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2017年11月24日 (金)

20.脱力して頭を下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

こんにちは。

日本人が、挨拶やお礼やお願いやお詫びをする際に、必ず行う「お辞儀」について説明を続けています。

そして、多くの人が意識的に行っている「お辞儀」からは、本人が思いもよらない情報が相手に対して伝わっていることについて解説しています。

多くの人は、確かに相手がお辞儀をしたかしないかについては分かりますが、そのお辞儀がいったいどのようなお辞儀であったかにについては、お互いに語り合う習慣はありません。

ところが、私たちは相手の「お辞儀の仕方」(お辞儀アクション)から、何となく「感じが悪い」、「何となく怪しい」、「何となく信頼できない」等の印象を感じ取っています。

そして、意外にも、悪い印象を与える「お辞儀アクション」はたくさんあるのです。

さて、次の映像ロボットの「お辞儀アクション」からは、いったいどのような情報が発信されているのでしょうか?

※お辞儀アクション(6)の静止画↓

 

Photo_2

 

このロボットの静止画像は、下に向かって力を抜く「虚脱の動き」を使って頭と上体を下げて、上に向かって力を入れる「独断の動き」を使って頭と上体を上げる「お辞儀アクション」の一連の動きの一瞬をとらえたものです。

「お辞儀アクション」とは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「お辞儀」の開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

このロボットの実際の「お辞儀アクション」は、下の動画で確認してください。

※お辞儀アクション(6)の動画↓ 

 

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この「お辞儀アクション」のように、下に向かって力を抜く「虚脱の動き」を使って頭と上体を下げて、上に向かって力を入れる「独断の動き」を使って頭と上体を上げるお辞儀は、一般的には「感じが悪いお辞儀」という印象を与えます。

なぜならば、この「お辞儀アクション」は、①やる気がなく自分本位、②内心の強い不満などを伝える場合に表現されるお辞儀だからです。

映画やTVのドラマなどで、夜の繁華街で警察官に補導される十代の若者達や、学校の規則を違反して先生から指導を受けている生徒達などが行うお辞儀のシーンでは、よく見られる「お辞儀アクション」です。

この「お辞儀アクション」は、自分がしたいこと以外は全くやる気がしないとか、自分を取り巻く様々な環境に強い不満を感じていることを表現する時のお辞儀です。

しかし、多くの人は、全くやる気がなく自分勝手なことを表現しているこの「お辞儀アクション」になかなか気づくことができません。

なぜならば、

「わかりました、反省しています」

「これからは二度とこのようなことはしません」

「すみませんでした」

「申し訳ありませんでした」

などの、お詫びや反省や約束の「ことば」は聞こえますが、相手が表現しているこの「お辞儀アクション」は、はっきりとは見えないからです。

したがって、多くの人は、相手の話す「ことば」だけを手掛かりにして、納得ができないものの、何とか相手を理解しようとするのです。

しかし、相手の「ことば」以外に表現している「お辞儀アクション」からの情報を正確にとらえて、相手の本当の気持ちを察してあげることはできないのです。

次回は、21.「『お辞儀アクション』を全くしない人が伝える印象とは?」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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