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2017年6月13日 (火)

8.コミュニケーションにおける①「動作信号」とは?

こんにちは。

現在でも、多くの人たちは、コミュニケーションは「ことば」が中心で、「動作」が果たす役割は大きくないと考えています。

そのために、「動作」のことは、「しぐさ」あるいは「身振り手振り」などという言葉で解釈され、様々な「動作」が発信しているメッセージはほとんど無視されているのが現状です。

そして、「動作」(しぐさ=身振り手振り)が伝えるメッセージを無視して、「ことば」中心のコミュニケーションを行っている結果、様々な人間関係が破綻をきたしています。

しかし、実際には、私たちは相手が話す「ことば」を、そのまま鵜呑みにしているわけではなく、その場の雰囲気から、聞き取った「ことば」以外の情報を解釈をしながら、コミュニケーションを交わしていることも事実です。

それでは、私たちは、コミュニケーションにおいて、「ことば」以外の何の情報を手掛かりにして相手の真意を汲み取ろうとしているのでしょうか?

実は、相手が話す「ことば」に伴われる身体の動き(しぐさ=身振り手振り)が伝えるメッセージを読み取っているのです。

さて、今日は、コミュニケーションにおける「動作信号」(しぐさ=身振り手振り)の役割を理解していくために、まずは、「人の動きの分類」についてのお話です。


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12.コミュニケーションにおける「動作信号」とは?

①動作信号

私たちは日ごろ、自分の動作や他人の動作について特に関心を持って眺めたりはしません。

けれども、人は実に様々な動作をし、そしてその動作を通じて非常に多くのことを伝達しあっているのです。

このように動作はたいへん重要な役割をはたしているのですが、動作そのものをとらえることが難しいため、なかなか研究が進みませんでした。

●三種類の動作分類(水平面の動作、垂直面の動作、矢状面の動作)
 

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動作は一瞬のうちに次から次へと変化していくので、思い出したり、記録したりするのはとてもたいへんです。

感覚的には、自然な感じの動きと不自然な感じの動きを区別することもできるのですが、具体的にどこがどう悪かったのか、どこをどう直せばいいのかなどといったことを説明するのは困難です。

私たちは一見非常に複雑な動作をしているように思いますが、実は、次のような法則にしばられていることがわかります。

一つは人間が動ける範囲はその人間が手や足を伸ばして届く空間に限られているということです。

人間そのものが移動することはできますが、手や足の長さを変えられない以上、人間は自分をすっぽりと包むアワのような空間の中で生活しているのです。

二つ目は、その空間の中を動く時の動作が、A水平面の動作、B垂直面の動作、C矢状面の動作、の三種類に分類されるということです(W・ラム、E・ワトソン「ボディコード」、紀伊国屋書店)。

どんなに複雑に見える動作でもこれらの三つの動作がお互いに複雑に組みあわさってできているということがわかるのです。

※次回、「9.水平面の動作とは?」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「入りやすい店売れる店」日本経済新聞社より抜粋したものです)

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