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2016年4月13日 (水)

今もっとも注目されている、JR新宿駅の四つの「駅ソトショップ」の「移動空間(道)」の違い。

こんにちは。

JR新宿駅のルミネ1、ルミネ2、ルミネエスト、そして3月25日オープンしたニュウマンの商業集積は、今一番注目されている「駅ソトショップ」です。

(1)新宿駅東口の「ルミネエスト」は10代のピュアヤングをターゲット

(2)南口の「ルミネ2」は流行重視の20代OLをターゲット

(3)同じく南口の「ルミネ1」はベーシックスタイルのキャリア系お姉さんをターゲット

(4)新南口にできた「ニュウマン」は30代~40代のより洗練された女性をターゲット
(※流通ニュースより)

以上を主力ターゲットとして、マーチャンダイジングされたそれぞれの商業集積を、「人の動き」という観点から観察しレポートを続けています。

さて、今日は、四つの商業集積の「移動空間(道)」についてご報告します。

それぞれの商業集積の「移動空間(道)」の特性を感じ取ってください。


(1)「ルミネエスト」(10代のピュアヤングをターゲット)

Lumine_est_2
※ルミネエストのファサード(JR新宿駅東口)

Photo
※両側に店がある通路が長く続き、一日中通行客が絶えない。


Photo_2
※ほとんどの店の構造は「店員空間のない接触・引き込み・回遊型店


(2)「ルミネ2」(流行重視の20代OLをターゲット)

Photo_3
※ルミネ2のファサード(ニュウマン側より撮影)

Photo_4
※両側に店のあるやや長い通路


Photo_5
※店の構造は、「店員空間のない、接触・引き込み・回遊型店」と「店員空間のない、引き込み・回遊型店」が混じっている。


(3)「ルミネ1」(ベーシックスタイルのキャリア系お姉さんをターゲット)

Photo_6
※ルミネ1のファサード(甲州街道交差点より撮影)

Photo_7
※両側に店のある通路は短い


Photo_8
※店の構造は「店員空間のない、接触・引き込み・回遊型店」と「店員空間のない、引き込み・回遊型店」が混じっている。



(4)「ニュウマン」(30代~40代のより洗練された女性をターゲット)

Photo_9
※ニューマンビクトリア側入り口(一階)


Photo_10
※どの通路を移動しても、すぐエスカレーターが目にはいる。


Photo_11
※両側に店がある通路は「ルミネ1」よりももっと短い。店の構造は、「店員空間のない、接触・引き込み・回遊型店」も混じっているが、全体的に「店員空間のない、引き込み・回遊型店」のイメージが強い。


一日の乗降客数は約350万人と言われる新宿駅は、世界の駅別乗降客数ランキングで一位となっています。

乗降客数ランキングの1位から23位までを日本の駅が独占し、50位までをほとんど日本の駅が占めています。

以上のことからも今後、新宿駅の商業集積(「駅ナカ・駅ソト」)が、全国各地の新しい商業集積の発信源になることは想像するに難くありません。

つまり、新宿の「駅ナカ・駅ソト」で、大勢のお客様を引きつけている店には、これからの店の「売れる要因」が存在し、また反対に大勢のお客様を遠ざけている店には、これからの店の「売れない要因」が存在しているのです。

店が店員の「なわばり」であることは、誰もが否定できない事実です。

そして、店が大勢の見知らぬ通行客が行き交う「道」にこそ、発生してきたことに関しても…。

今、日本の店は、大勢の見知らぬ通行客が行き交う「道」(駅)に蘇り、「店」本来の性質を取り戻して、全国各地に登場しようとしているのです。


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5.東京・JR新宿駅・新南口の駅ソト「ニューマン」を構成する店舗構造は「道」にふさわしいか?

6.JR新宿駅・新南口の駅ソト「ニュウマン」の通路(道)が、移動空間の「道」としてはなぜ弱いか?

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