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2017年12月13日 (水)

28.「うなずきアクション」から相手の本音が見抜ける

こんにちは。

前回までの5回に渡って、話をする相手の「うなずき」の仕方、つまり「うなずきアクション」を見ることによって、相手の協調性や責任感や決断力などが分かるということをご説明してきました。

改めておさらいをしますと、「うなずきアクション」は、頭を上下に動かす際の圧力の入れ方によって、次の5つの「うなずきアクション」に分類されます。

Photo_9※相手を話しやすくさせる「うなずきアクション」


(1)
頭をゆっくり上げ下げする「うなずきアクション」

(2)力を入れて頭を下げる「うなずきアクション」

(3)力を入れて頭を上げる「うなずきアクション」

(4)脱力して頭を下げる「うなずきアクション」

(5)上下に頭を動かさない「うなずきアクション」

しかも、人は以上の全ての「うなずきアクション」を行うのではなく、大抵の人はいずれか一つの「うなずきアクション」を繰り返し行っています。

したがって、相手の「うなずきアクション」を見ることによって、その人が終始繰り返す「うなずきアクション」を見抜くことができるのです。

そうすることによって、その人が責任感が強い人かどうか、協調性がある人かどうか、決断力や決定力がある人かどうか?などの予測をほぼ正確に行うことができます。

(1)の上下にうなずく、「うなずきアクション」をする人は、相手に賛同したり協調したり受け入れたりすることが得意な人で、強い自信や責任感や決断力を持つことは不得意な人です。

(2)の下に力を入れてうなずく、「うなずきアクション」をする人は、強い自信や責任感のある人ですが、相手に賛同したり相手を受け入れたりすることは不得意です。

(3)の上に力を入れてうなずく、「うなずきアクション」をする人は、相手を威嚇したり自分を主張したりすることが得意で自分本位な人であるために、相手に賛同したり相手を受け入れたりすることは(2)の人よりも、さらに不得意です。

(4)の脱力をしてうなずく、「うなずきアクション」をする人は、期待が大き過ぎたり目標が高すぎたりして、がっかりしたりやる気をなくしたりしやすい人です。

(5)の上下に全くうなずかない、「うなずきアクション」をする人は、(1)~(4)のいずれの人なのかがはっきりせず、その時の状況次第で変化する人です。

様々な人間関係が破たんしやすい一番の要因は、「相手が誰か?」ということが分からないままにコミュニケーションを行っていることです。

今回の「うなずきアクション」と、その前にご紹介した「お辞儀アクション」を知ると、これらのアクションから、あらかじめ相手が誰であるかが分かるために、はるかに良好なコミュニケーションを行うことができます。


Photo_5※お辞儀アクション

Photo_6※うなずきアクション


そして、次回からご紹介する「案内アクション」を合わせることによって、「相手が誰か?」ということが、いよいよわかりやすくなります。


Photo_8※案内アクション

「相手が誰か?」が分かることによって、私たちの身近な人間関係のトラブルが少しでも減少することを願っています。

次回は、27.「内側に向かってはっきりと指し示す『案内アクション』から伝わる情報とは?」について説明します。


※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。

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