気は、コンビニエンスストアの強い魅力になっています。

次回、「75の(3).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」に続く


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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71の(1).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

71の(2).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

72の(1).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

72の(2).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

73の(1).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時」

73の(2).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(3).店員からの接客をうけない快適な客空間

73の(4).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店員空間が狭くてもなわばり主張にならない

73の(5).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(6).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店内外の客がひきおこすサクラパワー

73の(7).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功◆三空間設計による売りやすい店づくり(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

74の(1).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(2).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆変則的なレイアウトがつくるはいりやすく出やすい店(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(3).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆店内を回遊する客の姿がサクラパワーをひきおこす(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(4).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆大勢の客の出入りが、店員のアプローチをやめさせる(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(5).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆ハウスマヌカンの身体信号が勝負を決める(ファッション・メルローズ)※1986年当時

75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

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2018年1月 6日 (土)

38.「注意不明の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時

こんにちは。

前々回は「
一点注意の動き」を癖とする人が成功&失敗する時、

前回は、「
全体注意の動き」を癖とする人が成功&失敗する時について説明しました。

さて今回は、

手や指を使って、自分が向いている方向(内側)をあいまいに指し示す「注意不明の動き」を伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時の説明です。

改めて、「注意不明の動き」を次の動画で確認してください。

 

 

相手のしぐさ=身振り手振りを観察して、この「注意不明の動き」を癖としている人は、手や指を使って方向や場所をはっきりとは指し示さないで、あいまいに指し示す動きを繰り返しながら話をするのが特徴です。

一見、注意深くて柔和なイメージを感じさせる人です。

さてこの「注意不明の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすいタイプの人なのでしょうか?

【注意不明の動きの癖】の人が成功する時

この動きを個人の動きの癖として持っている人は、話をしている相手の間違いや勘違いを、決して直ぐには指摘をしないで、相手をサポートするのが上手です。

なぜならば、「注意不明の動きの癖」の人は、細かくいろいろと注意を払っているために、相手の間違いには直ぐに気づきますが、直ぐに相手の間違いを指摘する動き(一点注意の動き)を持っていないからです。

そのため、直ぐには物事をはっきりさせないで、周辺のいろいろな事柄に対して注意を払ったり検討したりする動きを無意識の内に行います。

したがって、「注意不明の動きの癖」の人は、常に物事をはっきりさせないで、その分いろいろと注意をはらうために、優しくて注意深い人というイメージを相手に与えるのです。

「あの人は慎重で注意深い」

「あの人は相手が失敗をしても決して責めない」

「あの人は不注意な相手を助けるのが上手」

「あの人の仕事は正確である」

等という評価を他人から受けやすい人です。

【注意不明の動きの癖】の人が失敗する時

「注意不明の動きの癖」の人は、いろいろと注意を払うのは得意ですが、一つのことに注意を集中したり、物事をはっきりさせたりすることは非常に苦手です。

そして、直ぐに自分の意見を述べたり、白黒をはっきりさせたり、相手に方向や場所をはっきりと指し示したりしなければいけない状況になると、急にいろいろなことが気になってしまい、いつまでも迷い続けてしまいます。

「あの人は優柔不断だ」

「あの人ははっきりしない」

「あの人は話が堂々巡りになる」

「あの人はいろいろと考えすぎる」

「あの人はいろいろ迷って初動が遅い」

などという評価を受けやすい人です。

したがって、「注意不明の動きの癖」の人は、少しでも長く検討することが必要な場合や、いつまでもはっきりさせないことが有効な状況においては何事も成功します。

しかし、少しでも早く決定したり、直ぐにはっきりさせたり、分かりやすく案内や説明をしたりしなければいけない状況においては、ことごとく失敗してしまうのです。

次回は、39.「『不注意指示の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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【関連記事】

36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

37.「全体注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

 

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2018年1月 5日 (金)

75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時

こんにちは。

1971年~1974年に、コンビエンスストアという新しい店が登場してきました。

しかし、コンビニエンスストアは、登場して来るや否や、一気に全国各地に普及していったわけではありません。

しばらくは小康状態が続き、その後一気に全国各地に普及していったのです。

コンビニエンスストアが直に全国に広がらなかったのは、全国の客が「コンビニエンスストア」の店に一瞬たじろいだことが最大の要因なのです。

「コンビニエンスストア」の一番の特徴であるセルフサービス方式という販売方法に対して、誰もが良くも悪くも大きな衝撃を感じた理由は、その後もなかなかわからないままに、店は大きな変化を見せていきました。

そしてその後、あっという間に全国に普及していったネットショップの登場によって初めて、コンビニエンスストアに対する客の抵抗感がいったい何であったのかが明らかになってきました。

