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2016年1月22日 (金)

56.さわやかな笑顔を訓練しても、ほとんどの人がさわやかにはなれない

こんにちは。

今日は、「リアルショップあるあるシリーズ(56)」の、

「接客教育で、さわやかな笑顔を訓練しても、大抵の人がさわやかになれないのはなぜか?」という話です。

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※指導者の「さわやかな笑顔」を目指しても、大抵の人は「さわやかな笑顔」を阻む「動きの癖」を持っている。


接客業においては、とにかく「笑顔」で接することが最も大切だと指導されています。

「笑顔」は、一瞬でお客様の心を開く、強力な力を発揮するからです。

そして、「笑顔」の接客教育は、大抵がキャビンアテンダントなどのような接客業に従事していた、笑顔の重要性を熟知している専門家の方々によって行われています。

しかし、誰でもがその気になりさえすればできると思われる「笑顔」ですが、残念ながら、多くの人は長時間の訓練を受けても、それを習得することは容易ではありません。

それではいったいなぜ、「笑顔」の専門家からわかりやすい訓練を受けたにもかかわらず、多くの人は、お客様の心を開く「笑顔」を習得することができないのでしょうか?

それは、サービス業に従事する多くの人たちが、「コスト最小」の生き方に強く影響を受けているからなのです。

実際に、「笑顔」を教える指導者たちが、一瞬にして相手の心を開く素晴らしい「笑顔」を表現できることは間違いありませんが、実は、顔の表情きは個人の「動きの癖」(13種類の動き)に強い影響を受けているのです。

「笑顔」は決して顔の表情だけでできるものではありません。

自然な「笑顔」は、笑顔に必要な動き、すなわち、「接近の動き」と「協調の動き」と「虚脱の動き」を伴って、身体全体で表現されるものなのです。

そのため、これらの「動き」を持たない多くの人たちは、たとえ訓練を受けたとしても、時間が経つとともに、個人の「動きの癖」の影響を受けて、訓練当初の「笑顔」を持続することができなくなってしまうのです。

「笑顔」の指導者たちが、いつでも素晴らしい「笑顔」が表現でき、「笑顔」は誰でもが訓練をすれば簡単に習得することができると思えるのは、指導者たちがもともと「笑顔」に不可欠な「動きの癖」を持っているからなのです。

「さわやかな笑顔」の訓練を受けた多くの人たちが、個人の「動きの癖」の影響を受けて直ぐに「笑顔」を失ってしまうことと、「笑顔」の指導者が、常に「さわやかな笑顔」ができることは、それぞれが同じように、「コスト最小」の生き方を目指した結果なのです。

(この「リアルショップあるある」シリーズの毎回のタイトルは、1995年に単行本、2004年に文庫本、2013年にブログで、「良い店悪い店の法則」として紹介したものです。それを、現在の捉え方でご報告しなおしています。)


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