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2017年6月30日 (金)

(57)身を乗り出してしゃべると自主性が感じられる

こんにちは。

テーブルを挟んで話をする場合、相手の上半身の「前後の動き」に注目してください。

相手の名刺の肩書や、相手の話す内容や、あなたが直感した第一印象などは、いったん切り離してください。

相手の上半身の「前後の動き」だけに注目して得られた情報は、後日、その相手と繰り返し会うことによって、いかに正しかったかということが確認されていくと思います。

このことは、すでに長く付き合っている身近な人を再認識したい場合にも、非常に役立ちます。

つまり、改めて、テーブルを挟んで話をする時の身近な人の上半身の「前後の動き」を観察すればよいのです。

①話をする時に、前にゆっくり身を乗り出して話し始め、ゆっくり身を引いては、また前にゆっくり身を乗り出すというアクション(
接近の動き)を繰り返す人は、積極的で熱心な人です。

②話をする時に、前に勢いよく身を乗り出し、手や腕を勢いよく突き出す動き(
突進の動き)を繰り返す人は、猪突猛進タイプの人です。

③話をする時に、上体を素早く引いたり、手や腕を素早く動かしたりを繰り返す人(
機敏の動き)は、物事をテキパキと行う機敏なタイプです。

④話をする時に、背もたれに向かってゆっくりと下がる動き(
退避の動き)を繰り返しながら話をする人は、消極的でやる気をあまり出さない人です。

⑤話をする時に、上体を前後にほとんど動かさないで、じっとした姿勢を崩さない人(
不動の動き)は、行動的ではなく、積極的に物事に関わらない人です。

明日、初めてお会いする人や、身近な人の「前後の動き」を観察&分析してみてください。

成功を祈ります…。


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(57)身を乗り出してしゃべると自主性が感じられる

自主性ややる気を感じさせる、最も単純な方法は、身体を前に動かすことです。

「前向き」にものごとに取り組むということは、文字通り、前に向かって進むということにほかなりません。

従って、相手に対して熱意ややる気を示そうと思ったら、相手の方に向かって身体を乗り出してしゃべることが必要です。

椅子の背もたれにもたれたまま、ふんぞり返って意見を言うことは、自信や余裕があるように見えることもありますが、一般に、真摯で前向きな態度には見えないので注意が必要です。


32_2


テレビ番組を見ると、タレントはもちろん、専門家なども、自分が意見を言うときには前に乗り出すか、少なくとも姿勢を正して話をしています。

視聴者の好感度が命の芸能人にとって、一生懸命さ、熱心さ、自主性などをアピールするためには、やはり相手の方にぐっと乗り出す動きが不可欠なのです。

一般人の場合も、会議の席上などで、ぐっと身を乗り出してしゃべり始めると主導権を取ることができます。

●自主性が感じられる乗り出し方↓


32_1

一度、後ろに引いておいてから、ゆっくりと大きく前に乗り出し、同時に、しつかりした声で「その点に関して、私はこう思います」 「実は、そのことについて、ぜひお話ししたいことがあるのですが」などと切り出すと、周囲の注目を集めることができます。

一般に正しいとされる座り方は、イスをしっかり引き、背中をきちんと背もたれにつけて姿勢良く座ることですが、いったんこの姿勢をとってしまうと、机と身体の間にスペースがなくなるために、なかなか自由に動けなくなってしまいます。

前に乗り出すためには、あらかじめテーブルとの間に距離をとり、また、イスにあまり深く腰掛けないでいることが大切なのです。

前後の動き、特に前に乗り出す動きが少ないと、礼儀正しくは見えますが、やる気や熱心さはあまり感じられません。

「あの人は真面目だけれど、ちょっと堅すぎる」 「きちんとしてはいるがあまり面白みがない」などと言われる人は、人と話をするときに、ほとんど前後に動かないことが多いのです。

もしもあなたが目立たないことに悩んでいるなら、意見を言うときにぐっと前に乗り出す動きをすることが有効です。

あなたのやる気や熱意が伝われば、相手は必ず話に耳を傾けてくれるはずです。

次回の、「(58)空中をたたくと自信がみなぎる」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「人は動きだ!」日本経済新聞社より抜粋したものです)

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