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2017年7月16日 (日)

(63)力を抜いて触ると打ち解けやすい

こんにちは。

7月7日のblog「
コミュニケーションにおける⑦接触信号とは?」で、日本人の私たちは、挨拶やお礼やお願いやお詫びをする際に、握手をしたり抱き合ったりして相手の身体に触れることは、きわめて少ないということをご説明しました。

それだけに、もしも、うまく相手の身体に触れることができれば、「ことば」では決して伝えられない様々な感情を相手に伝えることができます。

ところが、多くの日本人は、挨拶やお礼やお願いやお詫びをする際には、様々な「お辞儀」を多投することは得意ですが、相手の体に効果的に触れることは苦手です。

しかし、中には、相手の身体に触れることが得意な人が存在しています。

その人たちは、間違いなく、全身の力を抜いて(
虚脱の動き)、相手にゆっくり近づく(接近の動き)ことができる人達です。

全く警戒心を感じさせないように、相手にゆっくりと近づくことができれば、後は簡単です。

その時の状況や相手との関係を考慮して、「軽くポンと肩や背中を叩く」ことによって、

「頑張れよ!」とか「私も同感です」とか「なかなか好いよ」とか「やるじゃない!」などといった感情を相手に伝えることができます。

そして、触られた相手は、急に親しくなった気分になって、笑顔やうなずきで反応します。

このように、相手にうまく触ることができれば、強く抱き合ったり、握手を交わしたりしなくとも、それ以上の感情を相手に伝えることができるのです。

「人たらし」と言われる人は、必ずこの「相手に触れる」という高等な対人テクニックを駆使しています…。

さて今日は、「力を抜いて触ると打ち解けやすい」と言うお話です。

 

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(63)力を抜いて触ると打ち解けやすい

初めは笑いかけ、徐々に近づき、最後には触ることができるくらい親しくなるというのが他人と知り合うー般的なプロセスですが、普通はここまでくるのに長い時間がかかりますし、また、結局そこまで親しくならずに終わる人間関係もたくさんあります。

しかし、うまく相手の身体に触ることができれば、文字通り、二人の距離を急速に縮めることができるのです。

とはいっても、人は普通、他人を警戒しているので、不用意に触ろうとしてもなかなか受け入れてくれません。

いわゆる人なつっこい人、社交的な人は、他人に対する警戒心が薄いので、他人と接しても緊張することが少なく、身体の力が抜けています。

そういう人は危害を加えることが少ないと思われるので、相手に受け入れられやすいのです。

●↓気になる男性をさりげなくたたく方法

 

37_1


犬に慣れていない人が犬をなでようとして吠えられるのは、緊張して力の入った状態で触ろうとするからです。

また、事前に、どのように触るのかを相手が予測できるようにしておくと、受け入れ態勢ができるので、抵抗感が少なくなります。

親しい人であっても、突然たたかれたりつつかれたりするとむっとするものです。

誰でも予期せぬ行動を取られると驚き、反射的に避けようとするので人間関係を良好に保つためには、動きを使った事前の予告が大切なのです。

相手が冗談を言ったり、ツッコミを誘うようなことばをしやべったりしたときに、軽くたたいたりつついたりすることは、あまり親しくない相手に触る大きなチャンスです。

 

3722_2

 

男性が女性に触るよりも、女性が男性に触る方がはるかに簡単ですが、女性が冗談で相手をたたく場合にも、身体の力を抜いて、わかりやすい動作で、たたくということを事前にわからせることが大切です。

男性は普通、女性に軽くたたかれる分には、本気でよけたり防御したりすることはありませんが、あまりにも不意を突くと反射的に防御の動きをされてしまうことがあるので注意が必要です。

気になる男性をうまくたたければ、相手に強い印象を残すことができるはずです。

次回の、「(64)よく動く人は面白い」に続く。

(※以上の文章とイラストは、拙著「人は動きだ!」日本経済新聞社より抜粋したものです) 

 

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