« 16.コミュニケーションにおける⑦接触信号とは? | トップページ | 17.コミュニケーションにおける⑧性別年齢信号とは? »

2017年7月 8日 (土)

(60)「じっと見て目を伏せるのはヒロインの動き」(その2)

こんにちは。

前回は、お客様にきちんと視線を合わせてお礼を告げる店員は、非常に好感を持たれやすいというお話をしました。

しかし、視線も合わせ方によっては、様々な情報を相手に伝えることになります。

「睨みつける」視線は、「メンチを切る」とか「ガンを飛ばす」などと言われて、強い怒りを相手に伝えることになります。

反対に、視線を全く合わせないと、参加したくないとか協力したくないとかやる気がない等というメッセージを相手に伝えます。

また、視線が合った途端に素早く視線を避ける人は、大抵は機敏でシャイなタイプの人ですが、その件に関しては自分は関わりたくないという気持ちを伝える場合にもよく使われる「しぐさ=アクション」です。

そして、「じっと見て、がくんと首をうなだれる」と、強い敗北感や意気消沈した気持ちを表現しますが、「じっと見て、そっと目を伏せる」と、繊細な内面の変化を伝えます。

映画やTVのドラマでは、主人公などの顔をアップにして映し出し、「じっと見て、そっと目を伏せる」視線の演技が挿入されることによって、セリフには表現されない展開を観る人に想像させているのです。

さて、今日は、「じっと見て目を伏せるヒロインの動き」について詳しく説明しています。

ぜひあなたもマスターしてご利用ください。


星座の場所を
応援クリック
お願いいたします

 
人気ブログランキングへ

 

(60)じっと見て目を伏せるのはヒロインの動き(その2)

映画「男はつらいよ!」の主人公「寅さん」は、必ず目の前に現れた美女に一目ぼれして周囲をはらはらさせます。

 

34_2_2

この映画は四十八作も製作された国民的な人気映画でしたが、そこに登場したマドンナは、誰もがすばらしい美女であるだけでなく、全員が「なるほど、これなら寅さんがほれても仕方がないな」と思わせる、非常に魅力のある動きを見せています。

性別を問わず、人から愛される基本的な動きは下に向かって力を抜くことです。

この動きは降伏や無力を意味するので、それを効果的に使うと、相手よりも弱い存在であることを強調し、相手の手助けを得やすくなります。

幼児は身体がくにゃくにゃしており、いかにも頼りない動き方をしますが、それが親や大人の手助けを誘発するのです。

つまり、女性がときおり見せる頼りない動きは「守ってやりたい!」という男性の気持ちに火をつけ、守ってやりたいほど弱い存在であるからこそ、アタックが開始されるのです。

ただし、女性がこのことを過剰に意識すると、身体をクネクネさせる、いかにも男性に媚を売る動きになってしまい、男性はともかく、女性からは大ひんしゅくを買うので注意が必要です。

次回の、「(61) 繰り返す軽快なうなずきは若さを感じさせる」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「人は動きだ!」日本経済新聞社より抜粋したものです)  

