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2017年7月30日 (日)

(67)転ぶ・倒れるが笑いの基本(その2)

こんにちは。

①挨拶やお礼やお詫びやお願いをする時の「
お辞儀アクション

②賛同や承諾をしたり相づちを打ったりする時の「
うなずきアクション

③方向や場所をわかりやすく指し示すための「
案内アクション

以上を「接客三大アクション」と呼んで、感じの良い接客を提供するためには、この三つのアクションが絶対に不可欠であることを繰り返しご説明しています。

この「接客三大アクション」は接客の現場だけではなく、ビジネスや私生活における人間関係をうまくやってゆくためにも非常に有効なアクションなのです。

そしてこのアクションを、わざと間違えて行ったり、必要以上にオーバーに表現することによって、「笑い」を生み出すことができます。

わざと横柄なお辞儀をしたり、わざとオーバーにうなずいたり、わざとわかりにくい案内をしたりすることが、行き詰まった人間関係の有効な潤滑油となって、その場に「笑い」を生み出すことになります。

転んだり倒れたりすることによって「笑い」が得られる一番の理由は、そのアクションがオーバーで大変わかりやすいからです。

もちろん、何も、転んだり倒れたりまでしなくても、わかりやすくわざと間違えたアクションを行えば、それなりに「笑い」はとれるものです。

それでも、いよいよ困った時の最後の手段として、誰でもが笑いの取れるもっとも簡単なアクション、それが「転ぶ&倒れる」ことなのです。

それでは、今日の「転ぶ・倒れるが笑いの基本(その2)」をお読みください。


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(67)転ぶ・倒れるが笑いの基本(その2)

最近のテレビ番組には、大勢のタレントが出演して、芸能界の裏話や様々な経験談、日常生活から恋愛観や人生観、はては単なる世間話を延々と続けるようなトーク番組がどんどん増えています。

以前ではとても考えられない番組作りですが、視聴者は家族や友人と話す代わりに、そのような番組を見て、自分も楽しく刺激的な人間関係に参加した気分になっているのです。


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こうした番組が私たちを強く引きつけるのは、一つには、私たちが大変孤独で癒やしを求めているからですが、もう一つの大きな理由は、そこで繰り広げられる人間関係が身近な人間関係に比べて、はるかに面白いものだからです。

それは、そこに出演している出演者、特に中心となっているお笑いタレントたちが、人間関係を結ぶのに必要な様々な身体の動きを非常にわかりやすく、強調して行っているからです。

自分に注目してもらおうと思ったら激しく身を乗り出して話す。

相手の話に瞬時に反応して、転んだり倒れたりして盛り上げる。

相手がボケたら思いっきり突っ込み、ときにはわかりやすく無視する。

他人に激しく突っ込まれたら思いっきりへこむ。

バカな失敗をしたら、その場に倒れこんでしばらくがっかりする。

このように、常に自分自身の喜怒哀楽と、相手に対するリアクションを大げさに表現しているからこそ、バラエティ番組はいつでも盛り上がり、出演者たちはみんな元気いっぱいで楽しそうに見えるのです。

人と人とのコミュニケーションは、お互いの努力なくしてはなかなか成り立ちません。

よりよい人間関係を結ぶためには、相手によくわかるような動き方を取り入れ実行する必要があるのです。

ささやかな自分の動きばかりに固執せず、ときには情けなく倒れたり転んだりして、他人から思いっきり笑われるような、気楽で面白い人生を送ろうではありませんか。

次回の、「(68)うなずき一つで、見抜ける本心」に続く。

(※以上の文章とイラストは、拙著「人は動きだ!」日本経済新聞社より抜粋したものです) 

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