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2017年2月13日 (月)

ざっくり店舗観察(1)新宿ルミネ2・1階「ラデュレ」

こんにちは。

「人の動き」という観点で、店舗を分析することを、

「三空間店舗分析」と呼んでいます。

三空間(=商品空間と店員空間と客空間)と、店員と客のアクションを

分析することによって、

売れる店と売れない店の要因を、「ごくごく、ざっくり」と、

レポートしてまいります。

今回は、JR新宿駅・南口改札口そばにある、「ルミネ2」1階の店を、

観察しています。



01


この店は、南口改札方面からの入り口そばに立地した、洋菓子店「ラデュレ」です。

典型的な「駅ソト・ショップ」として、通行客の多い立地にあるこの店は、

「マカロン」売り場と「アイスクリーム」コーナー(現在は販売休止中)と

「イートインコーナー」を持った、人気のスイーツ店です。


Photo_2

↑店舗の右側のコーナーには、

現在はアイスクリームの販売コーナー(LADUREE GLACES、現在は販売休止中)で、

店舗の左側にイートインコーナーが用意されています。


Photo_3

↑店舗の左側がイートインコーナーとなっています。


Photo_4

↑店舗の中央が、「マカロン」の対面販売コーナーとなっています。

この店が大勢のお客様を引きつける秘密は、この対面販売コーナーの

「客空間」にあります。(後述)

この店は、複雑な店舗構造をしていますが、

大勢の通行客が行き交う立地に位置しているために、

ほとんど店の構造は目立ちません。

Photo_5

①右側が「店員空間の狭い、接触型店」(アイスクリーム・現在は販売休止中)

Photo_7


②中央が「店員空間の狭い、引き込み型店」(マカロン)

Photo_8

③左側が「イートインコーナー」

となっています。

「イートインコーナー」の客の姿は、「サクラパワー」を発揮して、

この店全体の「なわばり」を解除する役割を果たしています。

しかし、この店がお客様を引きつける一番の要因は、

中央の「店員空間が狭い、引き込み型店」の

三空間店舗構造にあります。


一般的に、

「店員空間の狭い、引き込み型店」が

「なわばり」を解除してお客様を引きつける場合は、

次のような店員とお客様のアクションが生じたときです。


(1)他の客に接客中の店員のアクションは、

「なわばり」を解除してお客様を引きつけます。


Photo_5

(2)作業中の店員のアクションは、

「なわばり」を解除してお客様を引きつけます。

Photo

(3)「客空間」に存在する客の姿は、

「サクラパワー」を発揮して、「客空間」の「なわばり」を解除するために、

他の通行客を引きつます。


Photo_3

「ラデュレ」の「マカロン」コーナーの場合は、

「商品空間」を店内にセットバックしていますが、

通路に面した「客空間」には、ガラスなどのファサードもなく

前面がオープンになっています。

そのために、「客空間」は、常に「なわばり」が解除された状態となっています。

そのことが、この店に大勢のお客様を引きつける大きな要因となっているのです。

新宿駅南口の改札口そばという、最高の立地で、

「なわばり」を解除しやすい店舗構造のこの店から

お客様が遠ざかってしまう、という事態が生じるとしたら、

それは代表商品が「商品パワー」を失ってしまった時でしょう。


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【関連記事】

1.なわばり主張・なわばり解除

2.三空間による店の4分類

3.サクラパワー現象

4.客を遠ざけるアクション、引き付けるアクション

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