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2017年6月22日 (木)

(55))「手のひらを突き出せばはっきり断れる(その2)」

こんにちは。

前回のブログでは、「NO!」を明確に伝える簡単な方法について、次のようにご説明しました。

====「結構です」 「いりません」などの断りのことばを言いながら、手のひらを相手の方に勢いよく突き出し、相手がその意味を十分に認識するまで、きちんと静止させることです。=====

確かにこのように断ることによって、自分の意志を相手にはっきりと伝えることができますが、それには、「
一点注意の動き」と「接近の動き」あるいは「突進の動き」が必要になります。

強い意志を表現する「
攻撃の動き」も加われば、よりいっそうきっぱりと断る意志を、相手に表現することができます。

しかし、断ることが苦手な人は、以上の動きを持ち合わせてはいません。

むしろ、相手の意見を受け入れやすい「
協調の動き」を持ち合わせていたりもします。

そのような人は、相手に断りたい時に、「ことば」中心になったり、ついついはっきりと断る機会を失ったりしてしまうのです。

ところで、小中高生のいじめ問題と、「NO!と言えない生徒」には、非常に深い関係があります。

いじめを受ける生徒は、いじめる生徒に対して、はっきりと「NO!」と断れないことが、いじめを受けるきっかけとなり、その後も、いじめを断り切れずに継続させてしまうのです。

いじめを受ける生徒に、きっぱりといじめを断ることができる具体的な断り方を教えても、その行為に不可欠な動きを持ち合わせていなければ、うまく表現することができないのです。

いじめ問題は、いじめを受ける生徒はいじめる生徒に対して、きっぱりと断ることができないという観点から、解決されていかなければなりません。

いじめる生徒、いじめられる生徒、そしてそれらを傍観する生徒など、様々な個性を持った生徒達を、強制的に一つのクラスに縛って教育するという、現在の教育のシステムを根本的に改善していかない限り、いじめを受ける生徒の「命」を救い出す方法はないのです。

さて今日は、「きっぱりと断る具体的な方法」についての後半のお話です。


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(55)手のひらを突き出せばはっきり断れる(その2)

親しい人に対して、もっと穏便に、けれどもきっぱりと断りたい場合には、手のひらを突き出す代わりに、手を敬礼のように顔の横に上げ、手と一緒に勢いよく頭を下げます。

困ったような顔をすることと、頭を下げることによって、相手に対するすまなさを表現する一方で、手と頭を下の方向に力を入れて動かすことによって、断る意志が固いことを表現します。

30_2_3

何回かこの動きを繰り返せば、あなたが拒否しているという意図は十分に伝わります。

あからさまにNOと言わなくても、何となく通じるという価値観で生きてきた日本人にとって、はっきりとNOを表現することにはまだまだ多くの抵抗があるでしょう。

しかし、国際化し、誰にでもわかりやすい意思表示が要求される現代社会では、必要に応じてきちんとNOが言える人こそが多くの信頼を獲得するのです。

次回の、(56)力強くうなずくと信頼性が増す」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「人は動きだ!」日本経済新聞社より抜粋したものです)

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