それは、コンビニストアの登場によって、身の丈サイズの商品空間を挟んで、見知らぬ店員と客が「なわばり」の攻防とコミュニケーションを伴いながら売り買いをしてきた従来の「店」を無くしていくことに対する無意識の戸惑いだったのです。

スーパーもコンビニもネットショップも、やはり「店」ではなかったのです。

そして、時代が代わって、現在では、従来の商店街でも百貨店でもなく、セルフやネットの店でもない新たな商業集積がすでに多くの客を引きつけています。

そこに登場している店こそが「店」なのです。

さて、以上のことを考慮しつつ、「75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時」をお読みください。

なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン)※1986年当時

この店は、東京・世田谷区上北沢にあるコンビニエンスストアのセブンイレブンです。

この店は、私鉄京王線の八幡山駅から歩いて五分ほどのところにあります。

国道二十号線(甲州街道)に面した恵まれた立地で、コンビニエンスストアとしては大型の店です。


Img6901


この店は二十四時間営業をしています。

近年、急速な発展をとげたコンビニエンスストアですが、ここでは、セブンイレブン内の業績順位や他のコンビニエンスストアとの比較等については触れずに、この店の三空間の分析を通じてその売れる秘密を探ってみることにしましょう。

平面図を見ると、この店が店員空間のある引き込み・回遊型の店であることがわかります。



Img6902

 

この店の商品空間は、他のセブンイレブンと同じように、すべて店内に配置されています。

人通りの多い道路に面しているにもかかわらず、店の外には一切商品を陳列していません。

この店の近くにも何軒かの路面店がありますが、それらの店のほとんどが店の外にも商品を並べています。

この店の外にあるのは、コピーサービスと宅配便のスタンド看板、公衆電話とくずかごぐらいです。

店内の商品空間は、周囲の壁面部分とカウンターの一部、そして店の中央にある五ブロックの陳列棚から成り立っています。

この商品空間は、客が店内を自由に回遊できるように一定の通路をとったかたちで配置されています。

客空間にあたるのがこの通路です。

客空間は入り口の自動ドアをはいったところから、店内に引き込まれて広がっています。

この店の店員空間は、レジのあるカウンターの内側になっています。

店員はほとんどの時間をこの中ですごし、商品の補充やチェック以外は客空間にはいってきません。

そのためこの店の客空間は客にとっては非常にオープンなイメージになっています。

以上がこの店の三空間設計です。

この三空間は二十四時間、いつでもこの状態で保たれており、この店の販売パワーを生みだす基本的な要素になっています。

次回、「76の(2).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」に続く


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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70の(1)プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

70の(2).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

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73の(1).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時」

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74の(1).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(2).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆変則的なレイアウトがつくるはいりやすく出やすい店(ファッション・メルローズ)※1986年当時

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74の(4).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆大勢の客の出入りが、店員のアプローチをやめさせる(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(5).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆ハウスマヌカンの身体信号が勝負を決める(ファッション・メルローズ)※1986年当時

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2018年1月 4日 (木)

37.「全体注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

こんにちは。

前回は、話をする時に手や指を使って、自分が向いている方向(内側)をはっきりと指し示す「
一点注意の動き」を癖とする人が、成功する時と失敗する時について説明しました。

さて今回は、手や腕や身体を、内側から外側に大きく開く「全体注意の動き」をたくさん伴いながら話をする人が、成功する時と失敗する時の説明です。

改めて、「全体注意の動き」を次の動画で確認してください。

 

  

この「全体注意の動き」を癖としている人は、手や腕や身体を内側から外側に向かって大きく開く動きを繰り返し行いながら話をするのが特徴です。

一見、大らかで華やかなイメージを感じさせる人です。

さてこの「全体注意の動き」を癖とする人は、いったいどのような成功や失敗をしやすいタイプの人なのでしょうか?

【全体注意の動きの癖】の人が成功する時

この動きを、個人の動きの癖として持っている人は、大勢の人に対してを案内したり説明したりすることが大変上手です。

なぜならば、無意識の内に手や腕や身体を大きく外側に向かって開く動きを表現するために、大勢の人にとっては、案内や説明をする方向や場所が大変わかりやすいからです。

ファッションモデルが、身に着けた最新のファッションを際立たせるために、ステージで行う華やかな動きや、観客の拍手や声援に応えながら歌う歌手の動きは、全て手や腕や身体を大きく開く動き、つまりこの「全体注意の動き」なのです。