星座の場所を
応援クリック
お願いいたします

 
人気ブログランキングへ

 【関連記事】

1.「勢いよく立ち上がる動きはやる気を感じさせる(その1)」


2.
「勢いよく立ち上がる動きはやる気を感じさせる(その2)」


3.
「呼ばれたらすぐ行くだけで前向きだと思われる(その1)」

4.
「呼ばれたらすぐ行くだけで前向きだと思われる(その2)」

5.「十秒長くやるだけで粘り強く見える(その1)」

6.「十秒長くやるだけで粘り強く見える(その2)」 

7.「両手を広げて話すと堂々として見える(その1)」

8.「両手を広げて話すと堂々として見える(その2)」

9.「姿勢を良くするだけで華やかに見える(その1)」

10.「姿勢を良くするだけで華やかに見える(その2)」 

11.
「元気で明るい人は儲かっている(その1)」

12.「元気で明るい人は儲かっている(2)」

13.「ゆっくり動くと一目置かれる(1)」

14.「ゆっくり動くと一目置かれる(その2)」

15.「話し始めた人の方を向くと熱心さが伝わる(その1)」

16.「話し始めた人の方を向くと熱心さが伝わる(その2)」

17.「緊張を保つと関心の強さを表せる」


18.「距離をつめると親しみを感じさせる(その1)」

19.「距離をつめると親しみを感じさせる(その2)」

20.「机をたたいてあごをしゃくると怒りを爆発させられる(その1)」

21.「机をたたいてあごをしゃくると怒りを爆発させられる(その2)」

22.「静かに語っても相手を恐れさせられる(その1)」

23.「静かに語っても相手を恐れさせられる(その2)」

24.「脱力した立ち振る舞いは究極の怒りを感じさせる」

25.「中座したり、ぷいと顔をそむけると相手を動揺させられる(その1)」

26.「中座したり、ぷいと顔をそむけると相手を動揺させられる(2)」

27.「態度の急変は相手の不安をかきたてる(その1)」

28.「態度の急変は相手の不安をかきたてる(その2)」

29.「全身を制御したお辞儀は強い反省を伝える(その1)」

30.「全身を制御したお辞儀は強い反省を伝える(その2)」

31.「早いお詫びは相手の怒りを鎮める」

32.「何度も詫びると相手の溜飲を下げる」

33.「きちんとお礼を言わなければ心からの感謝は通じない(その1)」

34.「「きちんとお礼を言わなければ心からの感謝は通じない(その2)」

35.「きちんとお礼を言わなければ心からの感謝は通じない(その3)」

36.「力を抜いて身体を低くすると相手の立場を上にできる(その1)」

37.「力を抜いて身体を低くすると相手の立場を上にできる(その2)」

38.「緊張したまま不動を保つと、礼儀正しく感じられる(その1)」

39.「緊張したまま不動を保つと、礼儀正しく感じられる(その2)」

40.「後ろに下がるだけで控えめになる」

41.「相手を動かさないように自分が動くと下手になる(その1)」

42.「相手を動かさないように自分が動くと下手になる(その2)」

43.「繰り返し頭を下げる動きは相手を立てる(その1)」

44.「繰り返し頭を下げる動きは相手を立てる(その2)」

45.「そっと物を差し出すだけで思いやりが伝わる(その1)」

46.「そっと物を差し出すだけで思いやりが伝わる(その2)」

47.「相手のミスを責めないといい人だと思われる(その1)」

48.「相手のミスを責めないといい人だと思われるその(2)」

49.「相手をよく見る人は親切な人(その1)」

50.「相手をよく見る人は親切な人(その2)」

51.「やさしくうなずく人は親しみやすい」

52.きちんと指をさせば人は必ず動く(その1)

53.「きちんと指をさせば人は必ず動く(その2)」

54.「手のひらを突き出せばはっきり断れる(その1)」

55.「手のひらを突き出せばはっきり断れる(その2)」

  • 56.「力強くうなずくと信頼性が増す」

    57.身を乗り出してしゃべると自主性が感じられる

    58.「空中をたたくと自信がみなぎる」

    59.「じっと見て目を伏せるのはヒロインの動き」(その1)
  •  

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    |

    « 16.コミュニケーションにおける⑦接触信号とは? | トップページ | 17.コミュニケーションにおける⑧性別年齢信号とは? »

    ◆人は動きだ!」カテゴリの記事

    コメント

    コメントを書く



    (ウェブ上には掲載しません)




    トラックバック

    この記事のトラックバックURL:
    http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119616/65497597

    この記事へのトラックバック一覧です: (60)「じっと見て目を伏せるのはヒロインの動き」(その2):

    « 16.コミュニケーションにおける⑦接触信号とは? | トップページ | 17.コミュニケーションにおける⑧性別年齢信号とは? »