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2016年2月17日 (水)

69.どんなに大きな店も初めは小さな店だったが、小さな店がすべて大きな店になるわけではない

こんにちは。

今日は、「リアルショップあるあるシリーズ(69)」の、

「どんなに大きな店も初めは小さな店だったが、小さな店がすべて大きな店になるわけではない」という話です。

69

※店をどんどん発展させていく店主も、小さい店のままで続けていく店主も、共に目指しているものは同じである。


世の中には、大きな店もあれば小さな店もあります。

それは、店をどんどん大きくしていきたいと思う店主と、小さい店を長く続けていきたいと思う店主が存在しているからです。

一見、店主ならば誰でもが自分の店を少しずつ大きくしていき、やがては全国にたくさんの店を持つような店主を目指しているように思えますが、実際は決してそうではありません。

それではいったいなぜ、すべての店主は、大きな店をたくさん持つことを目指してはいなのでしょうか?

それは、すべての店主は、「コスト最小」の生き方に強い影響を受けているからなのです。

全国に小さな店がたくさん存在している理由は、大きな店になることを目指して頑張っているか、大きな店になることを目指しながらも、競争に負けて、小さな店のままであることを余儀なくされているかのように感じますが、実際のところは決してそうではなく、ほとんどの店主が大きな店になることを目指してはいないからなのです。

自分一人だけで小さな店を好きなように続けていきたい店主もいれば、信用のおける少しだけの従業員を採用して、小さいながらもきめ細かなサービスを提供していく店を目指す店主もいます。

また、どんどんと従業員と店を増やしていき、全国にたくさんの大きな店を持ちたいと願う店主もいます。

いずれの店主も、自分の置かれた状況の中で、自分の能力に応じた目標に向かって生きていくことが一番「コスト最小」の生き方なのです。

大きな店をたくさん持ちたいと願って突き進む店主の中から、激しい競争に勝ち残った店主が、現在の大きな店の店主なのです。

すべての店主が、それぞれ自分の望む生き方を必ずしも実現できるわけではありませんが、すべての店主はそれぞれが、「コスト最小」の生き方に強い影響を受けているのです。

従って、どんなに大きな店も初めは小さな店からスタートしますが、小さな店がすべて大きな店になるわけではないのです。

(この「リアルショップあるある」シリーズの毎回のタイトルは、1995年に単行本、2004年に文庫本、2013年にブログで、「良い店悪い店の法則」として紹介したものです。それを、現在の捉え方でご報告しなおしています。)



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