したがって、「全体注意の動きの癖」の人は、本人が強く意識しなくても、常に華やかで大らかなイメージを相手に与えるのです。

「あの人は華やかだ」

「あの人は大らかなイメージがする」

「あの人の案内は分かりやすい」

「あの人は派手で華がある」

等という評価を他人から受けやすい人です。

【全体注意の動きの癖】の人が失敗する時

「全体注意の動きの癖」の人は、大勢の人に遠くを案内するのは上手ですが、近くの場所や方向を分かりやすく案内したり説明したりするのは苦手です。

細かな案内や説明が求められている時でさえ、大まかな案内や説明に終始してしまうために、分かり難くなってしまいます。

「あの人は大まかでアバウト過ぎる」

「あの人は場違いに華やか過ぎる」

「あの人は話が発展し過ぎる」

「あの人は派手で明る過ぎる」

などという評価を受けやすい人です。

したがって、「全体注意の動きの癖」の人は、大らかで華やかだと感じさせるが故に成功し、一方で大らかで華やか過ぎると感じさせるが故に失敗してしまうのです。

つまり、「一点注意の動き」と「全体注意の動き」を臨機応変に使い分けられる人など、滅多に存在しないのです。

次回は、38.「『注意不明の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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【関連記事】

36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

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2018年1月 3日 (水)

74の(5).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆ハウスマヌカンの身体信号が勝負を決める(ファッション・メルローズ)※1986年当時

こんにちは。

スーパーマーケットに遅れること10年後、コンビニエンスストアが急激に各地に普及していくや否や、誰もの予測を裏切るように、セルフサービス方式の店が主流となってゆきました。

その後まもなく、コンピューターの普及がネットショップという新しい店を生み出し、あっという間に誰もが気軽に利用する身近な店となってきたのです。

店員の存在を全く気にすることなく気軽に選べて、いつでもどこからでも手軽に注文することができ、自宅まで商品を届けてくれるネットショップには、誰もが便利さを感じています。

しかし、そのようなネットショップが次々とリアルショップを凌駕していくことによって初めて、リアルショップの本来の役割が見え隠れし始めています。

店が店員の「なわばり」であることに気づけないままでいたリアルショップは、「なわばり」を主張し続けることによって、次々とネットショップに客を奪われてゆきました。

逆に、「駅ナカ・駅ソト」ショップに代表されるような、大勢の見知らぬ移動客が行き交う新しい立地に登場してきたリアルショップは、「なわばり」を解除することによって、大勢の移動客を引きつけています。

なわばりを主張するリアルショップは、店員との煩わしい人間関係を全く伴わないネットショップに負けますが、「なわばり」を解除するリアルショップは、店員の接客を全く伴わないネットショップに勝る魅力を持っているのです。

さて、以上のことを考慮しつつ、「74の(5).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ(ファッション・メルローズ)※1986年当時」をお読みください。


(なお、本文は1986年初版の拙著「入りやすい店売れる店」の原文のままです)

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74の(5).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ(ファッション・メルローズ)※1986年当時

◆ハウスマヌカンの身体信号が勝負を決める

DCブランドの登場とともに、自社ブランド商品を着てそのイメージをアピールしながら、客にコーディネートのアドバイスなどをする新しいタイプの店員、ハウスマヌカンの存在がクローズアップされてきました。

 

1


ハウスマヌカンは若い女性のあこがれの職業として人気を集めています。

このハウスマヌカンは見た目のきれいさ以上に、非常に高度な接客技術を要求される難しい職業です。

あらかじめ決まったマニュアルがあるわけでもなく、またマニュアルがあったところで、常に臨機応変な対応をしなければとんちんかんになってしまいます。

長時間にわたって接客をしなければならないだけに、店員個人の身体信号の良し悪しが売り上げを左右することになります。

 

Img6712

こうした店の数が増えて競争が激しくなっていくにつれて、店員の重要さはさらに増してくるでしょう。

最後には感じのいい店員のいる店に客が集まることになるのです。

いつの時代にも人気商品と呼ばれるものがあり、そのときにはその商品そのものが強いパワーを持つことは事実です。

しかしそのパワーは長くは続かず、やがては三空間設計と店員アクションの適切さが売り上げをつくるのです。

次回、「75の(1).接客アプローチのない自由なショッピング空間(コンビニエンスストア・セブンイレブン※1986年当時」に続く


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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70の(3).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時

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71の(1).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

71の(2).まちがったアクションは売れる店を売れなくする(和菓子・百貨店)※1986年当時

72の(1).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

72の(2).二兎追う店は一兎も得られない折衷案の店(洋菓子・駅ビル内)※1986年当時

73の(1).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時」

73の(2).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(3).店員からの接客をうけない快適な客空間

