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2017年11月27日 (月)

21.頭と上体を全く動かさない「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

こんにちは。

日本人は、挨拶やお礼やお詫びやお願いをする時には、「お辞儀」をすることが常識となっています。

このブログでは、その誰でもが行う「お辞儀」によって、思いもよらない情報が相手に伝わっているということを説明しています。

そして、どのような「お辞儀アクション」を行うかによって、挨拶やお礼やお詫びやお願いが成功したり失敗したりしているのです。

前回までに六種類の「お辞儀アクション」を紹介してきましたが、今回は七つ目の「お辞儀アクション」に関するお話です。

さて、次の映像ロボットの「お辞儀アクション」からは、いったいどのような情報が発信されているのでしょうか?

※お辞儀アクション(7)の静止画↓

 

Fudo_2

このロボットの画像は、上に向かって頭と上体を上げないで、また下に向かっても頭と上体を下げない「お辞儀アクション」をとらえたものです。

「お辞儀アクション」とは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「お辞儀」の開始から終了までの一連の連続した動きのことですが、この「お辞儀アクション」は開始から終了まで全く動かない「お辞儀アクション」なのです。

したがって、このロボットの実際の「お辞儀アクション」は、動画の場合も静止画像の場合も同じ形態を保っています。

※お辞儀アクション(6)の動画↓  (静止画像と同じです)

 

Fudo_2

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この「お辞儀アクション」のように、上下に全く頭と上体を動かさないお辞儀(お辞儀をしないこと)は、一般的には「感じが悪い」という印象を与えます。

なぜならば、この「お辞儀アクション」は、①本心が分からないや②不信感などを伝える場合に表現されるお辞儀(姿)だからです。

全く表情を変えないでポーカーフェイスで話す人は、本当は何を考えているかわからない人だと言われていますが、挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」を話しながらも、全くお辞儀をしない人は、何となく感じが悪いイメージが伝わります。

ところが、実際にあなたが、挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」を話す相手が、今回の「お辞儀アクション」(つまりお辞儀をしない)を行ったとしても、ほとんどそのことを気づくことはありません。

なぜならば、

「初めまして、○○と申します」(挨拶)

「本当にこの度は大変お世話になりました」(お礼)

「大変なご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありませんでした」(お詫び)

「どうかこれからも、よろしくお願いいたします」(お願い)

などの、挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」は聞こえますが、相手が「お辞儀アクション」を伴っていないということは、はっきりとは見えないからです。

したがって、大抵の人は、相手の話す「ことば」を素直に受け入れることになり、一部の人だけが何となく違和感を覚えるのですが、それがいったい何から生じているかについてはほとんどわからないものなのです。

今回ご紹介した、お辞儀をしない「お辞儀アクション」は、意外にも身近な人間関係でたくさん観察することができます。

①「
攻撃の動き」②「協調の動き」③「独断の動き」④「虚脱の動き」、以上の身体の上下の動きをいずれも持ち合わせていない人は、実は「お辞儀アクション」が大の苦手です。

したがって、挨拶やお礼やお詫びやお願いをする際には、全く「お辞儀アクション」を伴わない「ことば」だけの表現となってしまうのです。

次回は、22.「いろいろな『お辞儀アクション』が伝える印象とは?」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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