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2017年6月26日 (月)

(56)「力強くうなずくと信頼性が増す」

こんにちは。

うなずき方には、①力強いうなずき、②弱々しいうなずき、③やさしいうなずき、④生意気なうなずきの四種頬(⑤うなずかないを除く)があることについては、繰り返しご説明しています。

①力強いうなずきをよくする人は、下に向かって圧力を入れる「
攻撃の動き」を癖として持つ人です。

自信や責任感が強いイメージがします。

②弱々しいうなずきをよくする人は、下に向かって脱力する「
虚脱の動き」を癖として持つ人です。

やる気がなさそうなイメージがします。

③やさしいうなずきをよくする人は、上に向かって圧力を抜く「
協調の動き」を癖として持つ人です。

協調的なイメージがします。

④生意気なうなずきをよくする人は、上に向かって圧力を入れる「
独断の動き」を癖として持つ人です。

自分本位なイメージがします。

以上の①~④の内、あなたはどの「うなずき」をする人ですか?

また、あなたは①~④のどの「うなずき」に好感を抱きますか?

さて今日は、「力強くうなずくと信頼性が増す」についてのお話です。


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(56)力強くうなずくと信頼性が増す

うなずき方には、力強いうなずき、弱々しいうなずき、やさしいうなずき、生意気なうなずきの四種頬がありますが、相手に信頼性を感じさせるためには、上から下に力が入る「力強いうなずき」が最も適切です。

31_1_2
首をゆっくり持ち上げて、あごを引くような感じで勢いよくうなずくと、見ている人からは、自信ややる気があるように感じられるのです。

↓信頼できないうなずき方の例


31_2

 かつて、NHKを中心とするニュース番組のアナウンサーは、できるだけ身体の動きを止めてニュースを読むことをよしとしてきました。

それは、ニュースに主観的な情報が加わることを極力避けようとしたためです。

ところが、時代とともにニュース番組はニュースキャスターのパーソナリティを前面に押し出したものへと大きく変化していきました。

事件に対するニュースキャスターの反応が視聴者にとって大きな情報となり、その番組の人気を左右するということは、すでに常識となっています。

現在、ニュース番組はキャスターの動きの競争となり、やはり感じのいい動きやしっかりした動きをする人が多くの視聴者の共感を獲得しています。

ちなみに、昨今の女性のメイン司会者はたいてい力強いうなずきをします。

彼女たちは「○○ということでした」などの締めのことばを言いながら、カメラ目線で力強くうなずきます。

そのうなずきを見ると、視聴者は、「この人はチャラチャラしたアホな女じゃないな」 「しっかりしていて頭がよさそう」 「まじめで責任感がありそう」などと感じるのです。

このように、力強いうなずきは、かわいいとか若々しいとかいうイメージを与えるものではありませんが、相手の信頼を獲得しようと思ったら絶対に必要な動きです。

例えば販売の現場で、客が商品の品質や性能に対して不安を感じているときには、店員は十分な説明をすると同時に、力強いうなずきをすることによって、客の不安感を取り除かなければなりません。

いくら多くのことばを使って説明しても、店員が力なくあいまいなうなずきを繰り返していたのでは、客は店員のことばを信用することができなくなってしまいます。

店員の自信を感じさせるのは、ことばよりも態度、すなわち身体の動きなのです。

私たちは普段、無意識にうなずいているので、なかなか自分がどのようにうなずいているかがわかりにくいものです。

しかし、状況に応じて四種類のうなずきを上手に使い分けることができれば、自然に相手が望んでいるリアクションを提供することができ、お互いの人間関係をスムーズにすることができるのです。

次回の、「(57)身を乗り出してしゃべると自主性が感じられる」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「人は動きだ!」日本経済新聞社より抜粋したものです)

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