駅ソト「ニュウマン」は「道」のある商業集積か?(東京・JR新宿駅新南口)
こんにちは。
すでにご報告の通り、3月25日に、東京・JR新宿駅南口に、ルミネの大型商業施設「ニュウマン」が第一期オープンしました。(第二期開業は4月15日)
※ルミネ2側から、甲州街道を挟んだ外観
かつての新宿の商業集積が、全国各地に広まっていったように、近年の新宿駅の、「駅ナカ」、「駅ソト」の変化が全国各地の関係者達に研究されています。
駅ソト商業集積「ニュウマン」には、2階に「JR改札口側の二か所の出入口」と、1階の「ヴィクトリア側の二か所の出入口」があり、それらの出入り口を利用する通行客によって、周辺のオフィスや商業集積や交通インフラへの「移動空間=道」になりえることが想定できます。
駅ソト商業集積が多くのお客様を引きつけることができる最大の条件は、「移動空間=道」が商業集積内に存在するか、隣接していることだからです。
※2階・JR改札口そばのメインの出入口
※1階・ヴィクトリア側出入口(1)
※1階・ヴィクトリア側出入口(2)
近年の「駅ナカ・駅ソト」に、次々と商業集積が登場していますが、その一番の参考拠点が、新宿の「ルミネ(ルミネエスト、ルミネ1、ルミネ2)」だといわれています。
なぜならば、「「ルミネ」は、日本一の「移動空間=道」を持つ商業集積だからです。
新たな「駅ソト」の商業集積であっても、「移動空間=道」としての特性が弱い商業集積は、多くのお客様を引きつけるのに苦戦を強いられています。
売れる商業集積かどうかは、そこが強力な「移動空間=道」になっているかどうかを見極めることによって判断されます。
約30年前のに日本の商店街に存在していた20店の店を紹介しつつ、それとは対照的な新しい商店街「ニュウマン」とは、いったいどのような「店」なのか?について、引き続きレポートしてまいります。
【関連記事】
1.JR新宿駅新南口に大型商業施設「ニュウマン」が第一期オープン。
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