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2017年5月10日 (水)

(25)「中座したり、ぷいと顔をそむけると相手を動揺させられる(その1)」

こんにちは。

昨日の
ブログで、あなたの身近な上司や部下や同僚の「うなずき」を観察するだけで、おおよそのタイプに分けられることについてご説明いたしました。

もしも、あなたの上司が、「はいわかりました」あるいは「よしわかった」等と返事をしながら、いつも、下に向かって圧力が入る「うなずき」をする人であったとします。

その場合は、あなたを含む部下たちにとって、大変ラッキーな上司だということになります。

なぜならば、あなたの上司は、日々、自信と責任を持って仕事に対処し、何か問題が生じた場合には、持ち前の決断力と責任感を発揮して、部下たちから厚い信頼を獲得していくタイプの人だからです。

ただし、必ずしも、下に向かって圧力が入る「うなずき」をする上司が、全員そのような上司とは限りません。

自信と責任感を持っていながらも、どうしても行動力が伴わない上司も存在します。

また、自信と責任感を持っていて、行動力があるにもかかわらず、目標や目的を明確にすることが苦手なために、なかなか信頼を獲得できない上司も存在します。

したがって、「人はわからない」という結論になりがちなのです。

しかし、あなたの上司の「うなずきの仕方」を知ることによって、あなたの上司の行動の仕方の約三分の一は予測できることになります。

残りの三分の二は、あなたの上司の「
お辞儀の仕方」と「案内の仕方」に隠されています。

それが分かれば、ほとんど正確に、あなたの上司の行動の仕方を、事前に予測することができます。

その話は、また後日、おいおいにて…。

さて今日は、「意識的に中座したり、顔をそむけたりして、相手を動揺させる」動きのテクニックについての話です。


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(25)「中座したり、ぷいと顔をそむけると相手を動揺させられる(その1)」

相手をあからさまに避けることによって、強い怒りを表現する方法があります。

例えば、凝視していた相手から突然視線をはずしてプイと横を向いたり、その場から急に立ち去ったりすることは、能動的に相手を無視していることを強烈に印象づける動きです。

このような動きは、面と向かって激しく怒られる以上に私たちに大きなダメージを与えます。

14_1
なぜなら、人間関係の中で、相手に無関心になられるほど損失の大きいものはないからです。

よく、愛と憎しみは同質のものだといわれますが、それはどちらも相手に対する強い関心の表現にほかならないからです。

憎しみは、時間をかけて誤解を解けばいつかは愛に変わる可能性がありますが、まったくの無関心に対しては手の打ちようがありません。

つまり、愛の反対は憎しみではなく、無関心なのです。

何度しかっても子供が言うことを聞かなくて困った母親は、最後には「あなたなんかうちの子じやない! お母さんはあなたなんか知らない。好きにしなさい!」と言ってそっぽを向きます。

すると、どんないたずら坊主でも、母親に捨てられることを恐れるために、泣いて許しを請うことになるでしょう。

愛する人に無視され捨てられることは非常につらいことなので、私たちは相手に無視されそうになると、ついつい譲歩してしまうのです。

この続きは、

次回の、(26)「中座したり、ぷいと顔をそむけると相手を動揺させられる(その2)」へ。


(※以上の文章とイラストは、拙著「人は動きだ!」日本経済新聞社より抜粋したものです)

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