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2017年5月19日 (金)

(34)「「きちんとお礼を言わなければ心からの感謝は通じない(その2)」

こんにちは。

日本人にとって、「お辞儀」は礼儀作法の基本です。

そして、家庭や学校で「お辞儀」をすることを教育され、特にビジネススクールや企業内研修において、具体的な「お辞儀」の仕方が教育されています。

そのために、ほとんどの日本人が、友人に会った時などは軽い会釈のお辞儀をし、また上司やお世話になった人への場合は、深いお辞儀をする等して、日常において頻繁にお辞儀を行っています。

一般的には、お辞儀は、次のように四分類されていますが、

①会釈      15度のお辞儀
②敬礼      30度のお辞儀
③最敬礼    45度のお辞儀
④最大最敬礼 90度のお辞儀

実際には、相手やその時の状況に応じて、大体の角度で使い分けられているのが普通です。

そして、ほとんどの人は、お辞儀の角度によって、相手に伝わるメッセージが大きく異なるのだと考えています。

しかし、お辞儀の角度が伝えるメッセージよりも、もっと重要なメッセージが、お辞儀」の仕方によって、相手に伝わってしまうということが見逃されています。

 

①下に圧力を入れる「お辞儀アクション」からは、自信や責任感。
②下に圧力を抜く「
お辞儀アクション」からは、無気力や落胆。
③上に圧力を抜く「
お辞儀アクション」からは、協調や賛同。
④上に圧力を入れる「
お辞儀アクション」からは、自分本位。
⑤言葉だけで全く「
お辞儀アクション」をしない場合は、不明確。

等、「動き方」によって、全く異なるメッセージが相手に伝わります。

したがって、ただお辞儀をすれば良いと油断をしていると、とんでもないメッセージが相手に伝わって、思いもよらない失敗が生じる場合があることをどうぞお忘れなく…。
 

 

さて今日は、「ちょっとした親切に対するお辞儀の仕方」のお話です。 

 

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(34)きちんとお礼を言わなければ心からの感謝は通じない(その2)

次に、落としたものを拾ってくれたとか、忘れ物を注意してくれたなどの、ちょっとした親切に対するお礼の場合ですが、そういうときは、相手はすでに歩き出していたり距離が遠かったりすることが多いので、できるだけすばやくお礼を言うことが大切です。


19_2

 

まず、相手の注意を引くために必要なら声を掛け、相手が自分を見たら、相手の方に軽く乗り出してはっきりと相手の目を見つめます。

これは「ほかならぬあなたにお礼を言うのです」ということを知らせるためで、相手が気づいたと思ったら、すかさず、勢いよく前傾して大きな声でお礼のことばを言います。

そのまま、ちょっと静止し、今度は勢いよく後ろにもどります。

このような速くて強い動きを使うと、相手の注目を引きやすく、お礼を確実に伝えることができます。

次回の、(35)「きちんとお礼を言わなければ心からの感謝は通じない(その3)」に続く。


(※以上の文章とイラストは、拙著「人は動きだ!」日本経済新聞社より抜粋したものです)

 

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