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2017年1月13日 (金)

(16)お辞儀アクション2.頭をゆっくり下げて、勢いよく上げる(2)うまくいく場合・うまくいかない場合

こんにちは。

日本人は、

他人に迷惑などをかけた場合には、

必ず「ことば」に「お辞儀アクション」を伴って、お詫びをします。

「誠に申し訳ございませんでした」などのことばと共に、

深々と頭を下げる「お辞儀アクション」を繰り返します。

ところが、

深々とした「お辞儀アクション」を伴ったお詫びを、

受ければ受けるほど、なんだか腹が立つ「人」が存在しています。

それは、「お辞儀アクション」の仕方に大きな問題が潜んでいるのです。

深々と下げた頭を、一気に勢いよく上げる「お辞儀アクション」は、

受ければ受けるほど、なんだか嫌な感じがしてしまいます。

それは、「勢いよく頭を上げる」お辞儀アクションからは、

「自分本位」「自分勝手」「自己中心」等のメッセージが発信されるからです。

そのために、「申し訳ございません」と言われるたびに、

どんどん不愉快になってしまうのです。

このように、

誰でもが簡単にできると思われている「お辞儀アクション」は、

実は、自分自身の「動きの癖」の影響を受けて、

とんでもないメッセージを発信してしまうことになるということを

理解しておく必要があるのです。


さて今日は、前回の

「(15)お辞儀アクション2.頭をゆっくり下げて、勢いよく上げる(1)アクション言語」

に続いて、

「(16)お辞儀アクション2.頭をゆっくり下げて、勢いよく上げる(2)うまくいく場合・うまくい

かない場合」というお話です。

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(16)お辞儀アクション2.頭をゆっくり下げて、勢いよく上げる

(2)うまくいく場合・いかない場合


◆接客には不向きなお辞儀

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このお辞儀アクションは、

上に向かって勢いよく動く癖のある人がやりがちなお辞儀です。

このお辞儀アクショ ンからは、

「強い信念を持っている」 「自分本位」というアクション言語が発信されるために、

一般的な接客には不向きです。

なぜなら、普通の接客の場合、

特に強い信念や、自分本位で押しつけがましい態度は

お客様に好まれないからです。

しかし、一方で、

このようなお辞儀 をする人は気が強くしっかりしているように見えるので、

何かトラブルが生じた時には強い味方になってくれそうなイメージもします。

接客関係者でも少し偉い立場の人で

こういうお辞儀をする人は意外に たくさん存在しています。

自分の信念を貫こうとするところが、

組織の中 でリーダーシップを発揮するのに役 立ち、

出世につながるためだと考えら れます。


◆ウソになるお辞儀

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お客様にお詫びする時には、

決してこのお辞儀を使ってはいけません。

なぜなら、「謝っているようでいて、本心は悪いと思っていない」

というイ メージになるからです。

問題を起こした企業の上層部の謝罪会見の様子を見ると、

神妙に頭を下げている幹部の中に、

どうしても一人だけぴょこんと頭を上げてしまう人が交じっていることがあります。

面白いことに、

意外にトップである社長や会長にこのようなお辞儀をする人が多いのですが、

そのようなお辞儀アクションは、

視聴者に「この人は本心では反省していない」

という印象を与えてしまうことになります。


◆テレビのドラマによく出てくるお辞儀

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この「頭をゆっくり下げて、勢いよ く上げる」お辞儀アクションは

ドラマ や映画の中では意外にたくさん使わ れています。

自分の信念を貫こうとする主人公が、

ぬれ衣を着せられて仕方なく謝罪したけれど、

本当は自分は悪いと思っていない!

というような状況 で、

主人公の悔しさを表現するために使われることが多いアクションです。

※明後日の、「(17) お辞儀アクション3 頭を勢いよく下げて、ゆっくり上げる(1)アクショ

ン言語」に続く。

(※以上の文章とイラストは、アプリ・「接客上手下手はアクションで決まる」より抜粋したも

のです)

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12.お辞儀アクションの分類

13.お辞儀アクション1.頭をゆっくり下げて、ゆっくり上げる(1)アクション言語

14.お辞儀アクション1.頭をゆっくり下げて、ゆっくり上げる(2)うまくいく場合・うまくいかない場合」

15.お辞儀アクション2 頭をゆっくり下げて、勢いよく上げる(1)アクション言語

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