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2017年11月15日 (水)

16.上体をゆっくり下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

こんにちは。

私たちは、「ことば」を通してコミュニケーションを行っています。

しかし、コミュニケーションにおいて、相手の話す「ことば」が、時として非常に理解しにくくなることを、多くの人が体験しています。

これは、相手の話す「ことば」と同時に、相手の「身体の動き」が発信する情報が伝わってくるからなのです。

「身体の動き」は、しぐさや身振り手振りと呼ばれて、その存在は誰もが知っているにもかかわらず、しぐさや身振り手振りが発信する情報については捨て去られているのが現状です。

実は、「ことば」と共に、「しぐさや身振り手振り」(身体の動き)は、コミュニケーションにおいて、大きな役割を果たしているのです。

さて、以上のことを念頭にして、次の映像ロボットの「お辞儀アクション」からは、どのような情報が発信されるのでしょうか?

※お辞儀アクション(2)の静止画↓

Photo_2

 

このロボットの静止画像は、ゆっくり前進する「接近の動き」を使って上体を下げて、上に向かって力を入れる「独断の動き」を使って上体を上げる「お辞儀アクション」の一連の動きの一瞬をとらえたものです。

「お辞儀アクション」とは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「お辞儀」の開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

このロボットの実際の「お辞儀アクション」は、下の動画で確認してください。

※お辞儀アクション(2)の動画↓

 

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この「お辞儀アクション」のように、上体ををゆっくり下げて、勢いよく上げるお辞儀は、一般的には「感じが悪いお辞儀」という印象を与えます。

したがって、大半は①「自分本位」というイメージを表現しますが、状況によっては②「強い信念を持っている」というイメージを表現する場合もあります。

さて、あなたがビジネスにおいて、挨拶をしたり、お礼をしたり、お詫びをしたり、お願いをしたりする状況でお辞儀をする機会は、数多くあることと思います。

その際、相手が今回ご紹介した「お辞儀アクション」を伴って、挨拶やお礼やお願いやお詫びをしてきたとしても、ほとんどの場合、あなたは相手のこの「お辞儀アクション」に気づくことはありません。

なぜならば、

「お久しぶりです、よろしくお願いいたします」(挨拶)

「本日は大変お世話になりました」(お礼)

「お待たせしまして、申し訳ありません」(お詫び)

「どうか、ぜひまたお越しくださいませ」(お願い)

などの、挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」はよく聞こえますが、相手の「お辞儀アクション」はなかなか見えないからです。

したがって、あなたは、相手が表現している「お辞儀アクション」からではなく、相手が話す「ことば」を中心に相手のことを解釈することになります。

ところが、時には、少しも感じの悪い「ことば」を話していないにもかかわらず、何となく「感じが悪い」という印象を、相手に対して抱くことがあると思います。

それは、相手が挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」と共に、上のロボットがしているような「お辞儀アクション」を繰り返し行ったことが原因となっているのです。

私たちは普段、相手の「お辞儀アクション」には注意を払っていませんが、実際には、相手が行う「お辞儀アクション」によって、「ことば」よりもはるかに大きな影響を受けているのです。

次回は、17.「上体をゆっくり上げて、勢いよく下げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


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7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

 

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    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

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