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2017年5月23日 (火)

(38)「緊張したまま不動を保つと、礼儀正しく感じられる(その1)」

こんにちは。

応募者の写真はもちろん、趣味や特技や応募理由などを見たり読んだりしても、「人は会ってみなければわからない」と大抵の面接官が感じています。

それでは、直接会って、応募者の何をチェックするのでしょうか?

おそらく、次の10個のコミュニケーション信号の内、面接官それぞれの裁量で、何点かがチェックされているに違いありません。

①性別・年齢信号
②容姿信号
③表情信号
④視線信号
⑤話し言葉信号
⑥音声信号
⑦動作信号
⑧空間利用信号
⑨接触信号
⑩におい信号

スマホが普及した近年では、事前に応募者の動画チェックをした上で、第一次審査の合否を決定している企業も登場しています。

さて、面接官が応募者に直接会って、一番わかることは、応募者の「リアクション」の仕方です。

応募者が面接官の質問をいかに聞き取って、いかに返答するか、その時の応募者の
身体の動き(身振り手振り=しぐさ)こそが、直接会って審査できる重要な材料です。

しかし、非常に残念なことは、応募者の身体の動き(身振り手振り=しぐさ)を正しく観察分析できる面接官は非常に少ないということです。

仮に応募者の方が、面接官の身体の動きをはるかに凌ぐ動きを持っていたとしても、面接官自身の身体の動きが欠落しているという理由によって、合否が左右されてしまうのです。

人の行動を決定づけている
「人の動き」の情報が、一日も早く明白になることを希望しています。

今日は、「身体をじっとしたまま、緊張を保ち続ける」と、礼儀正しい人だというイメージが伝わるというお話の前半です。


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(38)緊張したまま不動を保つと、礼儀正しく感じられる(その1)

自分が劣位な状態であることを表現する方法には、大きく二つの系列があります。

一つは、先に説明したように、身体の力を抜いて身体を低く小さくすることで、もう一つは、反対に身体に力を入れて姿勢を正し、緊張したままじっと動かないでいることです。

二つは矛盾するようですが、前者は相手に対する敗北を表現し、後者は上位者ほど働く必要がないのでゆったりとリラックスし、地位が下がるほど緊張していなければならないということを反映しているといわれています。

↓だらだらしていたり、リラックスしていると、劣位を表現しにくい。


21_3



次回の、(39)「緊張したまま不動を保つと、礼儀正しく感じられる(その2)」に続く。

(※以上の文章とイラストは、拙著「人は動きだ!」日本経済新聞社より抜粋したものです)

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