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2017年6月18日 (日)

(54))「手のひらを突き出せばはっきり断れる(その1)」

こんにちは。

はっきりした人か否かは、はっきりした「動き」を行うか否かで判断されます。

「赤色の方を下さい」

「青色の方を下さい」

などと答えながら、手や指ではっきりと、答えた「モノ」を指し示すアクションを伴えば、相手が間違えることはありません。

しかし、

「私は駄目です」

「私は要りません」

などと、断ったにもかかわらず、そのことが相手に伝わらない人がいます。

「私は駄目です」とか「私は要りません」などと「ことば」としては明確に答えているにもかかわらず、お酒などを積極的に勧められてしまう場合には、相手が納得できるような、はっきりとした断り方が必要になります。

いったいどうすれば一瞬で相手に自分の意志を伝えることができるのでしょうか?

さて今日は、「手のひらを突き出せばはっきりと断れる」というお話の前半です。


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(54)手のひらを突き出せばはっきり断れる(その1)

NOと言えない日本人といわれて久しくなりますが、現代の若者は責任を回避したり、仲間はずれを避けたりするために、ますますものごとをはっきりさせたがらなくなったといわれています。

しかし、NOをはっきり言わないための弊害はときとして大きな人間関係のトラブルを巻き起こします。

ウソや裏切りやドタキャンの多くは、実は初めからやる気がなかったにもかかわらず、はっきりとNOと言わないところから生じていることが多いのです。


30_3


もしもあなたが上司や部下や恋人や友人から、約束を守らないとか、はっきりしないとか、ドタキヤンばかりすると思われているとしたら、あなたとしてはすでに断ったつもりでいることが、相手にはなかなかきちんと伝わっていないという可能性があります。

あるいは、あなたがどうやって断ったらいいのかがよくわからないまま、ずるずると時間がたってしまったことで、相手は約束したと思い込んでいるのかもしれません。

相手にそういう不本意な誤解を与えないためにも、断るときには、やはりはっきりと相手に自分の意図を伝えなければなりません。


30_1

NOを明確に伝える一番簡単な方法は、「結構です」 「いりません」などの断りのことばを言いながら、手のひらを相手の方に勢いよく突き出すことです。

このとき、大切なのは出した手をすぐに引っ込めずに、相手がその意味を十分に認識するまで、きちんと静止させることです。

この動きは交通整理や車の誘導などにも有効な方法ですが、それだけに一般の人間関係ではあまりにも強烈すぎて、人間関係にヒビが入ってしまうかもしれませんから、使い方に気をつけてください。

次回の、(55)「手のひらを突き出せばはっきり断れる(その2)」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「人は動きだ!」日本経済新聞社・1986年版より抜粋したものです)

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