73の(4).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店員空間が狭くてもなわばり主張にならない

73の(5).豊富なパンをじっくり選ペる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

73の(6).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時◆店内外の客がひきおこすサクラパワー

73の(7).豊富なパンをじっくり選べる店づくりの成功◆三空間設計による売りやすい店づくり(パン製造販売・ポンパドール)※1986年当時

74の(1).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(2).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆変則的なレイアウトがつくるはいりやすく出やすい店(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(3).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆店内を回遊する客の姿がサクラパワーをひきおこす(ファッション・メルローズ)※1986年当時

74の(4).はいりやすく出やすいレイアウトが客を呼ぶ◆大勢の客の出入りが、店員のアプローチをやめさせる(ファッション・メルローズ)※1986年当時

 

 

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2018年1月 2日 (火)

36.「一点注意の動きの癖」の人が成功する時、失敗する時。

こんにちは。

ほとんどの人が、話をする時には、手や指を使って、方向や場所を指し示しながら話をします。

そのとき、手や指を使って自分が向いている方向(内側)をはっきり指し示す動きを「一点注意の動き」と言います。

改めて、「一点注意の動き」を次の動画で確認してください。

 

 

この「一点注意の動き」を癖としている人は、話をしながらいちいち方向や場所を指し示すのが動きの癖です。

そして、自分や相手の注意を一点に引きつけるのが得意です。

【一点注意の動きの癖】の人が成功する時

この動きを持っている人は、相手に案内したり説明したりすることが上手です。

なぜならば、無意識の内に手や指を使って、案内や説明をする方向や場所を指し示すからです。

実は、いくら「ことば」で案内や説明をするのが上手な人であっても、「一点注意の動きの癖」がない人は、相手が分かりやすいように、方向や場所をはっきりと指し示すことがなかなかできないのです。

また、「一点注意の動きの癖」がある人は、細かい部分に注意を払ったり、細かい作業を行うことが苦痛ではありません。

「あの人の案内や説明は分かりやすい」

「あの人の話は正確性が高い」

「あの人は注意力がある」

「あの人は地味でまじめ」

等と言う評価を他人から受けやすい人です。

【一点注意の動きの癖】の人が失敗する時

「一点注意の動きの癖」の人は、細かい部分の案内や説明をするのは上手ですが、大まかな、あるいは全体的な案内や説明をするのは苦手です。

大まかな案内や説明が求められている時でさえ、細かい部分が非常に気になってしまって、ついつい細かく案内したり説明したりするために、逆に分かり難くなってしまいます。

「あの人は細かすぎる」

「あの人はこだわり過ぎる」

「あの人はまじめ過ぎる」

「あの人は地味で暗い」

などと言う評価を受けやすい人です。

したがって、「一点注意の動きの癖」の人は、細かく注意するが故に成功し、細かく注意し過ぎるが故に失敗してしまうのです。

次回は、36.「『全体注意の動きの癖』の人が成功する時、失敗する時」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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2018年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます。 2018年元旦。

2018_

※以上は、㈱人の動き研究室の年賀状です。

本年2018年も、毎日(日曜日は休み)更新してまいります。

 

どうかよろしくお願い申し上げます。

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【関連記事】

14.日本人は店員から、「お辞儀」や「うなずき」や「案内」の「動き=アクション」を学んでいる

15.上体をゆっくり下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

16.上体をゆっくり下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

17.上体を勢いよく下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

18.上体を勢いよく下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

19.力を抜いて頭を下げて、ゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

20.脱力して頭を下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

21.頭と上体を全く動かさない「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

22.あなたの「お辞儀アクション」は、挨拶やお礼やお詫びやお願いを失敗させてはいないか?

23.頭をゆっくり上げてゆっくり下げる「うなずきアクション」から伝わる情報とは?

.24..力を入れないで頭を上げて、力を入れて頭を下げる「うなずきアクション」から伝わる情報とは?

25.力を入れないで頭を下げて、力を入れて頭を上げる「うなずきアクション」から伝わる情報とは?

26.力を入れないで上げた頭を、脱力して下げる「うなずきアクション」から伝わる情報とは?

27.上下に頭を動かさない『うなずきアクション』から伝わる情報とは?

28.「うなずきアクション」から相手の本音が見抜ける

29.身体の内側をはっきりと指し示す「案内アクション」から伝わる情報とは?

30.身体の内側をあいまいに指し示す「案内アクション」から伝わる情報とは?

31.手や身体を外側に開くようにしながらさし示す『案内アクション』から伝わる情報とは?

32.自分が向いていない方向を指し示す「案内アクション」から伝わる情報とは?

33.勢いよく指し示す「案内アクション」から伝わる情報とは?

34.素早く指し示す「案内アクション」から伝わる情報とは?

35.「案内アクション」から相手が誰かが分かる

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