« 70の(2).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時 | トップページ | 70の(3).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時 »

2017年11月22日 (水)

19.力を抜いて頭を下げて、ゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

こんにちは。

身近な人間関係で起きるささやかなトラブルが、多くの人の心を傷つけたり悩ませたリしています。

そのことは、相手の発する「ことば」に信ぴょう性が感じられない場合にも起こりがちです。

相手の話す「ことば」に対して、何となく疑いを感じる場合は、相手の表現する「身体の動き(アクション)」に強い影響を受けているのです。

はっきりとは目には見えない相手のアクションから、「怪しい!」と人は感じるのです。

「わかりやすい!」、「信頼できる!」、「はっきりしている!」、「感じが良い!」と感じる時もやはり、相手のアクションから感じているのです。

さて、次の映像ロボットの「お辞儀アクション」からは、いったいどのような情報が発信されているのでしょうか?

※お辞儀アクション(5)の静止画↓

 

Photo_2


このロボットの静止画像は、下に向かって力を抜く「虚脱の動き」を使って頭と上体を下げて、上に向かって力を入れないでゆっくり頭と上体を上げる「お辞儀アクション」の一連の動きの一瞬をとらえたものです。

「お辞儀アクション」とは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「お辞儀」の開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

このロボットの実際の「お辞儀アクション」は、下の動画で確認してください。

※お辞儀アクション(5)の動画↓ 

 

  

 

星座の場所を
応援クリック
お願いいたします


人気ブログランキングへ

 

この「お辞儀アクション」のように、脱力して頭と上体を下げて、ゆっくり上げるお辞儀は、一般的には感じが良い悪いではなく、「特別な感情」を伝えます。

なぜならば、この「お辞儀アクション」は、①降参や敗北の気持ち、」②無気力、③反省などを伝える場合に表現されるお辞儀だからです。

スポーツの試合に惜しくも敗北した選手たちが力尽きてうなだれる様子や、親に叱られた幼児や先生に注意された低学年の児童たちに見られます。

自分の非で招いた失敗やトラブルに対する心からの反省を表現したり、全力を尽くした後の敗北を受け入れたりする場合などのアクションです。

そして、反省の気持ちや、敗北の無念さを、「ことば」よりもはるかに強く分かりやすく表現します。

ところが、人は往々にして①降参や敗北の気持ちや②無気力や③反省等の「ことば」を相手に伝える場合に、なかなかこの「お辞儀アクション」を伴うことができません。

実はそのことによって、相手からのお詫びや反省の「ことば」に対して、何となく信ぴょう性が感じられずに、お詫びや反省の「ことば」を聞けば聞くほど不愉快に感じてしまうのです。

例えば、

「大変なご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ありませんでした」

「今後は二度とこのような失敗をしないように、注意します」

「これは確かに私共の責任です、お詫びいたします」

などの、お詫びや反省の「ことば」を繰り返し聞かされたとしても、全く溜飲が下がらず、逆にいっそう怒りが込み上げてくることがあります。

この一番の原因は、相手がお詫びや反省の「ことば」と共に、今回ご紹介した「お辞儀アクション」を伴わなかったり、「ことば」とは裏腹の「お辞儀アクション」を伴ったりすることによって生じているのです。

そして大変悩ましいことに、大抵の人には、これらの「お辞儀アクション」が見えないために、いっそう相手の「ことば」に悩まされてしまうのです。

次回は、20.「 力を抜いて頭を下げ、力を入れて頭を上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


星座の場所を
応援クリック
お願いいたします

 
人気ブログランキングへ

【関連記事】

1.一点注意の動き&64の(4)店員の動きが客の安心感を高める(化粧品・クリニーク)

2.全体注意の動き&64の(5).店員の動きが客の安心感を高める(化粧品・クリニーク)

3.注意不明の動き&65.店員の身体信号が客を呼ぶ決め手(実演販売・百貨店内)

4.不注意指示の動き&66.売れる店員はアクションを知っている(総菜販売・百貨店内)

5.下に向かって力を入れた「うなずき」は、自信や責任感を感じさせる

6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

    10.前に向かって勢いよく進む「突進の動き」は、唐突で強引な印象を伝える

    11.後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」は、テキパキと対応する印象を伝える

    12.後ろに向かってゆっくり下がる「退避の動き」は、消極的で慎重な印象を伝える

    13.じっとして動かない「不動の動き」は、何を考えているか分からない印象を伝える

    14.日本人は店員から、「お辞儀」や「うなずき」や「案内」の「動き=アクション」を学んでいる

    15.上体をゆっくり下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    16.上体をゆっくり下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    17.上体を勢いよく下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    18.上体を勢いよく下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?
  •  

     

     

    |

    « 70の(2).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時 | トップページ | 70の(3).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時 »

    ◆13種類の人の動き」カテゴリの記事

    コメント

    コメントを書く



    (ウェブ上には掲載しません)




    トラックバック


    この記事へのトラックバック一覧です: 19.力を抜いて頭を下げて、ゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?:

    « 70の(2).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時 | トップページ | 70の(3).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時 »