« 27.連れの料理が直ぐに出てくる店に、お客さんは引きつけられる | トップページ | 28.食べ終わらない人のコーヒーまで一緒に出さない店に、お客さんは引きつけられる »

2016年10月16日 (日)

9.「機敏な人」が「達人店員」である可能性が高い要因とは?

こんにちは。

陳列ケースを挟んでお客様と対面しながら販売する方法は、

「対面販売」、

お客様の横に並んで説明しながら販売をする方法は、

「側面販売」と呼ばれています。

「対面販売」は、百貨店の食品フロアや貴金属コーナーや化粧品コーナーなどに

主に見られます。

また、「側面販売」は、百貨店に限らず、ファッションや雑貨などの

様々な店で見られます。

そして、二つの販売形態ごとに、良く売れる店員=「達人店員」が存在しています。

「側面販売」の場合は、

いわゆる「機敏な人」と思われる人が、

「達人店員」である可能性が高くなります。


さて今日は、

「側面販売」での「達人店員」には、

なぜ「機敏な人」と思われる店員が、

高い売り上げを上げることができるのかについて、

ご説明いたします。

09_2

上のイラストは、ファッションのリアルショップにおいて、

お客様の要望に対応して、わかりやすい案内や説明をしながら、

次々と商品を紹介している店員の動きを描いています。

この店員は、案内や説明を行う場合には、

(1)手や指を使って、自分が向いている方向(内側)を、

はっきりと指し示す動き(一点注意の動き)を伴いながら話をするために、

お客様は非常にわかりやすく感じます。

01_2


しかし、この店員の一番の特徴は、

(2)手や身体を使って、後ろに向かって素早く引く動き(機敏の動き)をたくさん使って、

次々とたくさんの商品を紹介することです。

10_2


したがって、

「こちらがご希望の商品ですが、少々お待ちくださいませ」

と言うや否や、素早く、くるりと踵(きびす)を返して立ち去り、

あっという間に引き返してきては、

「こちらもご希望の商品に近いものです」

などと言って、次々と商品を運んで来ては、

手際よく案内や説明を繰り返します。

「側面販売」の店では、お客様と店員は

店内の共通の空間を利用するために、

お客様は、店員との距離感に敏感になっています。

しかし、この店員は、

お客様のそばにぴったり張り付いたりせず、

つかず離れず程よい距離を保ちながら接客を続けるために、

ほとんどのお客様から「感じの良い店員」だと思われます。

その結果、感じの良い「機敏な店員」が、

高い売り上げを上げるのです。

もしもあなたが販売関係者の場合は、

身近で、「機敏な動き」をする「達人店員」に気がつくはずです。

そうでない場合には、

あなたが立ち寄る店で、「機敏な店員」が、「達人店員」であることを

実感してみてください。


【関連記事】

1.案内の上手な店員は「案内」の動きを持っている

2.話が面白い店員は、相手の注意をそらす動きを持っている。

3.細かい部分まで長く説明を続ける店員は、「優柔不断」な動きをもっている

4.「わかりやすさ」や「安心」は、お客様を「感動」させる。

5.丁寧で優しいにもかかわらず、わかりやすい店員は、まれに存在する。

6.自分の意見を主張してしまう店員は、自分勝手になりやすい動きの影響を受けている。

7.いかにも信頼性に欠ける案内や説明になりやすい店員の「動き」とは?

8.わかりやすい案内や説明を、熱心にしてくれる店員の動きとは?


この正座の場所を
応援クリック
お願いいたします


人気ブログランキングへ

|

« 27.連れの料理が直ぐに出てくる店に、お客さんは引きつけられる | トップページ | 28.食べ終わらない人のコーヒーまで一緒に出さない店に、お客さんは引きつけられる »

◆店員の動きが接客の良し悪しを左右する」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119616/64338620

この記事へのトラックバック一覧です: 9.「機敏な人」が「達人店員」である可能性が高い要因とは?:

« 27.連れの料理が直ぐに出てくる店に、お客さんは引きつけられる | トップページ | 28.食べ終わらない人のコーヒーまで一緒に出さない店に、お客さんは引きつけられる »