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2016年2月11日 (木)

66.店主は売れるか売れないかには関係なく、自分の好きな店をつくる

こんにちは。

今日は、「リアルショップあるあるシリーズ(66」の、

「なぜ、店主は売れる店を追求しないで、自分が好きな店をつくろうとするのか?」という話です。

66
※店主の思い入れが強い店ほど、店員が「なわばり」を主張して、売れない店が多い。



多くの支店を持つ販売会社の店やチェーン店以外の、いわゆる個人オーナーの店を見ると、非常に個性的な店を多く見かけることができます。

いったい何を売っている店なのかがさっぱり分からなかったり、いかにもはいりにくそうな店や、ほとんど売れそうにない店が、堂々と他店と肩を並べて存在しています。

それではいったいなぜ、このような非常に個性的な店が存在しているのでしょうか?

それは、ほとんどの店主は、「コスト最小」の生き方に強く影響を受けているからなのです。

ほとんどの店主は、初めは、店を出すからには、絶対に「売れる店」をつくりたいと思っています。

しかし、いざ店をつくり始めると、売れるために不可欠な店舗設計をしたり、商品や客層や立地に合わせた販売方法を調べたり分析したりするのは非常に大変なことなので、ついついそれらを無視して、自分流儀の店舗設計や販売方法を優先してしまいます。

ほとんどの店主は、「コスト最小」の生き方に強く影響を受けているために、自分にとって多くのエネルギーを必要とすることに関してはあまり価値を感じず、自分が好きなことや簡単に取り組めることに関して、必要以上の価値を感じてしまうのです。

したがって、店主が「売れる店」づくりに取り組めば取り組むほど、実際に出来上がった店が、お客様から見て、理解に苦しむような店になっている場合が決してめずらしくないのです。

(この「リアルショップあるある」シリーズの毎回のタイトルは、1995年に単行本、2004年に文庫本、2013年にブログで、「良い店悪い店の法則」として紹介したものです。それを、現在の捉え方でご報告しなおしています。)


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